中学受験

中学受験はいつから塾に通うべきか?小4(小3の2月)から始める理由。

中学受験という選択肢が増えている。

東京に関して言えば、約20%近くの小学生が中学受験にて進学する。東京都23区は約30%。千代田区は50%以上の割合となっている。

中学受験をさせるとしたら、いつから塾に通わせるべきなのか?と悩まれている保護者様も多いはずだ。

そこで今回は、いつから塾に通うべきかについて見ていこう。今回は私立中学受験に限ってお話をする。

 

 

小3の2月から塾に通うのが良い理由

 

中学受験の塾はたくさんある。

大手で言えば、日能研、SAPIX、浜学園、希学園、早稲田アカデミー、四谷大塚、馬渕教室、進学館・・・などがある。

そのほとんどが、小学校3年生の2月からのカリキュラムとなっている。

小学校3年生の1月に入塾テストを実施して、2月から授業といった形になっているのだ。

 

だから、小学校3年生の2月からの塾通いが最もオススメだ。

 

おもしろいことに中学受験のカリキュラムは1年ごとになっていて、どの学年から入塾しても一応はこなせるようにできている。

理科・社会などの範囲が広く暗記要素が強い内容には当てはまらないが、4年生で学習した平面図形の問題を5年生の同時期に学習する。つまり、学年が上がるにつれて同じ内容をどんどん難しくしながら指導しているのだ。

同分野の連続学習の仕組みを取っているので、どの学年から入塾しても一応オッケーではある。

もちろんどのレベルの私立中学に行かせたいのか?によっても変わってくるし、子供の能力にもよる。

先にも述べたように、中学受験の塾のカリキュラムは1年ごとになっているので、4年生の2月に入塾しても一通りはできるわけだが、いかんせん内容が難しい。

要領の悪い子供にとっては、塾の授業についていくことが難しくなってしまうので、5年生から入るのは危険だろう。

 

また、地元のそんなに偏差値の高くない中学に通わせる予定であれば、4年生からバリバリ進学塾に通わせなくても大丈夫だろう。

偏差値40そこそこの私立中学であれば、5年生から地元の塾に通って合格した!なんて話も良く聞くからだ。

 

■超難関校を受験させる場合

最近のトレンドだが、超難関校を受験させる場合は小学校の低学年1~2年生から塾通いを始めさせる親もいる。

というのも、大手の中学受験塾が小学校1年生や2年生からのカリキュラムを充実させ始めているからだ。意識の高い親であれば、通わせたくなるようなカリキュラムが多い。例えば、ことば遊びだったり、パズル遊びだったりの内容だ。

思考力や表現力を育てるプログラムとなっている。

また小学校4年生からの塾通いや毎週のテスト、月例テストに慣れるという意味で低学年から通わせる場合もある。

一昔前であれば、

「中学受験は4年生から。超難関校に合格させたいなら、3年生から」

といった定説があったが、最近は小学校1~2年生からにシフトしていっている。

もちろん子供の能力とやる気にもよるので一概には言えないが、参考にしていて損はないだろう。

 

まとめ

中学受験の塾通いをいつから始めるか?については、小学校3年生の2月が一番スムーズに行くだろう。

超難関校を受験させる場合は小学校1年生から通わせるトレンドも出てきている。

中学受験に失敗してもその後の接し方で子供は変わる!

中学受験の倍率は高い。

5~6倍は当たり前なので、第一志望の中学校に合格する子供は一握りだ。

1つの大学を複数回、複数学部受けられる大学受験でさえ、第一志望の大学に合格できる学生は少ない。日程が限られている中学受験ならなおそらなので、「必ず第一志望に受かる!」と考える方が間違っている。

くらいの気持ちで親が臨んであげないと、子供の将来を潰してしまう可能性もあるからだ。

今回は中学受験に失敗した時の心構えの準備をお伝えしたい。

 

中学受験に失敗したら・・・

親は全く気にしないようにしよう!

むしろ失敗する前の段階、受験に臨んでいる段階で、

「落ちても大丈夫だよ」
「受験に失敗しても、高校受験、大学受験があるから」
「実力を試すつもりで気軽に受けてみなよ」

といったスタンスを取ってあげてほしい。

仕事柄、多くの中学受験生を見ているが・・・

親が過度に期待したり、結果にこだわり過ぎたり、周りのママ友や親の世間体や期待を気にするほど、子供にプレッシャーがかかっている。

子供はそのプレッシャーを私のような教育者に吐露してくれるのだが、自宅では居場所が無くなり本当に可哀想だ。

子供は想像以上に親の期待を感じているものだからだ。

 

小学校4年生から塾の送り迎えをして、自宅でも塾の宿題をやらせて、行かせたい中学のリサーチやママ友の話を聞いて、3年間の集大成での結果なので・・・母親が残念に思う気も非常にわかる。

が、中学受験に失敗したとしてもその経験を活かせるかどうかで子供は変わるのだ。

 

中学受験に失敗してしまったら、中学受験に失敗する前に以下の心構えを持っていてあげて欲しい。

 

公立に進学しても圧倒的に有利

中学受験の算・国・理・社は中堅以上の私立中学を受験する場合は、下手すりゃ高校受験のレベルよりも難しい。

理科・社会に関しては特に中学校3年間で学習する内容をほぼ網羅しているので、小学校の時に中学受験勉強をしていると中学校の授業で圧倒的に有利だ。

算数に関しても数学の概念とは少し異なるが、中学校の文章問題で非常に有利になるし国語に関しては基礎事項を覚えているかどうかで文章読解で差がつく。

もう一度言うが、中学受験に失敗しても高校受験で圧倒的に有利なのだ。

そして、嬉しいニュースだ。中学受験で難関校に合格するよりも高校受験で難関校に合格する方が圧倒的に簡単である。これは塾関係者が口を揃えて言うことなので間違いナシだ。

実際に私の友人でも、中学受験に失敗したが高校受験で神奈川県2位の高校に進学し、現役で慶応大学に合格している。

御の字じゃないか。

 

結局は最終学歴

中学受験がすべてではない。

結局は良い中高一貫校に進学しても、ゴールは大学受験なのだ。大学受験で良いところに行けなければ、意味がないのだ。

中学受験にて偏差値65の学校でも現役で国公立大学に進学するのは生徒の20%程度だし、早慶の合格も100名以下だ。

公立難関校とあまり結果は変わらない。だったら、公立中学、公立高校に進学して難関大学に合格できることに賭ければいいのだ。

何が言いたいかと言うと、中学受験に失敗したからと言って大学受験ができるわけではないので安心してほしい。

最も力の入れどころは大学受験だ!(というマインドを持ってほしい)

 

 

勉強習慣がつく

中学受験でたくさん勉強することに慣れるのも非常に重要なことだ。

公立中学に進学する子供はほとんど勉強習慣がない。残念だが、文部科学省のデータでも高校受験において20%の公立中学生がまったく勉強しない。

勉強というのは習慣づけるのが非常に難しいため、小学校時代に経験させておくのは非常に良いことだ。

特に中学校の場合は1度躓くと、取り返すのは実際難しいので入学前から習慣づけしておくのが良い。

まとめ

といった具合で、仮に中学受験に失敗したとしても得られるものは非常に多いのだ。

親の見栄やこだわりで子供のその後を台無しにしないように気を付けたいところだ。逆に親さえしっかりして、子供に接してあげれば、その後の子供の人生は非常に豊かになるのが中学受験と言えるだろう。