中学生の定期テストで90点を突破する・・・それはひとつの大台であり、1回は獲得してみたい点数である。中学1年生の1学期ならいざしらず、2年生、3年生と学年が進むにつれて一気に高得点を取ることは難しくなるだろう。
ただ、計画的に勉強の計画を立てテストに臨むことができれば90点以上を取ることも夢ではない。
今回は英語の定期テストで90点以上を獲得する4つのポイントをお教えする。
英語の点数を取るために必要になるものは?
①単語
②熟語
③文法
④読解力
⑤英作文力
⑥リスニング
以上6つが英語の点数を取るために必要なものである。
これだけ見て考えると、「こんなにいるなんて・・・・大変だな・・・」、と思うかもしれない。
確かに、こと入試においてみればこれらすべての力が必要となる。初見の問題を自分で解ける力がいるからだ。
しかし定期テストではテスト範囲が決まっている。そのテスト範囲の中で必要な力を付けていきさえすれば、
十分にテスト問題に対しての対抗は可能である。
定期テストの際の大きな予定の立て方については、以下の記事を参考にしてほしい。
参考記事:定期テストで450点を突破する効果的な3つの計画法則
それでは早速90点以上を取るための4つのポイントをご紹介していく。
ポイント①:単語&熟語力
教科書に出てくるテスト範囲の単語や熟語があるだろう。
当然だが、テスト範囲の単語や熟語は完璧に覚える必要がある。
たとえば、especially という単語があるとする。これは「特に、とりわけ」という意味の単語だが、
1、単語を見て日本語の意味がわかるようにする
2、日本語を見て英語を書けるようにする
ここまでできるようにする必要がある。
熟語に関しても同じで、look forward to~ing という熟語であれば、
「~することを楽しみにする(待つ)」という意味を持っている。
これも英語→日本語、日本語→英語、と両方で書けるように覚えこむことが必要だ。
第1段階としては単語と熟語を完璧にすることから始めよう。
②文法
テスト範囲の文法事項で、現在完了、it to構文、関係代名詞の主格、が出題されるのであれば、
もちろんこれらの文法事項を抑えておく必要がある。
ただし、学校の授業だけで英文法を理解することは難しいかもしれない。
そういった場合は、ワークがある場合はワークを学習し、
なければ教科書準拠の教科書トレーニングを使用して文法を理解していくのがいいだろう。
教科書準拠の問題集を使えば、その分だけテスト範囲の理解度が上がり、点数アップにつながる。
しかし、たとえば3年生であるにもかかわらず1年生の3単現の内容がわからないのであれば、
学校の授業はもちろん、学習している英文法自体がわからないことがある。
そういった場合は塾や家庭教師に習う、もしくは文法のテキストを購入して1から勉強をしなおしていこう。
もしどんな塾に通っていいのかわからない・・・というのであれば、次の記事を参考にしてもらいたい。
③教科書に出てくる文をすべて日本語に訳し、日本語をすべて英訳できるようにする
これが非常に強力である。①と②に自信がなかったとしても、
英文を日本語に訳すことができ、日本語の文を英訳できればかなりテストにおいては得点源になる。
なぜかというと、定期テストで出題される問題はあくまで教科書ベースの問題になるので、
「わからない単語」がなくなり、「穴埋め問題」に対応でき、「英訳問題」も解けるようになるからだ。
英語が嫌いで嫌いでしょうがない!、という方も③をしっかりと実践してもらいたい。
一度実践すればその威力を感じることができるだろう。
ただし、③を完璧にするには相当の反復が必要になる。
音読や書き取りなどを何度も何度も反復して行い、完璧になるまで妥協せずにやっていこう。
④ワークやプリントなどの提出物を徹底的にやりこむ
一度自力で問題を解き、できる問題とできない問題をわける。
そしてできなかった問題は何度も何度も解きこみ、問題を見れば答えがわかるレベルまでやりこむ。
ここまでできれば多少複雑な問題が出題されても対応は十分可能だろう。
個々人の能力や習熟度にもよるが、ワークやプリントは最低10周は解きなおしてほしい。
解きなおすときはできる問題はやる必要はない。できなかった問題だけ徹底的にやりこむ、
これを意識して学習していこう。
英語の点数で90点以上を獲得するための4つのポイントまとめ
①単語&熟語→日本語と英語両方を完璧にする
②文法→教科書やワークなどを用いて覚える
③教科書の全訳(日本語と英語両方)→とにかく根気よく反復する
④ワークやプリントなどの提出物→最低10週するくらい解きこむ
この4つのポイントを抑えることができれば90点以上も夢ではない。
英語は暗記と理解の2つを必要とするため一朝一夕でできるものではないが、
覚えることをしっかりと覚えさえすれば「出来る」科目になる。
ぜひ実践して英語を得意科目にしてもらいたい。