難関大学合格に必要な勉強時間と本当の意味でのむずかしさ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
waseda

学歴フィルターという言葉が存在する。

応募者が殺到する人気企業では、履歴書つまり申込みの段階で大学の名前によってフィルターをかけているということなのだ。

学歴社会が善か悪かについての議論は別の機会に預けるが、多くの人たちにとって関心ごとの高い話題であろう。
では、いわゆる難関大学と呼ばれる大学に合格するためには、どれくらいの勉強時間が必要になるのか?

そして勉強時間だけではわからない本当の意味での難しさについても言及したい。

 

 

いわゆる難関大学とは?

難関大学の定義は様々だが、予備校の世界では

国立(旧帝国大学)、早稲田慶應

が難関大学とされている。

 

もちろんICUだったり、秋田の国際教養大学などの例外はあるが、何か1つに特化している大学は省かれる傾向にある。

旧帝国大学や早稲田慶應大学は様々な学部を有しており、全体的なレベルとして難易度が高い。

問題をとってみても、

旧帝国大学では、センター試験での教科数の多さ、二次試験での論述問題の難易度が挙げられるし
早稲田慶応では、細かい知識が問われる問題の難易度が挙げられる。

 

これらの大学をひっくるめて難関大学と呼んでいる。

 

 

難関大学合格に必要な勉強時間は?

東進ハイスクールのデータによると、難関大学合格者の学校の勉強時間以外の勉強時間は1日平均6時間3分であった。(高校3年時)

toshin

 

 

 

 

 

 

 

画像引用:東進ハイスクール

学校の勉強以外で1日6時間となると、午後4時に授業が終わり5時から勉強したとしても11時までかかる。

実はこれは平均なので、土日祝日等も含めての数字だ。

 

難関大学に合格している人たちに、「1日どれくらい勉強していましたか?」と聞くと、「大体10時間くらいです。」「休みの日は12時間は最低でもやっていました。」と当たり前のように答えるので、真実味は高い。

嘘だと思ったら、難関大学に現役で合格した人にインタビューしてみるといいだろう。そもそも基準が違うのだ。

さらに3年間のデータで見ると興味深いことがわかる。

toshin
 

 

 

画像引用:東進ハイスクール

 

現役で難関大学に合格する生徒は、高校1年生時から家庭学習を平均1日2.2時間、高校2年生時に平均1日3.1時間はこなしているのだ。

高校3年生だけでも結構な勉強時間だが、高校1~2年生時から毎日欠かさず1日2~3時間は勉強しないと難関大学には合格できない!というわけなのだ。

 

もちろん、一部のサクセスストーリーを聞いて、「高校3年生から難関大学に合格できるんだ!」と良い風に捉えて夢を見てしまうかもしれない。

それはそれで構わないが、データや数字は嘘をつかないし、自分を例外だと思って考えてはいけない。

 

参考記事:難関大現役合格者 学校以外での勉強時間平均6時間2分!!

 

 

ちなみにだが、Benesseが発表しているデータによると、東大・京大・旧帝国大学・早慶上智・MARCHGの高校3年生時の夏休みの勉強時間は平均7時間30分だった。

東大・京大は平均10時間48分、早慶上智は8時間36分だ。

 

参考記事:難関大合格者の夏休みの勉強時間

 

本当の意味でのむずかしさ

 

難関大学に合格することの本当のむずかしさを知って欲しい。

受験とは、自分との闘いももちろんだが、ライバルとの闘いでもある。自分が公立高校出身だとしたら、ライバルについて考えてみたことがあるだろうか。

ライバル1、中高一貫私立の生徒

彼らは6年間の勉強を4年間で終わらせる。

 

学校の授業カリキュラムが先取り学習になっているのだ。難関私立高校で高校1年生修了時、最難関私立高校では中学3年生修了時、高校1年生の1学期修了時で、高校生の学習内容がすべて修了する。

残りの2~3年間はすべて過去問や大学受験に特化した授業になる。

 

もちろん、彼らは小学校3~4年生時から3~4年間かけて中学受験の勉強をしているし、

中学に入ってからも先取り学習についていくために、鬼のような学校の宿題と課題、小テスト対策をしている。

 

「東大○○人合格!!」と各高校が発表しているが、実は公立高校からの現役合格は非常に少ないのだ。

難関大学の現役合格者のほとんどが有名私立からの合格者だったりする。

 

 

ライバル2 浪人生

浪人生には時間がある。

浪人生にもさまざまだが、現役時に全然勉強をしていなくて、どこにも受からなかった場合もあるし、難関大学に寸でのところで落ちてしまった場合もある。

浪人生は学校の授業がないので、現役生と違って1日の勉強のほぼすべてを受験勉強に集中できる。

 

現在は不況の影響からか、現役志向が高まり、地方から東京に出てきて難関大学を目指すより地元の公立大学を目指す動きも出ている、

それでも早稲田・慶應の合格者の約4割は浪人生が占めているのだ。

約10年前であれば、約5割の合格者が浪人生だったこともあった。

 

 

 

実は、難関大学に合格しよう!!と思うことは、彼らと戦うこと同じ意味なのだ。

ただ勉強時間を中心に考えてしまうとダメだ。

「1日平均6時間か!じゃあ6時間勉強しよう!」では受からないのだ。

そもそも今まで積み重ねてきた生徒が1日6時間勉強しているのだから。

 

 

まとめ

 

難関大学と呼ばれるくらいだから、簡単ではない。難関だ。

小学校3~4年生から中学受験の勉強をし、中学校生活でも学校の課題を毎日こなし、6年間の勉強を4年間の先取り学習で修了し、残り2年間をすべて大学受験の対策授業に費やす。

それでいて予備校に通う生徒も少なくない。浪人生もいる。

彼らと戦い、戦いに征することがで難関大学の合格を掴みとることができるのだ。

 

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*