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大学受験の英単語帳でロングセラーと言えば、ターゲット1900であろう。長年愛用されている単語帳なので、効果のほどは折り紙つきだが1900すべて覚えるまでに挫折してしまう学生も少なくない。

現役生の場合は入試までにすべて覚えきれなかった!なんて場合もあるし、浪人して初めてやっと完璧になったという人もいる。
今回ははターゲット1900の覚え方とそのレベルについてお話する。

 

 

ターゲット1900の覚え方

今回、紹介する方法は多少お金がかかってしまう方法だが、恐ろしいほど効果がある。

 

英単語を暗記する上で最も難しいのは、「忘れてしまうこと」だ。実際500~600あたりを暗記している頃には、1~100を忘れてしまっている。1~100を復習しようと思ったら、覚えた500~600を忘れる。

こういった具合で、イタチごっこになり時間はかけているんだけど・・・なかなか定着しない!といった状態になるのだ。

その方法を解決する方法がコレだ。


PART1とPART2合わせて1500になる。1501~1900に関しては、発売されているのだが、なかなか取り扱っているお店が無いので、本屋さんで取り寄せしよう。

こちらのターゲットの特徴は「カード形式」になっていることだ。

○カード形式の利点

1、カタカナがついている
2、リングでまとめられる
3、順番で覚えてしまうことが避けられる

ということだ。

1、カタカナがついている

英単語は読めないと覚えられない。本版のターゲット1900は残念ながら、カタカナ表記がないので、読めない英単語があったら自分で調べなければならない。

冒頭に発音記号がまとまっているのだが、発音記号を覚えるのも一苦労だろう。

 

2、リングでまとめられる

カードには穴がついており、好きな分だけリングにまとめることができるので・・・物凄い効率が良いのだ。

その点に関しては後述する。

 

3、順番で覚えてしまうことが避けられる

これはどの単語帳を使っても出てくる問題だが、何度も使っていると順番で覚えてしまうのだ。

逆を言ってしまうと順番で出されないと思いだすトリガーが発動せず、いきなり「obeseってどーゆー意味?」と聞かれても答えられないのだ。カード形式はバラバラにできるので、順番で覚えてしまうことはない。

 

 

○覚え方

1日目の使い方


1、一日で覚える枚数を決める  例30枚

2、30枚を覚える
3、覚えたカードとあいまいなカードに分ける
4、あいまいなカードだけ何回も覚える
5、あいまいなカードが無くなるまで30枚を何度も繰り返す

 

これがカード形式の最大の利点だ。時間効率が非常に良くなる。

まずは30枚をじっくり覚えていくわけだが、「覚えた!」と思ったら、シャッフルしてテストしていくのだ。そして、完璧に覚えている単語と、あいまいな単語に振り分けていく。

次は、あいまいな単語だけを何度も何度も覚えればいい。

紙ベースだとその30個を何周も何周もしてしまうか、覚えられなかった単語だけ抜き出す必要が出てくる。しかし、カード形式であれば効率よく、自分の覚えきれていない単語だけを抜き出すことができるのだ。

 

 

2日目の使い方

1、前日に覚えた30枚をもう一度テストして、あいまいな単語だけ分ける
2、新しい30枚+前日のあいまいな単語を覚える
3、覚えたカードとあいまいなカードに分ける
4、あいまいなカードだけ何度も覚える
5、あいまいなカードが無くなるまで何度も繰り返す

 

2日目は大きく変わらない。ただやことは、前日の30枚の中で、「忘れてしまった単語」だけを追加することだ。

何度も言うが、人間は忘れてしまう。だから、忘れた単語だけを抜き出す仕組みが作れれば、絶対に覚えられるのだ。紙版の単語帳だと自分の覚えきれていない単語を抜き出すのが難しい。

 

 

1週間での使い方

 

1、月~土までで合計180個の英単語を覚えたことになる
2、日曜日はその180枚を使う
3、完璧に覚えた単語と忘れてしまっている単語に分ける
4、忘れてしまっているカードが無くなるまで繰り返し覚える
1週間ごとに、再び、忘れてしまっている単語を抜き出す作業をしてほしい。

やっているうちに工夫が生まれてくると思うが、180枚のうち忘れてしまっている単語だけを抜き出してリングでまとめておく。そのリングでまとめた単語に関しては持ち歩いて何度も覚えるなどなど。

接触回数を増やす仕組みが作れるのだ。

1ヵ月での使い方

くどいかもしれないが、一応説明しておく
1、1ヵ月で合計720個の英単語を覚えたことになる
2、1ヵ月経ったらその720枚を使う
3、完璧に覚えた単語と忘れてしまっている単語に分ける
4、忘れてしまっているカードが無くなるまで繰り返し覚える

 

1週間での使い方とほぼ同じだ。

ポイントは定期的に自分でテストをしてみて、「忘れてしまっている英単語」を抜き出すことだ。テストなんてたいそれたことではない。720枚のカードを1枚ずつ、「覚えた」「覚えていない」に分けていくだけだ。

そして「覚えていない」単語カードだけをリングにまとめて、何度も覚えればいい。

例えば、「覚えていない」単語カードが720枚のうち300枚あったとしよう。今度はその300枚を何度も覚えてから、テストすればいいのだ。それを無くなるまで繰り返すだけだ。

 

 

 

以上が、カード形式ターゲットの覚え方と使い方だ。

今現在紙ベースの単語帳を使っている人でも、「テスト用」「何度も何度も復習する用」として購入してもいいだろう。短時間で自分の単語力をチェックするツールとしては非常に優れているものだと言える。

 

 

ターゲット1900のレベル

 

ターゲット1900のレベルはMARCH~国公立大学のレベルと言えよう。

紹介しているサイトによっては、早慶~難関国立と書いてあるが、個人的には早慶~難関国立の受験には少し物足りないように感じる。

早慶~難関国立大を受験する生徒は、

『速族英単語上級編』

 

『鉄緑会 東大英単語熟語鉄壁』

のどちらかには手を広げたいところだ。もちろんすべての生徒に当てはまるわけではない。

・英文を読んでいる量が多く、単語を推測することに慣れている
・過去問や問題に出てきた英単語をコツコツ覚えている

生徒は、上記の単語帳を使う必要はないだろう。

しかし、英単語や単語帳を使ってしっかり覚えたい!というタイプの生徒は、早慶・難関国立を目指す場合は上記2冊のどちらかを使用しよう。

 

 

まとめ

ターゲット1900のレベルはMARCH~国公立大学レベル。

それ以上になると少し物足りなく感じてしまうかもしれない。

 

覚え方は、フラッシュカード形式を使うと短い時間で非常に効率良く暗記することができる。

 

参考記事:紙ベース版英単語ターゲット1900の覚え方