塾で成績が伸びない・上がらない子は『上がる子の真似』をしよう。

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東京都では中学3年生の通塾率が6~7割を超えている。地域によっては8割越えも当たり前のようだ。

つまり、35人の生徒数に対して25人程度が塾に通っている計算になる。しかし、親御さん達の頭を悩ませるのは、「塾に通っているのに成績が上がらない」ということだろう。

昨今の学習塾のマーケティングのせいか、塾に通えば魔法のような方法があってどんな子でも成績がみるみる上がるように思えてしまうものだ。

今回は塾で成績が上がらない理由とその対処法についてお話ししたいと思う。

 

 

塾で成績が伸びない・上がらない理由

 

①学校の勉強はどんどん難しくなるから

 

親御さんの中では、テストの点数だけに目がいってしまう場合がある。

『前回75点だったのに、今回は68点しか取れなかった』

こういったケースだ。確かに70点台と60点台だと点数で言うと7点しか差がないのに、テストの結果としては物凄い下がっているように感じてしまうかもしれない。

しかし、学校の勉強は定期テストの回数を重ねていくごとに範囲が増え難しくなっていく。

当然、中学1年生の1番最初の授業ではプラスマイナスの計算やアルファベット・基礎単語くらいしかテストに出ないが、中学2年生の1学期のテストでは式の計算にまで範囲は広がっている。

学校の平均点自体も中学1年生の1学期がピークで以降3年生に向けてどんどん落ちていくのだ。

 

普通にしていれば、点数はどんどん落ちていくだけ

 

ということを念頭に入れておかないと正しい基準が持てない。逆を言ってしまえば、毎回90点をキープできていうということは毎回、テストの点数が上がっているのと同じ意味なのだ。

だから、平均点との乖離で上がっているかどうかを判断すべきなのだ。

 

 

②学校の授業日数の方が多いため

 

冷静に考えると良くわかることがある。
学校の英語と数学の授業日数は1週間で4時間ずつある。1回の授業が50分だとすると、1週間で200分。3時間20分も『授業』があるのだ。

中学校時代の学校の授業を思い出して貰えばよくわかるが、『授業』とが学校の先生が結構な配分を「説明」に充てるためのもので結構長い。

 

それに対して、塾の授業時間はどうだろうか。

集団塾だとしたら、1週間に50分×2。個別指導塾だったら、60~90分×1が相場だろう。

学校での授業時間に対して塾で学習している時間というのは圧倒的に短いのだ。実に3分の1程度。

 

つまり、学校の授業を主として『わからないところや足らない部分を塾で補う』というのが本来の正しい姿なのだ。

学校の授業をまったく聞いていなくて、塾だけで成績を上げようと思うとの伸びないケースが非常に多い。

とくに、学校の授業内容がまったく理解できないほど、ついていけなくなっている生徒は大変だ。

学校の授業が1週間に4時間進んでいく中で、過去1~2年間の内容を遡って学習していく必要があるため、よほどの根気が必要になる。理解力のある生徒なら話は別だが、学校の授業内容がわからなくなってしまっている状態なので、理解するのは少し遅めだろう。その中で、追いつくには、なかなかの時間を要する。

 

 

③通っている塾が合っていない

 

塾にも当然、合う合わないがある。

自分の子供がどんなタイプなのかを見極めて塾選びをしなければならない。間違っても友達が通っているから、○○くんが点数伸びてから!などで選んではいけない。

塾選びのポイントに関しては、以下の記事を見て欲しい。

→ 中学生の親向け!失敗しない塾選びのポイント

 

■集団塾に向いている子

・定期テストで75以上取れている
・与えられた課題は必ずこなす意欲がある
・競争心が強い
・人見知りしない
・理解力がある
・向上心がある
・時間や決まり事を守れる

 

■個別指導塾に向いている子

・定期テストで60点以下
・遡って学習が必要
・マイペース
・学校で馴染めていない
・理解が遅い
・ちょっと抜けている

 

集団塾の場合は、学校の授業に対して1~2ヵ月予習気味で進むケースが多い。先にも述べたが学校の授業は1週間で4時間ある。

その内容を1週間2時間のペースで予習していくのだから、もちろん無駄は省いてポンポン進んでいくわけだ。子供からするとある程度の理解力が必要となってしまう。

小テストや宿題も毎回あるので、そういった課題をかならずこなす力がある生徒が望ましいだろう。だから、集団塾に向いている子のような生徒が個別指導塾に通うと物足りなさを感じてしまう。

逆に個別指導塾に向いている子供が集団塾に通うと最悪だ。

学校の授業でもわからないのに塾の授業も聞いているだけになってしまうので、より一層勉強が嫌いになっていく。

そういった生徒は個別指導塾でじっくりゆっくり勉強した方がいいのだ。

 

 

④そもそも子供が怠惰だ。

これは親にとっては認めたくない内容かもしれないが、子供が怠惰だから成績が伸びないケースも多い。

 

結局のところ勉強は自分で頑張らないといけない部分が多い。

理科・社会・英単語の暗記をとってみても、しっかりと時間を取って覚えるぞ!という気力のもと、暗記をしていかなければならない。

いくら塾で良い内容を学んでその時はわかったとしても1週間もすればすっぽり忘れてしまうのだ。

 

怠惰で伸びない生徒には以下のような特徴がある。

・遅刻が多い
・言い訳が多い
・宿題をやらなくても平気
・小テストなどの対策をしない
・あくびが多い
・集中力がない
・説教が響かない

 

こうなってしまっている生徒は残念だが、塾に通っても伸びないケースが多い。それこそ人生を変えてしまうような大きな刺激が無い限りはてこでも性格が変わることはない。

親御さんには申し訳ないが、塾に通わせることを考え直してみるのも手だろう。

 

 

⑤学習障害の可能性がある

 

もしも塾に通っていて、子供も一生懸命に取り組んでいるのに定期テストで20~30点程度しか取れていない場合は一度学習障害の可能性も疑ってみた方がよい。

中学生くらいになってしまうと親が子供に勉強を教える機会も少なくなってしまうため、なかなか気づけない。

しかし、小中学生の6.5%は学習障害の可能性があり、そのほとんどが適した支援を受けていないのだ。

→ 小中学生の6.5%は学習障害の可能性【日本経済新聞】

 

親として、自分の子供が学習障害であることを認めるのは辛い選択かもしれないが

わかった時点で適切な支援を受けることができる。目に見えない分だけ厄介だが、『下半身不随の人を無理やり歩かせるようなものだ』ということを専門家から聞いたことがある。

自分の子供学習障害の場合は、塾で小学生の基礎計算だけに絞って学習するなどの工夫が必要だろう。

 

 

 

塾で成績が伸びる子の真似をしよう

 

では、過去10年間で2000人以上の子供達を見てきた筆者が、塾で成績が伸びる子の特徴についてお話したい。

上記の内容と重複する部分があるが、自分の子供と照らし合わせてみよう。ここでは集団塾も個別指導塾も関係のないものとする。

 

 

1、家庭学習の習慣がついている

家庭学習の習慣がついているかどうか?は1番の要素かもしれない。

塾では「演習」「小テスト」「暗記の課題」「英単語暗記」などの種々の宿題が出される。この宿題を自宅で確実にやっているかどうか?は成績がに大きく影響してくる。

 

結局のところ、塾の授業も1週間に1回や2回なのだ。

次回塾に来るまでの間に何もやらないともちろん成果は出ない。ピアノのレッスンのようなものだ。不思議なもので、ピアノが上達しない場合は子供のせいにするが、勉強が上達しない場合は先生の責任になる。おもしろいものだ。

 

塾で学習した内容の復習・見直し・予習・宿題をちゃんと確実にこなさないとダメなのだ。

 

 

2、素直である

ちょっとしたマインド的な話になってしまうが、素直かどうか?も重要な要素だ。

どんな子にとっても勉強は楽しいものではない。しかし、みんなそれを承知で塾に通っている。

 

中学生くらいだと、「え~」「やだ~」「やりたくない~」「無理~」「面倒くさい~」といった声が聞こえてくる。こちらも子供の成績を上げようと思って働きかけをしているのに、ことごとく逃げられてしまうのだ。

それに対して、素直な生徒は、「わかりました」「頑張ります」といった言葉が返ってくるのだ。これは学力に関わらず、「素直に反応できる」子は伸びが良い。

元々のポテンシャルが低かったとしても、「塾の先生(大人)の言うことを素直に聞く」という土台があるので、伸び率が良いのだ。

 

もし、否定的な発言をすることが許されてしまっている環境があるのなら要注意だ。すぐに塾を変えた方がいい。

 

 

3、休まない・遅刻しない
塾を休まない・遅刻しないことも重要だ。

遅刻や欠席の多い生徒は成績が悪い。これは断言できる。

大手予備校でも浪人生へのオリエンテーションの時間帯を成績優秀者→午前、成績下位者→午後といった時間帯に割り振っている。

これにはもっともな理由があって、成績が悪い生徒ほど時間にルーズで「ついうっかり忘れていた」といったことが多いそうなのだ。予備校の長年の経験で、午前中に成績下位者向けにオリエンテーションをやったところ、遅刻者が続出したそうだ。逆に成績優秀者は時間通りに来ていた。

 

これが何を物語っているかおわかりであろう。
「今日は疲れてるから塾を休もう」
「ちょっと熱っぽいかも?」
「5分遅れてしまった」
こういった小さな積み重ねが、大きなことへと繋がっているのだ。5分くらい・・・と思っているうちに、宿題をやらなくなり、小テストで点数が取れなくても気にならなくなってしまうのだ。

怠惰とは小さな1つの事例が積み重なっていって恐ろしい習慣へと繋がってしまう。

本当に具合が悪ければ、塾を休ませた方がいいが中学生の場合だと行きたくないがために「体調が悪い」というケースも少なくない。

おもしろいもので、成績が良い生徒は体調が悪くて欠席というのはほとんどないのだ。どういった意味かおわかりであろう。

 

 

 

まとめ

今回は塾で成績が伸びない・上がらない理由と逆に成績が上がる生徒の特長をまとめてみた。

もちろん塾自体の良い悪いもある。

親御さんに関しては、子供にあった塾を選んであげ、子供が精一杯頑張れるような環境づくりが重要になるだろう。

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