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現役で早稲田・慶應いわゆる早慶に合格するのは簡単ではない。

現在は現役と浪人の合格者比率は、現役6~7:浪人3~4くらいであるが、一昔前は5:5に近かった。入学者の最初の話題と言えば、周りの友人が現役か浪人かを確かめることからだったくらいだ。

今回は、私が8か月の勉強期間で現役に早稲田大学教育学部に合格した方法を紹介したいと思う。すべては、計画とノウハウだ。腹に落とし込んで自身の勉強に活かして欲しい。

 

現役で早稲田に合格した方法

まず、高校3年生の6月時点での学力を紹介したい。

高校3年生の6月の模試では、英語の偏差値は約40程度、SVOCの文型もわからない状態からのスタートだった。通い始めた塾では、長文読解の授業を受講していたが、「There is 構文」もわからず、完全にお客さん状態だった。

それでも勉強方法と根性によっては現役で早稲田に合格できる。君にも頑張って欲しい。

1、単語・熟語編

通っている塾では、英単語ターゲット1900と英熟語ターゲット1000を薦められた。

何をしていいかわからなかったので、塾の先生の言うことを愚直に信じて勉強を始めたが、ターゲットは少しレベルが高すぎたかもしれない。ターゲットレベル以下の基礎単語もわからなかったので・・・本来であれば、少し簡単な単語帳から着手するべきであったが、私のすべてをそのまま紹介したい。

 

○英単語ターゲット1900

6月から1日50個ずつ暗記した。難単語に関しては覚えづらかったので1日30個ずつ。7月末に1周が終わったので、約2ヵ月かけてこなしたことになる。

覚え方は、まずは書かずにとにかく隠して暗記した。何周もするうちに書いて覚えるようにもした。3周目が終わったあたりから、成句や派生語も暗記し、結局、入試ギリギリまで毎日かかさずに復習をした。

ターゲット1900の例文はすべて訳せるようにした。

 

○英熟語ターゲット1000

英熟語ターゲットは1日30個ずつ暗記した。約1ヵ月で1周が終わった。

夏休みに何周も何周もしたが、英熟語に関しては英語→日本語しかしなかった。書けるようにする訓練はしていない。ターゲット1000の例文はすべて訳せるようにした。

 

○速読英単語上級編

夏休み前に、「ターゲット1900で早稲田に受かりますか?」と塾の先生に聞いてみたところ、「ターゲットだけじゃ無理だよ」と言われたので、

速読英単語の上級編も夏休みから暗記した。約900掲載されているので、1日30個ずつ覚えて1ヵ月で一通り終わった。文章に関しては夏休みに到底読めるレベルではなかったので、いったん飛ばして単語だけ覚えた。


○問題集・過去問の暗記ノート

上記の単語帳とは別に『暗記ノート』を1冊作っていた。

学校の授業や塾の授業、問題集、過去問(1月から)で出てきた知らない単語や熟語はすべて1冊のノートにまとめて、毎日1回は暗記をするようにした。

7月や8月は知らない単語のオンパレードだったので、1日に30~40個くらい単語をノートに書き込まなければならなかったが・・・常にノートを広げてすぐに書き込めるように習慣化した。
結局、『暗記ノート』は1冊丸々書き込んだので、3000~4000語くらいはなっていた。(細かくビッチリ書いたので)

この仕組みを取り入れることによって最終的にはMARCHレベルの文章であれば、ほぼわからない単語は無くなっていたし、最終的には知らない単語も推測できるようになっていた。

2、文法編

文法はかなり手こずった。

通っていた塾が、地元のレベルの高い人たちが集まっていたので、周りは基礎文法がほぼ完璧だったからだ。

塾では、「英頻」が配られていた。

 

○英語頻出問題総演習

英頻は「ネクステージ」より少しレベルの高い問題集で、並び替え・会話表現・選択・正誤などなど実践的な問題形式が収録されている。

実践的な問題を解くだけの力が無かったので、塾の先生に相談したところ、「お前はもっと基礎からやったほうがいい」と言われ、基礎からやることにした。

 

○Forest&Forest解いてトレーニング


文法書の『Forest』は穴が空くほど読んだ。問題集は問題をすべて覚えてしまうほど、何周も何周も解いた。

Forestに関しては、「今日は不定詞!」と決めて読む日もあれば、学校の授業で不定詞が出てきたら、不定詞の単元を読んだし、塾の長文で不定詞が出てきたら、不定詞を読んだ。

とにかく、何度も何度も読んだ。まるで熱心な教徒のように、寝る前も枕元において、2~3ページを読んでから寝ることにしていた。

 

仮定法や分詞構文の単元に関しては、最低でも100回くらいは読み直したと思う。

長文に出てきて、意味がわからなかったら必ず読むようにしていたからだ。

 

 

○ロイヤル英文法&問題集

 

ロイヤル英文法の文法書に関しては、長文読解でどうしてもわからない時に参照するようにしていた。

ロイヤル英文法はForestよりも細かく載っているので、Forestをほぼ覚えてから読んでみると新たな発見があり勉強になった。

 

ロイヤル英文法問題集はそんなに難易度は高くない。

こちらは最初にすべて解答を写してしまい、赤シートで隠しながら何度も解いた。

問題を解くのが苦手だったので、基本的には最初にすべて解答を写し覚える方式で文法問題は勉強していた。なにより解くのに時間がかかるので・・・写してしまう方が効率が良く思えたのだ。

 

○英文法標準問題

実はこの問題集は、Forestも全然仕上がっていない時に、間違えて買ってしまったのだ。

標準という言葉に騙されたが実際のところ全然「標準」ではない。難関大学を目指す人にとって標準と入れるだろうか。

時期的には11月の1か月間で仕上げた。発音などは飛ばして、必要な部分だけをやるようにした。

 

○英頻

上記の、『Forest』と『ロイヤル英文法』をこなしてからは英頻が驚くほど理解できた。

通っていた塾で英頻が毎週見開き2ページずつ小テストがあったので、その進捗には合わせて暗記していた。

塾では夏休みが終わる段階で、英頻が半分くらいまでいっていたが、9月の頭から一気にスピードをあげて1ヵ月間でほぼ終わらせた。特に後半は会話表現や語形変化等の英単語が多かったので文法の知識がいらなかったからだ。

 

英頻は結局、入試ギリギリまで使用した。

やはり時間が経つと忘れてしまうので、忘れないように何度も何度も復習した。おそらく6月から勉強を始めて使わなかった日は1日もないと思う。

 

 

私は英文科を志望しており、長文が出題される大学が多かった。そのため、文法問題!をバリバリ解く頻度はそんなに多くなかった。

英頻を何度もやる程度で、どちらかと言うと長文読解のために文法を勉強していた位置づけだ。

 

 

3、長文読解編

私が通っていた塾は長文読解に力を入れている塾だった。

月曜日と木曜日に45分ずつ長文読解の授業があり、毎回ノートにすべて訳してくる授業だった。

しかし、先にも述べたが、私は『there is 構文』すらわからなかったので、実際は10月くらいまで授業には全然ついていけていなかった。

 

そこで、自分でどうにしかしなければならない!と思い、問題集を購入し、勉強した。

 

○基礎英文解釈の技術100

2008年に新装改訂して、さらに使いやすくなったが、1994年からのロングセラーだ。

Forestを一通りこなした後に、『基礎英文解釈の技術100』を1題ずつじっくり読んでいったら、物凄く長文が読めるようになった。

大体1日3題ずつ読んでいって、1ヵ月ちょっとで1周が終わった。期間としては、7月半ばから夏休みが終わるまでだ。

夏休み期間中は塾の宿題も出ていたので、少しサボってしまう日もあった。

 

9~11月までは、塾の長文のみやっていた。

塾や予備校で長文読解の授業を取っている人は、基本的に塾や予備校の授業に専念する方がいいだろう。こだわろうと思えば、長文読解の授業はとことんこだわって予習復習ができるわけだから。

 

12月からは、レベル別の問題集を使用していた。残念だが、10数年以上前なので私が使用していた長文の問題集は絶版になっているようだ。

もし今の受験生がレベル別の問題集を使用するなら東進の問題集がオススメだろう。

 

○英語長文レベル別問題集

本屋さんで少し立ち読みをさせてもらって、自分のレベルに合う長文を12月中に30題くらいはこなしたいところだ。

私の場合は、合計36題解いた。

12月にもなると、長文読解力がかなりついていたので、読むのを速くする練習のような位置づけだ。また36題も解くとかなりの数の英単語が入る。だからこそノートにまとめていくのは大事な作業だ。

 

○過去問

年明けから、とにかくたくさんの過去問を解いた。

母親にはかなりお小遣いをもらって、赤本を購入させてもらったが、1日2年分くらいは解いていた。

実際の入試は午前中なので、午前中に3教科1年分。夕方から3教科1年分くらいのペースで解きまくっていたので、1冊の赤本は1~2日で終わってしまう。

それでも自分で購入して解くことに意味がある。

何度も何度も復習ができるし、書き込むことができるからだ。2月の入試までに、15学部くらいの過去問は解いたので、相当数の長文を解いた。

 

ハッキリ言って長文は慣れる。

慣れるまでに基礎をしっかりと身に付ける前提があるが、単語・熟語・構文・文法・読解法を学んで上で数をこなしていけば、この時期に爆発的に英語力がアップするし、長文を読むスピードが速くなる。

 

これが、実際に私がゼロの状態から早稲田大学に現役で合格したまでの勉強量だ。

こなした問題集としては多くもなく少なくもないといったところだろうか。しかし、1冊に対して30周~50周と徹底してこなし何度も何度も取り組んだ。1冊を完璧にする意識は物凄く高かったと思う。

そして使いこなした問題集は入試まで「忘れないようにする」復習もした。

 

 

早稲田に現役で合格する英語の勉強時間

私の場合の受験はあまり参考にならないかもしれないが・・・、国語を捨てて日本史と英語の勉強だけをしていた。

国語を捨てたというよりは、日本史と英語で手がいっぱいで国語までできなかった。そして国語の勉強をどうして良いかわからなかった。という点がある。(塾も国語が無かった)

 

だから英語に関しては、相当な勉強時間を割いた。
6月~8月 : 1日6~7時間
9~12月: 1日5時間
程度は、上記に説明した英語の勉強に時間を割いていた。

実際のところ英単語ターゲット1900と英熟語ターゲット1000で1日2時間程度は時間がかってしまっていたので、単語・文法・長文の順で最初の頃は勉強の比率が高かった。

9月以降からは、長文・単語・文法の順で勉強の比率が高くなっていった。

9月以降に関しては、英単語や英熟語はターゲットを使って「忘れないようにする」作業だったので、1日10分を2~3セットくらいだったろうか。

 

これでも、私立の中高一貫生にように、コツコツと英語を勉強してきた人に比べると勉強時間は少ないと思う。

いかに効率よく勉強していくが?が自分の中でもテーマになっていた。

 

 

 

まとめ

 

実際に私が高校3年生から現役で早稲田大学に合格した英語の勉強について述べてみた。

勉強は孤独だ。成果や進捗は誰のものもわからず、自分のみが自分の勉強について理解できる。

実際に受かった人間がどれくらい勉強したのか?を指針にしてみてほしい。