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名門大学に1年留学した私が教える意味のない無駄な留学にしないための方法

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私は2007年から1年間、アメリカ西海岸のいわゆる名門大学に留学をした。

この記事はこれから留学を考えている大学生や高校生向けの記事である。

将来子供を留学させたい!と考えている親御さんにとっても有意義な知識になると思うので、是非参考にしてほしい。

 

留学人口はどんどん増えているが、社会に出て『本当に留学していたの?』と言われる人達も少なくない。

いっぽう、留学経験を生かして大手証券会社に就職したり大企業に就職して海外勤務をするエリート組もいる。

この違いはいったいどこから来るのか?といった点について解説していこう。

 

留学にも様々な種類がある

一言に留学と言っても様々な種類がある。

難易度が高い順に紹介していく。

1、大学内にて選考による交換留学
2、大学が用意している留学プログラム
3、休学をして民間の留学プログラム

 

ワーキングホリデーは留学ではないため省く。

1、大学内にて専攻による交換留学

こちらは日本の大学の生徒と海外の現地の学生を交換する交換留学の制度だ。

学生の留学という点においては最も難易度が高いと言えるかもしれない。

というのも、日本の大学が留学に力を入れているかどうか?によって留学できる人数や現地の大学のレベルが異なるからだ。

 

例えば、私は早稲田大学に留学をしたが、幸か不幸か私が留学する2年ほど前に

国際教養学部という学部ができて、留学生は全員1年間の留学が必須になった。

つまり400~500人が必ず最低でも毎年必ず留学をしなければならない。

 

一方、大学によっては毎年2~3人だけ交換留学の募集をしている大学もある。

つまり、大学が留学にどれだけ特色がある大学なのか?という点が重要である。

https://www.keio.ac.jp/ja/academics/international/study-abroad/

(早稲田と慶応でも170校ほど提携校が違う)

私が私立を紹介しているのが国公立よりも私立の方が留学制度が充実しているからだ。

また留学先の大学の知名度という点も検討材料だ。

例えば日本の大学で交換留学制度を設けている大学がすべて名門大学に交換留学できるわけではないというのは容易に想像できるだろう。

先方の大学もそれなりの学力がある学生を受け入れたいから当然、大学のレベルで協定校が決まる。

 

こちらは留学前にTOEFLの試験による足切りや大学の授業の成績(GPA)、エッセイや学内選考などがある。

期間は主に1年だ。

 

2、大学が用意している留学プログラム

交換留学は非常に枠が狭いので、交換留学以外にも大学が独自に用意しているプログラムがある。

提携している協定校が日本のその大学の学生向けに作っているコースや日本の大学独自のカリキュラムだ。

 

交換留学は日本の大学に学費を払うだけなので、安く済むがこの大学が用意している留学プログラムは

少し高くつく事が多い。知人は私立大学から大学が用意している留学プログラムにて1年間留学をしたが

日本の大学に払う学費+120万円の学費を払ったそうだ。

期間も3ヵ月のコースや半年のコースなど様々で単位も認められる単位もあれば、入らない単位もある。

1年間のカリキュラムで最初の半年は語学学校に通って、残りの半年は大学の授業が受けられるなどのコースもある。

 

つまり、千差万別という事だ。

費用は高くつくが大学が用意しているものなので比較的単位に認定されやすかったりする。

また英語力に自信の無い人は最初の数か月間、語学学校のカリキュラムもあるため安心だろう。

 

高校生で1年間留学をして、基礎がまったくない状態でいきなり現地の学校の授業に入れられて

ついていけず友達もできず英語力も身につかなかったなんて話も良く聞くため

自分のレベルに合ったカリキュラムを選択できるという点はオススメしたい。

もちろん大学が留学に力を入れているかどうかでカリキュラムが豊富かどうかも決まる。

 

1つの留学先に多くの日本人が良くケースもあるため

周りの日本人を排除したい人にとっては頑張ってでも交換留学の方がいいかもしれない。

 

3、休学して民間の留学プログラム

思い切って1年間休学して、留学をするという方法もある。

 

自分の入った大学が交換留学の枠が狭かったり積極的に留学のプログラムが無い場合にこういった方法で留学する人もいる。

民間の留学を斡旋している会社などを使って語学学校に通ったり、

大学に併設されている語学学校に通ったりする。

 

私は18歳の時に夏休みの1か月だけロンドンの語学留学に通ったことがあるが、

メリットとしては様々な国の人達を交流が持てる。ヨーロッパ、中東、アジアとにかく色んな人と仲良くなれる。

ただとにかく入れ替わりが激しいので1~2週間ほどで人が入れ替わるので長い友人は作りづらい。

企業の研修で来ている人もいれば、1年間仕事を休んで留学している人もいるし本当に様々だ。

大学に併設されている語学学校の場合は、大学といくぶん交流があるので現地の友達を作るのには積極的な人なら向いているだろう。

私が1年間留学していた大学も大学に語学学校が併設されていて、彼らは図書館やジムなどを自由に使えた。

そこで1年間英語を勉強して、正規で大学に入学する外国人も多数いるためそういった制度があるのだ、さすが多民族の国だ。

 

1年間英語漬けの環境にしたい!

といった場合などに向いているかもしれない。

また基礎英語力に自信の無い人は語学学校の方がいいだろう。

子供じゃあるまいし突然行って話せるようになるものではないので、とにかく基礎を徹底的にやるためには向いている。

 

意味の無い無駄な留学にしないための方法

前置きが長くなってしまったが、これから留学をしたいと考えている学生や

子供を留学させたいと考えている親にとっては必要な知識。

 

さて、本題の意味の無い無駄な留学にしないための方法だが

留学する前に徹底的に勉強してから留学する

という一言につきる。

現地に行けば英語が話せるようになる!なんて甘い幻想を抱いてはいけない。

外国人は英語が話せない人に対してそんなに優しくない。

日本と違って移民も多く英語が得意ではない人種なんて珍しくもなんともないからかなり冷たい。

 

我々、日本人だって日本語がまったく話せない外国人に対して

道を教えてあげるくらいはしても、1日中一緒に過ごすようなマブダチにはなれないだろう。

損得勘定無しで「よしこの子に毎日時間を割いて日本語を教えてあげよう!」なんて思わないだろう、普通に考えて。

一方、多少つたなくても日本語がある程度話せて、日本の文化が大好きで親しみのある奴だったら

「もっと教えてあげたい!」という気持ちから仲良くなるかもしれない。

 

だから、それと同じ事を留学前までに準備しておく必要があるというわけだ。

間違っても行けば話せるなて思ってはいけない。誰も相手にしてくれないし、日本人を探して傷をなめ合うだけだ。

 

という事で、留学前までにすべき勉強を教えておく。

重要な順から説明する。

 

1、リスニング

私の肌感だが、日本人が海外に住んでネイティブの会話が聞き取れるようになるまで

毎日何時間も聞いて、だいたい3か月くらいかかる。耳が慣れてくるというやつだ。

なので留学前までにリスニングだけでも徹底して行って耳を慣れさせてから留学すべきだろう。

 

最悪、英語が話せなくても相手が何言っているのかわかれば対応できる。

日本人は相手が何言っているかわからない時に笑って誤魔化したり、「やっぱ大丈夫」みたいな対応をするけど

外国人からすると割と失礼な態度だ。

相手が何言っているかわかれば、知っている単語を繋ぎ合わせたり身振り手ぶりでなんとかなる。

だからリスニングだけは徹底してやっていこう。

リスニングの教材を4~5冊くらいはやってから行った方がいい。

 

2、単語の暗記

こちらも重要だ。

最初は流ちょうに話せなくても単語さえわかっていれば通じる。

むしろ10語に1語以上わからない語句があると、前後の文脈がわかっても会話が理解できない事が多いので

英単語の暗記はやっておいたほうがいい。

日常会話では相手が自分の英語レベルに合わせて言葉を選んでくれるが

学校の授業ではそんなのおかまいなしに言葉が使われる。

特に交換留学をしたり、現地の大学の授業を取るコースで参加する人は英単語力は必須だ。

 

私は東アジアのエネルギー政策の授業や会計学、経済学の授業などを取ったが

毎回の授業での予習で知らない単語が出てくるたびに後悔したものだ。

留学前にTOEFLの必須ワード5,500を暗記してから留学したが、それでも足らなかった。

福利厚生手当とか第三者割当増資や棚卸資産などなど、私が専攻した分野の英単語を事前に覚えていればどれだけ楽だったか?と今でも後悔している。

 

3、日常会話集を1冊暗記

ネイティブと話していると最初に困るのが「受け答え」だろう。

「昨日、彼女と別れちゃったんだよね」

と友達に英語で言われて、とっさに、「Oh, I'm sorry.」という言葉は知っていないと出てこないだろう。

 

「なんか、昨日彼女がイライラしててさ」

と言われて、「it happens(=よくあるよ)」といった言葉も出てこないと思う。

そして、留学後にネイティブ同士がそういった言葉を使っている時に、その意味も理解しがたいのだ。

なぜなら会話表現だからだ。

 

日本語でも、誰かが自慢した時に、「おぉ、言うね~」という表現を使う時があるかもしれない。

ただこれは外国人からしたら、「You say」なので、「??」となるわけだ。
(これは友人の実体験に基づいている)

 

そのため、留学前に会話表現を1冊丸暗記しておくと、非常に便利だ。

 

上記が留学を無駄にしないための準備だ。

とにかく徹底してリスニングをやって、英単語を暗記して会話表現を1冊暗記するだけ。

TOEFLの勉強が上記をすべて包括しているので、交換留学ではない人でもTOEFLの勉強をするのも手かもしれない。

私は留学するためにTOEFLのテストは10回以上受けていて、アルバイト代はTOEFL試験のために使っていた。

 

留学後に留学を無駄にしないための方法

今までは留学前までに留学を意味無いものにしないための方法を紹介した。

今度は個人的なアドバイスだが、留学後に留学を意味あるものにするための方法を紹介する。

せっかく留学したんだから、めちゃくちゃ勉強するという当たり前の点は置いておく。

日本に関する授業を取る

実は留学生の中でもカースト制度がある。
(アメリカの場合で紹介)

・日本人としかつるめない日本人留学生
・アジア人としかつるめない日本人留学生
・ヨーロッパ人としかつるめない日本人留学生
・日本語を勉強しているアメリカ人としかつるめない日本人留学生
・ネイティブとつるめる日本人留学生

意外かもしれないが、アメリカ人は結構カースト制度がある。

自由で競争の国だからか、できない奴に対して結構ひどい。グループも結構別れる。黒人は黒人とつるむし、収入の格差で付き合う友達が変わったりする。

日本人留学生の中でも上記のように、クラス分けされてしまうのだ。

多くの日本人留学生は英語が話せない状態だと、日本人ばかりとつるんだり、同じ英語レベルのアジア人(主に韓国人)と

つるんで気持ちを安らげたりしている。ハッキリ言ってクソだ。

せっかく留学した意味がまったくない。

 

そこでオススメなのが、「日本に関する授業」をいくつか取る事だ。

私は「現代日本の政治と文化」や「日本のNPOや地域社会」に関する授業を取った。

すると、当然、日本に興味を持っているアメリカ人学生が授業を取っているのでちょっとした人気者になれるわけだ。

 

想像してみて欲しい。

日本の大学でも「ロシアの歴史とロシア文学」みたいな授業があったとして、ロシアの共産主義や冷戦に興味ある日本人学生が授業を取っているとする。

つまり教授はロシアに詳しい。そこに生粋のロシア人がポツンといたらどうだろうか?

多くの学生は彼もしくは彼女に興味を持って、話しかけるかもしれない。

中にはロシア語を勉強している人もいるかもしれないし、ロシアに勉強しに行く人もいるかもしれない。

つまり、存在価値がアップされるのだ。

 

私の個人的な経験だが、現代社会の日本の授業を取っていた時に

授業中に良く教授から「日本のテレビ番組だと政治に関してどうやって報道されている?」などよく意見を求められて、

日本語を勉強している学生からは憧れの目で見られていた。

私自身とても嬉しかったし、そこで友達もたくさんできた。

留学して数か月経った頃には私の英語力の方が、彼らの日本語力にまさるため、もちろん普段の会話は全部英語だし、友達もたくさん紹介してくれた。

その友達は日本語をまったく話せない人だったりするので、言葉は悪いがこちらにとっては都合が良い。

 

日本のNPOに関する授業でも、「町内会」という仕組みが彼らにとって非常に珍しかったらしく、

私の町内会では1年に1回運動会があったり、朝のラジオ体操や、子供会の卒業の小学校6年生ではみんなでディズニーランドに行った話をした。

特にディズニーランドに行ったネタは彼らにとって好評だったようで

教授も腹を抱えて笑って喜んでいた。

このように興味を持っている人に色々と教えてあげるだけで仲良くなれるのだ。

あとは大乱闘スマッシュブラザーズが流行っていたので、良く友達とプレイしたり、日本のアニメを英語字幕つきで見たりした。

 

こういった戦略を取るだけでも留学はかなり有意義なものになるだろう。

間違っても日本人ばかりとつるんでいてはいけない。

 

まとめ

今回の記事では留学を無駄にしないための方法をご紹介した。

しっかり準備して留学をしてから、たくさん勉強しつつ、現地の学生と仲良くなれればきっと楽しい留学になるはずだ。

君の留学に幸あれ!

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