勉強の仕方やお役立ち情報をまとめています。

勉強サークル

勉強コラム

本の読み聞かせはいつから?赤ちゃんから絵本の読み聞かせで語彙力がアップ。

投稿日:

子供を賢い子に育てたい!

もちろん頭の良さがすべてではないが、そのように子の幸せを願う親は多いのではないだろうか。

4人の子供を東大理Ⅲに入学させた佐藤ママはなんと、3歳までに1万冊の読み聞かせを実践したそうだ。

そんな幼少期から読み聞かせをして意味があるの?という親も多いかもしれない。

 

今回の記事では読み聞かせをいつから始めるのが良いのか、に関してご紹介したい。

 

読み聞かせはいつから始めるべき?

その問いに答えるアメリカの研究結果がある。

2017年に米国小児科学会(American Academy of Pediatrics)がサンフランシスコのコンベンションセンターにて発表した内容によると、

概要:『乳児期の読み聞かせは4年後に語彙力と読解力の発達に影響がある』

と発表したのだ。

→ https://www.sciencedaily.com/releases/2017/05/170504083146.htm

 

ニューヨーク大学のPhD(博士)は「1歳未満の乳児期に学習した内容が4年後の小学校入学前の時期に効果を発揮する」としている。

研究結果では都市部の公立病院から250組の母と子がランダムで選ばれてた。

調査の時期は、生後6か月、4歳、そして4歳半の3点で行われた。

調査対象は

1、読み聞かせをした本の数
2、読み聞かせをした1週間あたりの時間

親への質問では、絵本の中身に対しての質問(キャラクターの感情など)を行ったか、そして本の対象年齢は合っているかなどに及ぶ。

研究結果では、

0歳~1歳までの読み聞かせの『量と質』が語彙力の向上につながった
0歳~1歳までの読み聞かせの『質』が読解力の向上につながった
2歳~4歳までの読み聞かせの『量と質』が4歳地点で名前を書くなどの「識字率」の向上につながった

と結論づけ。

つまり、「読み聞かせはいつから始めるべきか?」という質問の答えは「早ければ早いほど良い。」と言えるだろう。

1歳以下の子供に対して読み聞かせをする事は壁に向かって1人で話しているようなものなので、

親としては辛い面もあるだろうが、子供の識字率の向上を目指す親は是非、早期から継続して読み聞かせして欲しい。

 

ポイント

結論。読み聞かせは早ければ早いほどよい。

 

幼児期の読み聞かせに関する調査結果

オハイオ大学の読み聞かせの調査結果も紹介したい。

→ https://journals.lww.com/jrnldbp/Abstract/publishahead/When_Children_Are_Not_Read_to_at_Home__The_Million.99226.aspx

オハイオ大学のCRANE CENTER FOR EARLY CHILDHOOD RESEARCH(子供の幼少期に関する研究センター)のJessica Rogan氏によると、

1日5冊の読み聞かせをした子供は幼稚園に入る時期に全くしない子供よりも140万語多く聞いている
1日1冊の読み聞かせをした子供は幼稚園に入る時期に全くしない子供よりも29万語多く聞いている

という調査結果を発表した。

この調査はアメリカの子供の4分の1が読み聞かせをまったく受けていない、あるいは受けても週に1~2度程度という問題から調査が始まった。

 

調査方法は公立図書館にて子供用のよく循環している絵本を対象に語彙数と1日に5回、3回、1回読み聞かせをした場合の子供が聴く総数の

比較からなっている。その計算結果、1日5冊の読み聞かせをした子供は140万語多く聞いているという結論に至ったのだ。

「それは絵本の話で、毎日の親子の会話で補完されるのでは?」

というありそうな反論に関して、Rogan氏は、「本に出てくる語の方が難しくて複雑で説明を要する。南極のペンギンが~」といったような日常会話では出てこない、南極といった語彙が絵本には出てくる。

と回答している。

 

この調査結果は読み聞かせをして子供の語彙力や識字力にどれだけの影響があるか?

といった類のものではないが、実に幼稚園入学時点で140万語多く聞いている事聞いていない子がいるというのは親にとって考えさせられる内容ではないだろうか。

 

ポイント

読み聞かせの効果は普段の日常生活に出てこない多くの語彙を子供に「聞く」機会を与える。

 

もう一つの調査結果を紹介したい。

シンシナティ小児メディカルセンターの調査結果によると、

『親の子供への読み聞かせは子供の脳、特に認知機能に大きな影響がある』

と結論づけた。

→ https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0177398

 

調査は22名の4歳の少女と親を対象に、対話式で本を読み聞かせしている時の脳の動きをMRIで映し出すというものだった。

本をめくったり、親子で会話をしたり、物語が進むたびに小児の脳が活発に動いている事がわかった。

特に右脳の小脳の認知機能をつかさどる部分が活発に動いている事がわかり、この機能は「記憶力」と「学習力」に大きな影響を与えている部分だと言う。

 

ポイント

読み聞かせを行う事で子供の脳の機能を高めるかもしれない

 

 

まとめ

子供の読み聞かせを行う場合は早ければ早いほど良いという結論で良さそうだ。

また読み聞かせの量は多ければ多いほどよく、会話をしながら読み聞かせを行う事で子供の記憶力や学習力を向上する要因になるかもしれない。

具体的な読み聞かせの方法に関しては、『頭が良くなる?読み聞かせの方法と気を付けるポイントまとめ』の記事を参照して欲しい。

頭が良くなる?読み聞かせの方法と気を付けるポイントまとめ

 

余談かもしれないが、著者は長年教育業界に勤めていて小学校1年生の国語を担当する事があった。

小学生からはじめて国語を学習するするのでゼロからよーいスタート!と感じるかもしれないが、

小学校1年生でも恐ろしいほど学力レベルに差がある事に気付くのだ。すべてひらがなで書いてあるので、単語の区切れがわかっているか、それともつなげて読んでしまうのか?の差は読み聞かせから来ているのかもしれない。

-勉強コラム

Copyright© 勉強サークル , 2019 All Rights Reserved.