現代文の評論文の解き方のコツは?【高校受験】

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現代文に苦手意識を持つ方は少なくないと思います。

 

中でも評論と言われるジャンルは、その字面の難しさや取り上げているテーマの難しさなど「つまずきやすいポイント」が随所にあります。

 

小説の読解とは求められているものが異なっていて、「理論的に」考え、問題を解くことが求められています。

 

この「理論的に」というのはポイントで、実は評論問題は機械的に解いていく「解き方のコツ」があるのです。

 

では、今回はその「解き方のコツ」についてみていきましょう。

 

 

現代文の評論文の特徴は?

 

高校受験での「国語」は、主に評論文、小説、古文漢文と大きく分けて3つに分かれています。

 

特に現代文・評論で問題として提示される文章は「時事的な内容への批評」であることが多いです。

 

また、文章題の特徴としては大きくポイントがあります。

 

 

まずは、穴埋め問題として接続詞などを選ぶ問題です。

 

文章の前後を読み取ることで解法を得ていくものです。

 

 

次に小説や随筆の場合、主人公の感情、さらには感情の移り変わりを読み解く問題です。

 

 

そして、文章の内容を問う問題です。

 

複数の選択肢から正解を一つ選ぶタイプのものから論述まで様々です。

もちろん、高校、中学の問題はここに漢字の読み取りや書き取り能力なども付加されます。

 

また、場合によっては数百字レベルで論評する問題もあります。

 

中学から大学まで、非常に様々なジャンルの問題があるのが実態です。

 

評論文の解き方にはコツがある?

 

では、その中でも評論文の解き方のコツについていくつポイントを挙げていきたいと思います。

 

まず現代文を解く上での大前提として、「問題を先に読む」ということが挙げられます。

これは学校や塾で非常によく言われていることだと思います。

 

というのも、問題を先に読んでおかないと本文を漫然と(ぼーっと)読んでしまうからです。

 

現代文は本文をすべてじっくり読んでいると時間が大きくとられてしまいます。

 

そのため、できる限り迅速に本文を読み進めるためには、「問題を先読みして『どんな内容に気を付ければいいか』をあらかじめ理解する」ことが最も大切です。

 

「—(傍線部)とありますが、この理由について筆者はどう説明しているか述べなさい」といった問題があれば、「—(傍線部)に対する筆者の説明」が書かれている部分を重点的に探しながら読むことができます。

 

こうすることで余計な文章を読む手間が省けるため問題を解くスピードがぐんと上がります。

 

また問題を先読みすることで誤った解釈をしてしまう可能性が低くなります。

 

文章全体について問う問題ではなく、「傍線部について問う問題」であれば、基本的に傍線部も前後3行くらいに答えがあることが非常に多いです。

 

下手に先の方を読んでから問題を解こうとすると、適切な解答ポイントからズレた答えを書いてしまうケースがかなり多くあります。

 

これは論述問題になると顕著で、適切な解答ポイントからズレると大幅に減点されてしまいます。

 

こういった事態を防ぐためにも、問題の先読みは必須事項といえるでしょう。

選択肢の文章を読み流すだけでも、どのようなテーマについて記載されているかが把握できます。

 

こうして選択肢を読んでから、本文を読むことをスタートすべきです。

 

また、国語の受験時間がどれだけあって、評論文にどれだけ時間をかけることができるのか確認してから問題に取り掛かることも非常に大きなポイントになるでしょう。

こうすることで現代文をぼーっと解いてしまうことを避けることができます。

 

 

 

さて、次はいよいよ実際に問題を解く上でのポイントです。

 

評論読解の必勝法その1は「接続詞」を徹底的にマークすること。

 

高校受験の評論文は接続詞から解答を導けるケースがかなり多いのが特徴です。

 

「しかし」「だが」というような『逆接の接続詞』は非常に大きなヒントです。

この後に続くのは前の文章とは全く反対のことを言うことは皆さんもよくわかると思いますが、評論文では「筆者の考えは逆接のあとにある」のです。

 

評論文の筆者というのは大体、前の文章を踏まえたうえでそれとは異なる自分の意見を述べることで、読者により強いインパクトをあたえるというテクニックを用いているので逆接の接続詞の後を見るというのはとても有効です。

 

順接の接続詞では「つまり」がとても重要です。

 

これは分かりにくい内容の文章や具体的な内容を“言い換える”ときに使う接続詞です。

 

この「つまり」の後に筆者の考えが来ることも非常に多く、またそれまでに述べられてきた内容がまとめられています。

そのため文章自体を理解するうえでも重要な接続詞といえます。

 

 

 

 

ここからは少し応用的な、難しい問題を解く際に必要なテクニックを紹介します。

 

 

先ほどの「接続詞」を使ったテクニックですが、難易度の高い問題になってくると接続詞によってわかりやすく筆者の考えが書かれていることが少なくなってきます。

 

このような場合は「傍線部の文章が言い換えられている部分」を探しましょう。

「—(傍線部)」とありますが、これはなぜですか。」といった問題の場合に有効な解き方です。

 

傍線部の文章が言い換えられている部分というのは、傍線部を分かりやすく書いている、または具体的に書いている部分であることが多く、これが答えになるケースが多々あります。

 

傍線部に含まれている単語が他の場所で使われていたらマークしておくと読解がしやすくなります。

 

 

 

また、文章全体を問うている問題ではない傍線部問題に限りますが、基本的には「傍線部が含まれている段落とその前後」の中に答えがあります。

長い段落2つ3つまたいで答えがある、などという問題は非常に稀で、最難関の大学を受験するときにちょっとあるかな、くらいです。

 

ですので段落ごとに設けられた問題では、その段落と前後の段落を注意して読むようにしましょう。

 

 

【評論文はどうやって勉強すればいい?】

 

評論文の勉強の方法です。

 

もちろん、普段から書物を読むことは大事なことです。

 

特に新聞の論評を毎日読みましょう。

そして、読みながら、その文章の主旨、そして分解して背景、事例、対立構図といった分解ができるかどうかを意識しながら読むことが大事です。

 

問題集も解くにあたってはレベル別、ワードの多さなども細分化されていますので自分自身のレベルを意識しながら、問題を解いていくことが大事です。

過去に解いたことのある問題集でも改めて、分解して 読むことができるかどうか復習することも大事です。

 

また評論文では「トレンド」を知っていることが大きな武器になります。

今であれば、AIやIoT、LGBTや国際情勢といった社会時事問題がテーマになることも多いでしょう。

 

ですから、普段から意識して自分自身でこうした時事問題の構図をしっかりつかんで置き、問題を読んだ際に筆者の考え方、そしてそのポイントがつかみやすいようにしておくことも大きな武器になってくるでしょう。

 

【まとめ】

こうして、評論文の解法、そしてそのコツについてあげてきましたが、単なる暗記物ではないので一夜漬けでは絶対に伸びない分野になります。

 

ですから、普段から新聞の評論をチェックしておくこと、文章を読む際には分解してパーツを理解していくことを心がけることにつきます。

 

そして、日常生活の中で時事問題や社会問題の一般的な世論をしっかり見ておくこともいざというときの問題を解くときに参考になってきます。

 

ようするに普段から評論文に備えた文章への対峙の仕方が重要であるといえるでしょう。きっと、ほかの教科の考え方にもつながると思います。

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