中学受験の準備は低学年からしておくべき?何年生から?

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こんにちは!

 

10月も残りわずかとなっていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋とさまざまな名前がついていますが、私の中の秋は、楽しい夏が終わっていく切なさのイメージと、受験本番が着々と近付いているなという危機感が感じられる季節です・・・。

 

さて。お子さんに中学受験をさせるかどうかと言うのは非常に悩ましいところですね。

小学校であると、中学受験をする場合でなければ本格的に塾に通っている子供はそんなに多くはないと思います。

 

小学校の勉強について行けるように、または中学生・高校生に向けて計算能力や英語力をつけるため「くもん」に通っている子供もいますが、本格的な「塾通い」はやはり中学受験を意識した子どもたちでしょう。

 

中学受験は、私立の学校を受験するのか公立の中高一貫校を受けるのかで大きく変わってきます。

 

何が違うのかと言うと、「勉強の方向性」です。

 

私立中学を受験する場合、そのほとんどで「知識」を問うてきます。

 

特色ある私立中学では「知識」をさらに発展させ自分の考えを含めながら論述させる学校もあります。

 

一方で公立の中高一貫校などでは試験形態がそもそも「適性検査」というもので、私立中学の「受験」とは異なっています。

公立中高一貫校は教科ごとに問題が分かれておらず、様々な教科織り交ぜた複合的な問題が出題され、それに対して考えを論述で答えるものになります。

 

ですので、私立・公立どちらを受けるかによっても準備を始めるべき学年は変わってきます。

 

そこで、今回は「中学受験」をテーマに、どれぐらいの小学生が中学受験をしているのか、中学受験をするならどのタイミングから準備を始めるべきか、ということについてご紹介させていただきます。

 

中学受験はどれくらいの小学生がしているの?

 

「公益財団法人 生命保険文化センター」が文部科学省の「学校基本調査」(平成27年度)をもとに算出した情報によると、中学生全体の7%が私立中学に通っているそうです。

 

都道府県別に見ると、東京都23.9%が最も高く、続いて高知県17.9%、京都府12.1%、奈良県11.8%、神奈川県10.9%となっています。

 

東京都が全国値の約3倍の数値となっている理由としては、そもそも子どもの数が地方と比べて多いということももちろんですが、有名私立中学が数多く存在していることも理由の一つではないでしょうか。

 

そのような有名私立中学に進学するために一生懸命勉強し、受験すると思うのですが、そのメリットとしては、次に来る「高校受験」の労力を省けることが挙げられます。

私立中学は中高一貫校が多いので、中学でそこに入ることができれば自動的に高校もそのまま進学することができます。

 

さらに、私立中学に入学することで全国トップクラスの大学にかなり進学しやすくなります。

 

 

例えば、2016年度の東大合格者数で断トツ1位を誇る有名な開成は、生徒の7割以上が中学から入学しています。

3位の灘、5位の渋谷幕張においては8割以上となっています。

 

また、同ランキングトップ10に入る聖光学院や桜蔭、栄光学園などは、もはや高校からは入学できない完全中高一貫です。

ですので、周りより少し早くから勉強を始めるだけで、お子さまの将来の可能性は限りなく広がります。

 

公立中高一貫校へ通う生徒は私立中学に比べると少なく、公立中高一貫校の数が多い東京都でも全体の12%程度となっています。

 

しかし大学進学実績は上々で、都立小石川中等教育学校などは2017年に東大生を14名排出しています。

 

低学年から中学受験の勉強は必要?

 

ここまで中学受験のメリットをお伝えしましたが、「受験」となるとやはり他の子との競争になりますし、まだ幼い子どもに遊ぶ時間を奪ってまで勉強しろというのは気が引けますよね…。

 

難関中学受験において数々の実績を持つ個別指導塾SS-1の小川先生によると、中学受験の勉強は小学1年生からスタートすると言っています。

 

ただし、それはやみくもに問題を解かせて受験に直結する「知識を詰め込む」期間ではなく、受験の「土台を作る」期間だと主張します。

「土台」とは、勉強に限らず、スポーツや友達との遊びから得られた経験を通して作られ、どんどん広がっていきます。

 

この「土台」が広ければ広いほど、高学年になったときの学力の伸びが大きくなると言います。

 

さらに、この時期に大切になるのが「親子の信頼関係」です。

 

この信頼関係を築くことで、親の「勉強しなさい」が「自分(子ども自身)のために言ってくれているのだ」と素直に受け止められるようになります。

 

また、勉強の関わり方も「勉強したら、成績があがる」という安心感をこの時期に身に付けることが重要になってきます。

 

このように、低学年からガッツリとした受験対策というのは必要ないかもしれませんが、受験に向けた「土台作り」という点で、低学年から受験活動はスタートしていると言えます。

 

具体的にいつ頃から始めるのがよい?

 

それでは、本格的な中学受験の勉強のスタートはいつでしょうか?

 

まずは私立中学を受験する場合です。

 

一般的に中学受験の準備を本格的に取り組み始めるのは、小学3年生の2月からと言われています。

 

その理由は、中学受験をする子が多く利用する大手進学塾のカリキュラムスタートがその時期だからです。

 

ただ、その大手進学塾に通うためには「入塾テスト」を受験し、合格することが必須になってきます。

その対策も考えると、少なくとも小学3年生の秋頃から勉強を始めていく必要があります。

 

塾に通わずに受験に挑むことももちろん可能ですが、塾を利用することによって受験に関する最新情報や豊富な教材、それぞれの科目のエキスパートな先生方の指導を受けられるので、より合格に近付けると思います。

 

 

小学4,5年生になると、志望校を設定し目標をより明確化していきます。

このときに、実際に志望校を訪問することがポイントです。

 

なぜなら、自分が将来通う学校生活の様子や先輩のいきいきとした姿を直接見ることで、憧れが生まれ、受験に対するやる気がどんどん沸いてきます。

 

逆に、子ども自身のイメージと違ったりしてその学校に行きたいと思わなかったときは、残念ではありますが、志望校を変えるなどの対策をとることが必要になってくるかもしれません。

 

 

では次に、公立中高一貫校の場合です。

 

公立中高一貫校は前述の通り、複数の教科が複合的に出題されます。しかし、これらの問題を解くために必要な知識は、私立中学のように小学生で習う範囲を超えて求められることはあまりありません。

小学校のテストで90点以上をコンスタントに取れているくらいの学力があれば、なんと小学校6年生から始めても十分合格できます。

 

現に私も都立中高一貫校を受験して合格しましたが、塾に通い始めたのは6年生になった頃でした。

 

ただ、もし学校のテストであまりいい成績がとれていない場合はもう少し早く小学校5年生辺りから始めておくと無難です。

 

また、公立は内申点がよく見られます。

 

普段の学校の成績がかなり重要ですので、学校のテストにも注意しましょう。

 

まとめ

 

今回は、中学受験はいつから始めればいいのか、というテーマでお話ししました。

 

全国の割合でみると、私立中学に進学している生徒は多くはありませんが、幼い頃から勉強をする習慣やコツコツと努力する力を身に付けることは、将来きっと子どもの人生に役に立ちます。

さらに、そういった人が集まった学校に身を置くことで、いい環境・いい人間関係の中で成長していけます。そのために、私立受験の場合は小学校低学年から少しずつ準備を始めていきたいですね。

 

公立中高一貫校受験の場合、小学校4年、5年くらいまでは座学としての勉強というより、読書をしたり植物を自分で育てて観察してみたり、あるいはお出かけや旅行をしてみたりと「様々な知識」を付けていくことがとても大切です。

 

あらゆる教科が複合的に問われるので、一つの分野の知識を掘り下げるのではなく幅広い知識を持つような学びが必要とされます。

読書をすると文章力も上がるのでお勧めです。

 

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