こんにちは!
今日も勉強に励まれている学生の皆さん、お疲れ様です。
さて、筆者の心に残った名言に、「練習はうそつかないって言葉があるけど…頭使って練習しないと普通に嘘つくよ」というものがあります。
大リーガーとして活躍するダルビッシュ有さんの、野球のトレーニングに関する発言なのですが、これって勉強についても同じことが言えると思うんですよね。
いくら長時間勉強をしたって、それがきちんと中身の伴っているものでなければ、せっかくの努力も無駄になってしまいます。
どうせ同じ時間勉強をするのなら、集中して効率よく、身に付く学習をしたい!
それは、皆さん共通の想いではないでしょうか。
しかしこの「集中力を持続させる」ということが、なかなかに難しかったりします。
筆者はとある学習塾で生徒に勉強を教えていた経験があるのですが、「いざ勉強に取り掛かってみても、いまいち集中できない、、」という学生を多くみてきました。
もしかするとこの記事を読んでくださいっているあなたもその一因かもしれません。
今回のこの記事では、多くの学生の皆さんが勉強場所のベースとして使用するであろう「家」での学習について、考えてみたいと思います。
家だと勉強に集中できない理由は?
家で集中して勉強に取り組むことって、本当に難しいです。
とにかく、誘惑が多いですからね。
お気に入りのコミックやゲームが、すぐ手の届く場所にある。
心地よいベッドも横にスタンバイし、いつでも自分を待ってくれています。
勉強しているときに限って部屋が散らかっていることが目に付き、少し片付けるつもりが、気付けば普段やらないレベルの大掃除に発展していた…なんて経験も、筆者にはありました。
このように家では勉強に関係のないものがたくさんあるということが、集中を妨げる要因となってしまっているわけです。
そのためついつい勉強とは関係のないことを始めてしまうということです。
ここでつらいのが、学校や塾と違って、それを注意してくれる友人や先生の目がないということ。
「勉強中に漫画を読み始めてしまい、気づいたらもう寝る時間になっていた!」なんて話もよく聞きます。
自分の意志だけで自らの行動を律し、集中力を持続させながら勉強をするというのは、誰にとってもなかなかできないことだと思います。
このように私自身も家で勉強することが苦手だったわけなのですが、それと同様に「家だと集中できない!」という人は実は結構多く存在しているのです。
そんな時どうすれば家で集中して勉強をすることができるのでしょうか。
次からは家で集中できない時の対処法について書いていきます。
家で集中できない時の対策は?
明日はテスト、今日のうちに必ずこの範囲までを頭に入れないといけないのに、どうしても集中できない!
そんなときに筆者がよく使っていた手は、「守れる程度のルールを自らに課し、それが達成できたら、自分で自分にご褒美を与える」というものでした。
例えば、この問題が解けたらお菓子を一つつまんでも良い、このページまで目を通したら、10分間外を散歩して気分転換して良い…等々。
ここでは、「守れる程度のルール」を設定するというのがキモになります。
人って、余りにも高いところに目標を設定しまうと、すぐ目の前の努力ができなくなるということが多々あります。
小さいゴールを自分のレベルに合わせて幾つも設定し、それを一つずつ確実にこなすことによって、気付けば随分前進できていた!という状態が理想だと思います。
明確な到達点を作ることで、「そこまでは頑張ろう!」という意識が生まれて、集中力も持続します。
場所を変えるのが手っ取り早い?
もちろん、どうしても家での勉強に集中できないというときには、外に出て、勉強場所を変えてしまうというのも一案でしょう。
図書館などの自習室も良いですし、最近は公共施設の一部に勉強に適した静かなスペースが設けられていることも多いです。
そういう場所にはたいがい勉強に励む学生さんたちが集まっていますから、彼らの勉強に励む姿を目の当たりにすることで、「よし、自分も頑張ろう!」という刺激を貰えることも利点です。
しかし、それが遅い時間ともなると、勉強場所を外に求めるということも、簡単ではありません。
24時間空いている公共施設となると、ファミレスやマックがあります。
しかしこれらは勉強のための施設ではないので、ここらで集中できるという人は多くありません。
そのため、夜にゆっくり自学に励める場所といえば、やはり自分の家ということになってしまします。
そうなってくると自分の家でもある程度集中して勉強できるということはかなり重要になってきます。
まとめ
では、ここまでのポイントをまとめてみましょう。
- 勉強は、集中して効率良く行わないともったいない!
- 容易に達成できる目標を幾つも設定しよう。
- 頑張ったときには、自分へのご褒美を用意しよう。
- 可能であれば、勉強場所を変えて気分転換するのも一案。
いろいろと書いてきましたが、勉強場所から自宅を除外するという選択肢は、まずあり得ません。
やはり、ある程度長い勉強時間を確保するということは必須ですし、平日において自学の時間を捻出できるのは、夜しかありませんからね。
先ほどは、自宅では勉強に集中できなくても叱ってくれる人がいないと書きましたが、逆に言えば、まわりの目や状況を気にせずじっくり勉強と向き合えるのも、やはり自分の家しかないのです。
ですから、上記で紹介した「小さなゴール設定法」のように、自分なりの工夫を行いながら、自宅でも質の良い勉強時間が持てるように努力してみてください。
また、当然のことながら、自室を勉強に適した空間にしておくということも必要だと思います。
散らかった部屋で勉強をしたって、自分の頭の中までぐちゃぐちゃになってしまいますから。
普段から整理整頓を心掛けておくというだけで、背筋がピンと伸び、勉強への意欲が高まるということも、確実にあります。
それでは、皆さんがそれぞれの目標に向かって効果的な勉強ができることを、応援しております。
心と体の健康にも十分留意しながら、頑張ってください!