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英語の勉強方法まとめ【大学受験完全版】

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今回は大学受験の英語勉強方法をまとめておく。

気合と根性!で、どうにかなればいいのだが、いくら時間をかけても英語が上達しない生徒もいれば、短期間で効率よく英語を習得する生徒もいる。

私の長年の経験から英語の勉強方法をすべてまとめてみた。

是非、参考にしてほしい。少々長くなるので、分割して読んで欲しい。あるいはブックマークに入れておいて、何度も読み直してくれ。

 

英語の勉強方法まとめ

【前提】

まずは、大学受験の英語学習における公式を覚えよう。

単語力×熟語力×文法力×構文力×精読量×多読量×リスニング=英語力

これは私が思う英語力の公式である。

左から順に学習を進めていくと勉強効率が良い。

 

逆を言ってしまうと、左の方が弱い状態で右にばかり手を広げてしまうと学習効率が一気に低下して、時間ばかりかかるが成果が出ない状態になる。

例えば、「単語力×熟語力×文法力」が弱い状態なのに、『自分は長文が読めないから、予備校で長文の授業を取ろう!』というようなことだ。多くの受験生がこのような状態に陥ってしまっている。

 

何度も言うが、左から順に勉強を進めていくのが学習効率が高いのだ。

 

【実践】

①単語力×熟語力

英単語と熟語の勉強方法は、「カード形式」のものを使う。というのが1つの方法だ。

「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット1000」を完璧にできれば、MARCHや関関同立レベルの基礎単語は完璧にできるだろう。

勉強方法の手順は以下の通りだ。

1、50枚ほど無作為に取る

まずは50枚ほどリングに通して、その日1日はその50語だけを覚えるようにしよう。

最低でも1日4~5回はやる。

1日1回やったくらいじゃ覚えられるものではない。

2、翌日にテストして追加する

昨日やった50枚を、「覚えているもの」と「覚えていないもの」に分ける。

カード形式の最大の利点はここだ。

自分の覚えていない単語だけを振り分けていくことができるのが、勉強効率を高める最大の方法である。
新たに覚える50枚に「覚えていないもの」を追加する。

つまり、翌日は「新しい50枚」+「昨日の覚えきれていないもの」になる。

3、繰り返す

上記の内容をただ繰り返せばいい。

前日に使用したものはテストをしてみて、「覚えているもの」と「覚えていないもの」にひたすら割り振っていく。

「覚えていないもの」はリングに追加していって、接触回数を増やすようにする。

 

4、6日くらい経ったら「覚えているもの」をやり直してみる。

5日ほど経ったら、「覚えているもの」として割り振ったものもテストをしてみる。

すると忘れてしまっているものがたくさん出てくるので、さらに割り振っていく。「覚えていないもの」を抜き出したら、それをひたすら覚える。

なぜ6日なのか?と言うと、1週間に1日くらいは新たに進めるのをストップして復習に専念したほうがいいからだ。

 

5、「覚えていないもの」がなくなるまで繰り返す

文字に起こすとわかりづらいかもしれないが、実際にやってみると2~3日もすれば要領が掴めるし、自分で工夫が生まれてくると思う。

紙ベースの英単語帳は順番で覚えてしまうということや、復習に時間がかかってしまうというデメリットがある。

しかし、紙ベースであれば、割り振り作業は数秒でできるので、

「覚えていないもの」だけ抜き出す→それだけ覚える

ということができる。

 

 

②文法力

次に英文法だ。

英単語と熟語をしっかりと暗記した状態で英文法に進むと、驚くくらい英文法の理解が進む。国語でも、語彙力が物凄いある人が国文法を学ぶと理解が早いように、英語でも語彙力があれば、英文法の理解が早くなる。

これにはちゃんとした理由がある。

脳は「わからない!」と思った瞬間に、理解する動作が鈍くなる。

だから、知らない英単語や熟語が出てきた時に、知らぬ知らぬ間に脳が拒絶してしまっているのだ。

 

前置きが長くなってしまったが、英文法の勉強方法に進もう。

 

1、Forest等の文法書をじっくり読む

まずは、「理解」しなければならない。英文法に関しては、結局のところ理解しなければならない。

1回で理解しようと思ってはダメだ。これくらいのレベルの英文法を1発ですべて理解できる人はハッキリ言って天才だと思う。私は現役で早稲田大学に進学しているが、高校3年生の時に、10回20回と繰り返すことで英文法はマスターした。

だから、何十回も読む前提でいよう。できないと辛くなるからだ。

 

読む作業には、かなりの時間がかかってしまう。

1日にそんなに進まなくていいから、1つの単元の半分くらい読めばいい。

暗記することも忘れないでほしい。比較の単元を読めば、「no more than 」「not more than 」「no less than」「not less than」などの、どうしても暗記しなければならない内容も出てくる。

そこは愚直に暗記していくしかない。

 

2、文法問題を解く

 

文法書を読んだら、問題を解く。

一般的な文法書は「文型」「時制」など24~25単元に分かれている。1日1単元ずつこなしていけば、1ヵ月ですべて終わるような計算だ。

「文型」のForestを読み終えたら、「文型」の問題を解くといった流れだ。

 

問題を解く時は絶対に書き込まないでやること。なぜなら、何度も何度も解くからだ。

間違えた問題にはチェックをしておいて、前日に学習した内容、前々日に学習した内容をどんどん復習していこう。

 

※理解力がなく全然解けない場合

そうは言っても理解力が乏しく、全然問題が解けない人もいるだろう。

その場合は、赤ペンですべて答えを書いてしまって赤シートで隠しながら覚える要領に勉強方法を切り替えてほしい。

実は私は受験生の時、このタイプだった。

理解 → 暗記
暗記 → 理解

では、後者の勉強方法が性分に合っており、すべてパターンや形で覚えてしまってから、徐々に理解していくタイプだった。

もし、どうしてもForestを何回読んでも理解できず問題を解いてみても解けない場合は、赤ペンで答えをすべて書いてしまって赤シートで隠しながら覚えよう。40~50回繰り返すうちに徐々に理解していくはずだ。

※学校や自分である程度文法をやっている場合

学校などでそこそこ英文法を一通りやっている場合は、いきなり「問題」から解いて良い。

Forestの解いてトレーニングを解いてみる → 答え合わせをする → わからないところ・間違えたところだけ文法書を読む

つまり逆から進めていくような流れだ。

 

 

3、出題形式の文法問題も解く

文法の基礎を終えたら、出題形式の文法問題にも取り組んで欲しい。「Forest解いてトレーニング」などはまさに文法の基礎の基礎だ。

出題形式になっていたり、バラバラになっているものを解いて初めて入試で点数が取れる。

オススメは「ネクステ」か「英頻」だ。

「ネクステ」の場合・・・文法の単元ごとにまとまっている。
「英頻」の場合・・・文法の単元ごとにまとまっていない。バラバラ。

 

ネクステの場合は、出題形式別になっているが、時制だったら時制、比較だったら比較、とまとまって掲載されている。他にもイディオムや語彙、発音も掲載されている。

英頻の場合は文法の単元ごとにまとまっていない。

レベル的には、

ネクステ<英頻

というイメージだ。Forestの解いてトレーニングを相当こなしてから、上記2冊に入れば比較的短期間で終わらせられる内容だ。逆に言うと、文法の基礎ができていないのにネクステや英頻に手をつけると物凄い時間がかかる。

現役の高校生で学校でネクステなどのテストがあり、苦戦している生徒はハッキリ言って基礎文法が身についていないからだ。

私も経験している。

 

 

私個人的には、ここまでの英語学習ができていないのであれば次に進んでは駄目だと考えている。

自分の英語の知識がまっさらになって、0から英語を勉強するとしたら、私は徹底的に英単語・英熟語・英文法を学習する。最初の2~3ヶ月くらいはこの勉強しかしないだろう。

 

3、構文力

次に構文力の勉強方法だ。今までの勉強がほぼ完璧にできていれば、この構文力の単元をこなせば一気に英語力がつく。

私も教え子に、基礎文法と叩き込んだ上で例文を422題暗記させたら、おどろくほど英語力がついた。今までの点と点の知識に線でつながったイメージだ。

構文にはこちらの問題集を使う。

こちらの問題集は「長文」の勉強にもつながるし、「英作文」の勉強にもつながる。自分の受ける大学の出題傾向に応じて、どこまでやるかを決めて欲しい。

1、英語 → 日本語に訳す
2、日本語 → 英語に英作する

シンプルに言うと、この2つだ。

300しかないので、1日10題ずつでもやれば、1ヵ月で終わる。文法力がある状態であれば1日10題ずつはなんら難しくないだろう。

受ける大学に英作文がある場合は、日本語→英語のステップも必ずやってほしい。英作文が無い場合も英語の力をつけたいなら、やっておいて損はない。

 

 

付属のリスニングCDは後で活用する。

 

 

4、精読量

次に精読力の勉強方法は。精読とはその名の通り、1文1文丁寧に訳すことを言う。

1つ前の英語構文300題では構文力をつけながら、精読の練習をしていたようなものだ。精読力をつけるためには、自力で訳す!しか方法はない。

訳を眺めて照らし合わせて英語が訳せるほど甘くはない。

地道に英文を日本語にすることをしてほしい。だった僕らは日本人だから。大学受験のために勉強をしているから。

 

精読力にはこの1冊だ。

基礎英文解釈の技術100は「英文の読み方」を学ぶすばらしい教材だ。使い方は以下の通り。

1、見開きの左上の「例文」を読んで頭の中で訳してみる。
2、解説をじっくり読む。
3、右下の「演習」を自分で訳す。
4、別冊の解説をじっくり読む。

 

これを100題繰り返せばいいだけだ。

「どうしてこの訳になるのかわからない!」「文構造が理解できない!」という場合は、学校の先生や塾の先生に質問しよう。

難関大学を目指している生徒は、「英文解釈の技術」に取り組んでもいいだろう。

「英文解釈の技術」のレベルは早慶や難関国立大学の前期試験レベルの文章だ。かなり骨の折れる文章ばかりなので、時間がある場合は取り組もう。

こちらのリスニングCDも後で活用する。

 

5、多読量

こちらに関しては、勉強方法はもう言わずもがなかもしれない。

とにかくたくさん英文を読んで解くだけだ。数をこなせばこなすほど慣れてくるし、読むスピードも速くなってくる。

多くの受験生が今まですべてのステップをすっとばして、この多読を学校や予備校でやっているから恐ろしいことなのだ。あまりにも勉強効率が悪すぎる。今までのステップを完璧にした状態で多読に進めば、おもしろいほど英語の勉強が捗るのに。

 

使う教材はなんでもいい。

自分の実力に合ったものを選んでくれ。


 

しっかりとここまでのステップにたどり着いた人なら、もうあとは解いて解いて説いて解きまくればいい。

だから問題集も英文が載っているだけではなく、問題も載っているものを選んでほしい。5~10題しか掲載されていないのに、1,500円くらいするのは残念だが・・・5~6冊は取り組みたいところだ。

 

付属のCDもすべて取っておいてくれ。

 

 

6、リスニング

センター試験ではリスニングがあるが、多くの受験にとっては一般入試ではリスニングがない。

英文科を受験する人は長ったらしいリスニングの試験があるが・・・一般入試でリスニング無い人でもこのステップは必ずやってほしい。なぜなら・・・

読むスピードが圧倒的に速くなるからだ!
そして、左から右に流れるように英語が読めるようになるからだ!!
大学入試の英語は限られた時間内で長文を読まなければならない。いつも時間無いに終わらない人にとっては朗報だろう。

 

リスニングの勉強方法は以下の通りだ。

ここで、「英語構文基本300選」「基礎英文解釈の技術」「ハイパートレーニング」などの付属CDが鬼のように効果を発揮する。
1、スクリプトを見ながらリスニングを聞く
2、スクリプトを見ずにリスニングを聞く
3、繰り返し

 

以上だ。これほど簡単にリスニング力がついて英語を読むのが速くなる方法はないだろう。

ポイントは、「過去に読んだことのある文章」をリスニングするというところだ。

まったく読んだことのない文章をリスニングするのは大変だが、読んだことのある文章だったら頭に焼きつきやすい。

 

まずは文章を見ながら(目で追いながら)リスニングを聞く。この目で追う動作が長文読解を速くする。

次に文章を見ずにリスニングだけをする。すると、ビックリするくらい内容が頭に入ってくるし、細かい英単語の発音や意味なども定着する。

「基本構文300選」「基礎英文解釈の技術100」「ハイパートレーニング」

と精読から多読に進んでいったわけだ。実は文章も徐々に長くなっていっているので、順を追って取り組んでくれれば、リスニングの勉強も捗るのだ。

 

英文科を受験する生徒は、長めの文章のリスニングを何題もこなせば力がつく。

初めて聞くリスニングでリスニング力をつけていくなんてナンセンスだ。何度も読んだことのある文章をリスニングすることによって、リスニング力がつくのだ。

 

 

まとめ

 

これが大学受験の英語勉強方法完全版だ。

戦略なしに大学受験の英語を勉強している学生が非常に多くて私は非常に残念がっている。しかもアドバイスを与えてもなかなか自分のスタイルを変えようとしない。

 

真に成功する人物は、成功事例を完璧にモデリングできる人だ。

君はこの勉強方法を愚直にこなしてくれると信じている。

難関大学のオープンキャンパス2016日程まとめ

この記事では、2016年のオープンキャンパス日程をまとめる。

うまいもので難関大学のオープンキャンパスは日程がズレているので、受験生にとってはありがたい。

私自身は、「オープンキャンパスに行くくらいなら勉強していた方がマシ」と受験生時代は斜めに構えてしまっていたが、今となれば大学のイメージを掴んだりモチベーションを維持するためにも、1~2つはオープンキャンパスに行っても良いと考えている。

しかし、いくつも見に行って時間を無駄にしてはいけない。一応リマインドだ。

 

オープンキャンパス2016の日程

東京大学:8月3日、4日
京都大学:8月10日、11日
大坂大学:8月4日、9~11日
東北大学:7月27日、28日
早稲田大学:8月6日、7日
慶應大学:8月4日、5日

2016年5月7日判明時点

オープンキャンパスの注意点

実際にオープンキャンパスに参加しても、その大学が良いのか悪いのかを判断できない!と嘆く学生がいる。

そんな学生に1つアドバイスだ。

もし本当にその大学の雰囲気が知りたければ、大学生が実際に授業を受けている平日のお昼頃に伺うのが良いだろう。

通っている学生の雰囲気やもっと言ってしまえば、民度がわかるので「どんな大学なのか?」がすぐにわかる。オープンキャンパスのほとんどが夏休みの学生の少ない時期に行われるので、オープンキャンパスだけではその大学の実態がわからないのだ。

予備校と塾の違いとは?大学受験を乗り切ろう!

授業


予備校と塾の違いをご存じだろうか?

高校2年生は2月や3月になると春に向けて、予備校や塾探しに忙しい時期であろう。

塾を選択する人は周りの友人の多くが予備校に通い、少し不安になる部分もあるかもしれない。しかし、結局のころは「どっちが良いか?」ではなく、「どっちが合うか?」にフォーカスした方が良い。

まずは予備校と塾の違いからご紹介し、合う合わないについてもお話したい。

 

予備校と塾の違い

■予備校

・講義形式
・各大学対策に特化している
・英作文、長文、現代史、古文、漢文など分野別のコースが多数ある
・赤本が大量になる
・講師が各大学の傾向対策をしている
・1日中(or365日)自習室が使える
・大学受験をする生徒しかいない
・専門的な学習ができる
・質問はなかなかできない

・映像授業だけの予備校もある

予備校の魅力と言えば、やはり各教科の先生が専任で指導をしているところだろう。

各大学の対策や傾向を昼夜研究している。また人気が無いと稼げないシビアな世界なので、指導に関しては定評がある先生が多い。

施設も良い。都心であれば大きな綺麗な建物の場合が多いので自習室が使いやすく静かな環境も整っている。

■塾

・集団or個別
・宿題や課題がある
・先生と生徒との距離が近い
・他の学年や小・中生もいる場合がある
・基礎学力から学習できる
・質問できる機会が多い
・専任教師は多くいない
・高校生は映像授業だけの塾もある

塾の魅力と言えば、先生と生徒の距離が近いことだ。

わからない問題があればすぐに解決できるし、コミュニケーションを密に取ることができる。また高校生に対応している塾であれば、少人数で授業を行うため宿題や課題等をしっかりやっているか?を管理してくれることもある。

欠点は、1つの塾ですべての教科を指導可能な先生を揃えるは現実的に難しいため、対応できない教科もある。

あるいは復習教室あるところでは、「生物の授業はどこどこ教室」「日本史の授業はどこどこ教室」といった具合も良く聞く。

 

予備校が合っている生徒

まずは、予備校が合っている生徒の特長について考えてみよう。

なんといっても

「自分で勉強ができる生徒」
「理解力の高い生徒」

だ。

 

基本的に予備校の場合は、自分で勉強できる場合でないと成果が出ない。なぜなら、管理してくれる人がいないからだ。

自分で勉強メニューを決めて、基礎や暗記をコツコツ行える生徒は予備校で実践的な問題を教えてもらうことによって飛躍的に伸びる。

また、理解力も非常に重要だ。90分で説明される内容をしっかりと理解して、予習復習ができる場合も飛躍的に伸びる。

だから、予備校が合っている生徒は、レベルの高い中高一貫生や難関高校の生徒、偏差値が60以上ある生徒ということなのだ。

上記のような生徒が予備校で学習すると、まさに鬼に金棒。

みるみる吸収して実力をつけていく。

 

逆に、「基礎がボロボロ」「どう勉強していいのかわからない」という場合は、

予備校に通っても『お客さん状態』になってしまう。もちろん基礎ができていなくても高いモチベーションがあって、基礎学習を自分で行い、授業に食らいついていく!というガッツのある生徒は大丈夫なので安心してほしい。

塾が合っている生徒

予備校が合う生徒についてお話しさせて頂いたので、塾が合う生徒に関してはもうおわかりだと思う。

「基礎学力がついていない」
「課題を出されないとこなせない」
「理解力があまり無く、何度も教えて欲しい」

といった生徒が塾が合っている。
学習塾の場合は、各授業で課題を出してくれたり、わからない問題があった時にいつでも質問できる場合がある。

また個別指導を選択する場合は、自分の学力に合わせて指導をしてくれるので、基礎から学習したい生徒には合っているだろう。

 

しかし、学習塾の場合は「面倒見が良いかどうか」を必ず選ぶポイントに入れて欲しい。

高校生の指導があまり対応しておらず、映像授業を見せっぱなしで自習形式の塾も多いからだ。

地元に密着してる塾であったり、しっかりと高校生に対応している塾を体験で選ぶようにしよう。

 

高校生くらいだと、あまり干渉されたくない!自分のペースで勉強したい!という生徒もいるが、

スポーツを考えてみるとわかるだろう。しっかりとした練習メニューがあり、少し追い込む程度でないと成果なんて出ないのだ。

 

 

予備校を塾を組み合わせるという選択

例えば、塾と予備校を組み合わせるという選択もある、

うまく授業をとれば、総額でも予備校に通うのと変わらない金額で通うこともできるし、むしろ安くなるケースもある。

予備校の良い部分と塾の良い部分を組み合わせるということだ。
例えば、あなたが英語がとても苦手で1から学習したい。でも日本史は得意だ。

なんて場合は、個別指導塾で英語を学習する。日本史は予備校で学習する。

という選択肢もありなわけだ。予備校も単科授業で取ることができるので金額的にも抑えられるのだ。自習室も使えるのもメリットだ。

 

まとめ

予備校と塾の違いについて紹介した。

しかし、重要なのはどちらが良いか?ではなく、どちらが現在の自分に合っているか?ということだ。

予備校と塾をうまく組み合わせるという選択ももちろんアリだ。

うまく活用するという視点を忘れないようにしよう。

 

【大学受験】残り2ヵ月で英語長文が読めるようになる勉強のコツ

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大学受験の私立一般入試が本格化するまで、残り約2ヵ月となった。

C判定やD判定でも合格する生徒は合格する。そして残り2ヵ月で劇的に学力がアップする生徒もいれば、学力が変わらず合格を掴みとれない生徒もいる。

この時期に英語の長文力をあげるコツ(勉強方法)についてお話したいと思う。

 

 

残り2ヵ月の英語長文勉強方法

 

残り2ヵ月で取り組む英語長文の勉強方法について紹介する。

下記の通りに取り組めば、長文が読めるようになることは間違いが無いので愚直にこなしてほしい。

 

 

ステップ1:レベル別の薄い問題集を解く

この時期に過去問をとにかくこなしたい気持ちになるのをグッとこらえて、レベル別の英語長文問題集に取り組もう。

目安としては、12月1日~12月31日の期間だ。

 

過去問の長文に関しては、全訳はあるが解説が少ない。結局のところ

「解いてみて、何点取れた。何問間違えた」

レベルで勉強が終わってしまうケースが非常に多いのだ。 だから慌てずに、自分のレベルに合わせて問題集をこなしていこう。

 

■薄い問題集の解き方

 

①実際に時間を計って解いてみる

まずは、本番の入試さながら時間を計って解いてみよう。

多くの受験生が時間内に解くことが1つの課題となるため、必ず時間を計って解こう。

そして解くだけで満足してはダメだ。勉強とは、「わからないところをわかるようにする」「学力を上げる」ことが目的であるから、解いただけでは勉強ではない。ただの練習だ。

次からが重要なのだ。

②丸付けをし、全訳・解説をじっくり読む

丸付けをしたら、解答解説をじっくり読んで欲しい。

その時に、全訳を照らし合わせながら「理解できなかった箇所」「理解が間違っていた箇所」「訳せなかった箇所」に蛍光ペンで印をつけておくといい。
③全文をもう一度じっくり読み返す

解説をじっくり読んだら、全文をもう一度読んでみよう。

英文だけをもう一度読んでみると、最初に読んだ時とはまた違った感覚を覚えるだろう。

 

④英単語を抜き出して覚える

すべての英単語を覚える必要なない。

問題集で重要だと位置付けられている単語に関しては、必ずまとまって掲載されているので自分がわからなかった単語だけを覚えるようにしよう。

オススメは専用のノートを作ってまとめておくことが。これから2か月間、そのノートだけは毎日覚えてば2ヵ月という短期間で相当な数の英単語をマスターできる。

 

⑤1週間以内にもう一度読んで、設問に目を通す

忘れたころにもう一度、読んでみて設問に目を通してみて欲しい。

初見で解けなかった問題が実に簡単に見えてくる。基本的にはこのステップを繰り返すと英語の問題を解くことが速くなり正確になっていくのだ。

 

 

 

上記までのステップを1か月間繰り返せば、約30題の自分のレベルに合った問題を解くことができる。

過去問に取り組む前にこのステップを挟むことによって、実力をつけた状態で過去問に臨めるのだ。

 

ステップ2:過去問に取り組む
過去問に関しては、上記の長文を解くのと同じステップで取り組んでくれ。

基本的にはまったく一緒だ。英単語に関しては、解説に記載されている英単語だけ暗記すればいい。

目安としては、1月1日~入試までだ。

 

過去問の解き方に関しては別の記事にて紹介予定だ。

 

 

ステップ3:解いた問題集の長文を毎日読む・リスニングを聴く

 

このステップが非常に重要だ。

不思議なもので、英語の長文は1日読まないだけで感覚を取り戻すのに3日はかかると言われている。まさにスポーツみたいなものだ。

 

そこで、ステップ1で解いた問題集の長文を寝る前などに1回サラッと読むのだ。

そして移動中などを使ってリスニングCDを聴いていく。すると脳が英語脳に転換していくので、長文を読むスピードが速くなったり、いわゆる「慣れ」というものが生まれてくるのだ。

時間内に解くためには初見の文章をいかに正確に速く読むか?が重要になる。

このステップを1月から入試までじっくり取り組むことによって、自分が受ける大学レベルの文章に慣れることができるのだ。

 

 

まとめ

 

残り2ヵ月で一気に学力がつく生徒とまったく変わらない生徒がいる。

それは戦略的に勉強ができているかどうか?に尽きるだろう。ただ、なんとなく過去問や問題を解いているだけで長文が読めるようになるほど大学受験は甘くない。

2ヵ月でやるべき内容をクリアにして長文に取り組んでくれ。

日本史一問一答のオススメ使い方。スパイラル暗記法!

私は日本史が大得意だった。

お恥ずかしながら、高校3年生の5~6月時点では「源頼朝」も読めず、東京裁判すらまったく知らないほど日本史には興味が無かった。

しかし、自分で試行錯誤し勉強方法を掴んでからは日本史の偏差値はメキメキあがり、MARCHレベルの日本史の問題ではわからない問題はほぼ無かった。それもこれも日本史B一問一答のおかげなわけだが・・・受験生にインタビューをすると一問一答を完璧に使いこなせていない生徒が実に多い。

そこで、今回は日本史一問一答のオススメ活用方法を紹介する。

 

オススメの日本史一問一答問題集

私が、受験生の頃には日本史と言えば山川出版だったので、私は山川の日本史一問一答を活用していた。

しかし、今からもう一度受験をするのであれば、間違いなく旺文社の「一問一答日本史Bターゲット4000」を使うだろう。

基本問題 1430
標準問題 1530
応用問題 1040

に分かれている。

この一問一答の優れている点は、ステップが3つに分かれているため、基本レベルで縄文~現代(通史)、標準レベルで縄文~現代(通史)、応用レベルで縄文~現代(通史)と深く深く勉強していくことができるのだ。

結局のところ、入試で良く出題されるのは江戸時代以降なわけであって本来であれば江戸時代以降に学習の労力を注力するべきだ。

しかし、われわれ日本人は律儀にも最初からやりたがるので、最も重要な部分が疎かになってしまうことがある。

 

この一問一答を使えば、基本レベルで通史をざっと終わらす。

次は標準レベル・応用レベルという具合に通史を3回扱うことができる。しかも、自分の受験する大学のレベルによって使い分けることができるので、オススメなわけだ。

 

一問一答の勉強方法

 

ターゲット4000を完璧にするのは簡単ではない。

なぜなら忘れるからだ。

ターゲット4000をどれを聞かれても答えられるレベルまでもっていくには、接触回数を圧倒的に増やしていくしか方法はない。

「自分は忘れやすい」「忘れる前に復習をしよう」「とりあえず100回はやろう」こういったマインドセットが重要なのだ。

 

一問一答の勉強ルールは以下の通りだ。

 

①用語集や教科書を広げておく
②1日に4~5回は同じページを暗記する
③数日間連続で同じページを暗記する
④1ヵ月後に覚えているかどうかチェックする

 

 

①用語集や教科書を広げておく

まず、日本史の一問一答を使い始めた人には共感してもらえると思うが・・・

初見が最も覚えるのに時間がかかる。

そんなもんだから、安心してほしい。初めて覚えるページに関しては、なかなか覚えるのに時間がかかるし、頭に入ってこない。なぜなら初めて見て聞いた出来事だからだ。

 

そこで、人間の暗記のメカニズムを理解しよう。

 

無作為な数字の列   589350174591
意味のある語      ひとよとよにひとみごろ

 

どちらが覚えやすいか?と言えば、圧倒的に後者だ。人間は理解しているものは覚えやすい。だから、初見で一問一答を暗記し始める時は、必ず教科書と用語集を広げて、読みながら理解しながら暗記をしていってくれ。

目の前に広げて置いておけば、すぐに参照しながら暗記ができる。

 

 

もし、あまりにも時間がかかってしまうようであれば思い切って、1日のノルマを減らした方がいい。

1日5ページずつ進んで、100ページ到達したころに全然覚えていないよりも

1日2ページずつ進んで、40ページ完璧に覚えている方がはるかにずっと良いからだ。日数は同じ20日間でも、まったく結果は違う。

 

②1日に4~5回は同じページを暗記する

暗記物を夕方からやり始めるのは愚の骨頂だ。

私も試行錯誤をしている途中で勉強の効率が良くなかった時は、学校の授業が終わって夕方くらいから暗記を初めていた。

しかし、それでは次の日には綺麗さっぱり忘れてしまっているし、翌日も翌日とて新たなノルマに進まなければいけないので中途半端な状態で毎日が過ぎていってしまったのだ。

 

1日1回しかそのページを暗記しないのであれば、やらないほうがマシ!

 

途中からこういった気持ちで勉強ができるようになった。1日に4~5回同じページを暗記するとは以下のようなことだ。

 

朝   8:00     P121~122  暗記
昼   12:00   P121~122 暗記
夕方   16:00  P121~122  暗記
夜   21:00   P121~122 暗記
寝る前 23:00  P121~122 暗記

 

こういったイメージだ。時間はざっくりだが、1日に4~5回は々ページを暗記するわけだ。

もちろん朝8時に暗記するのが最も時間がかかり、夕方以降になると暗記というよりは「確認」といったイメージになってくる。間の時間が狭ければ狭いほど、定着度は良くなるので「確認」の時間は短くなる。
なぜ、私が上記のように勉強をするようになったか?と言うと、ある日珍しく朝早く学校に行って勉強したことがあった。

その時は日本史の一問一答を4ページほど、朝の時間で暗記した。

その後、学校の課題や塾の宿題に手一杯になってしまい、その4ページの確認ができたのが夜の10時くらいになってしまったのだ。

私は愕然とした。

せっかく朝早く起きて、学校で1時間以上も勉強したのに、夜寝る前には覚えた4ページをすべて忘れていたのだ。

 

人間の頭はそんなに賢くないってことだ。

その日以降、1日に4~5回。多い時は小分けにしてもっと多く、接触回数を増やすようにしたのだ。

 

 

③数日間連続で同じページを暗記する

上記のように、1日4~5回やってもまだ足りない。

次の日には、綺麗さっぱり忘れてしまっていのだ。これは本当に頭にきた。「自分はなんて頭が悪いんだろう・・・」と自分を責めたこともあった。

しかし、凡人に唯一許されている方法は「システム化」しかない。だから、「忘れない仕組み」を作ることに専念したのだ。

 

たどり着いた答えは、数日間連続で同じページを暗記するということだった。

以下のような例だ。

 

1日目   P1~2
2日目   P3~4  +  P1~2
3日目   P5~6  +  P1~2  +  P3~4

こういった具合だ。つまり、前日・前々日に暗記したページも復習する!ということだ。

大体、最低でも3日前までは復習内容に盛り込むようにしていた。学校行事や塾の宿題等でペースが崩れそうになってしまった時は、土日は新しいページには進まないで、復習だけをやる日もあった。

 

今からスタート!

と考えると、翌々日にはやることが増えてしまうように感じる。しかし、空いてしまう時間をいかに狭めて、「忘れないようにする」ことが意識できれば、「確認程度」で復習は済む。

1回でもサボると、2ページを覚えなおすのに相当な時間がかかってしまうので、絶対にサボってはいけない。

 

 

例えば、上記の例で勉強を進めていって順当に行くと20日目には、P40まで到達していることになる。

これくらいまでいったら、一旦新しく進めるのはお休みして、P1~40までの復習をしよう。

4日間に分けて10ページずつ覚えていくのも良いかもしれない。

 

■ポイント

何度も何度も繰り返していると、「覚えきれていない問題」「どうしても抜けてしまう問題」というのが出てくる。

その場合は、鉛筆でチェックをつけておこう。

チェックのついた問題だけを暗記するのも良いだろう。

 

 

 

④1か月後に覚えているかチェック

大体1ヵ月が一つの節目だ。

上記のように繰り返し繰り返し暗記をしても、1ヵ月経つとどんどん記憶が薄れていく。

ここで重要になってくるのが、日付を書いておくということだ。

 

自分の勉強状況を視覚化することは非常に重要である。
7/15   P100~101

 

と書いておくだけでも、「おっ、このページ暗記してから大分時間が経っているな」と把握することができる。こういった工夫が勉強には必要なのだ。

そこで1ヵ月経ったら、覚えているかどうかのチェックをしてほしい。

忘れてしまっている問題だけを蛍光ペン等でしるしをつけておいて、みっちち復習するのだ。

忘れてしまうには、忘れてしまうだけの理由があるわけだから、用語集や教科書を使って知識の定着化を図って欲しい。

 

 

 

ここまでが一問一答のオススメ暗記方法だ。

私は個人的に「スパイラル式暗記法」と呼んでいる。スパイラルとは「らせん」の意味でグルグルグルグル同じ単元を何度も何度も暗記することが。
勉強ができるかどうかは、純粋な頭の良さもそうだが、常に工夫しながら勉強できるかどうか?だ。

現状をしっかりと認識して解決策を考えてみる。その解決策を実際に試してみて修正していくのだ。

 

 

日本史一問一答ターゲット4000は1周して、はじめてやっと富士山の3合目くらいだ。

何周も何周もして、自分の物にしていくのは相当な努力を要する。

受験当日まで使う問題集だから、そのつもりで頑張ってくれ。

 

 

まとめ

日本史一問一答ターゲット4000を完璧にするのは難しい。

覚えても覚えても忘れていってしまうからだ。

私の紹介するスパイラル暗記法で、何を聞かれても大丈夫な状態にしてくれ。

 

日本史の勉強方法完全版はコチラ

東進の過去問データベースは解説が無いので使い方に注意。

非常に便利な世の中になった。

予備校の東進が大学入試の過去問をHP上で公開している。私の時代では、地元の本屋さんではすべての赤本を扱っていなかったので、ちょっと繁華街に電車で行って、大きな本屋さんに行くしかなかった。

大学によっても額分がたくさんあるので、自分の受けたい大学の過去問を見るとなると物凄い時間を立って過ごしたものだった。そんな悩みを解消してくれるのが東進の過去問サービスであるが、解説が無いので使い方に注意だ。

 

東進の過去問データベース

 

東進の過去問は約185大学の過去問を無料で閲覧できる。

多少間違いがあるとの指摘はネット上ではちらほら見つかるが・・・これだけの大学・学部の過去問を掲載するのだから、多少のヒューマンエラーは置いておこう。

 

この東進の過去問には使い方がある。それは・・・

 

受験する大学の傾向をとらえる

 

こういった使い方をしよう。

赤本が解説が豊富なわけではないが、解説ゼロというのは、力をつける実践としてはあまり優れていない。

もし、君が塾に通っていて身近にすぐ質問できる相手がいるのであれば、話は別だ。しかし、塾の先生と言えどもいきなり質問をされて答えられる人は相当な腕前の持ち主なので・・・なるべく解答解説がしっかりしているもので勉強した方がいいだろう。

過去問を解いて力がつくのは、

見直し → 復習 → 暗記

までいかないといけないので、問題を解きました。7割合ってました。これだけでは駄目なのだ。

 

 

受験する大学の傾向をとらえるとは?

 

例えば、英語を例にとってみよう。

 

中央大学の文学部は以下のような問題構成になっている。

大問1 会話表現 4択
大問2 並び替え 選択
大問3 間違え指摘 4択
大問4 和訳
大問5 英作文  1問
大問6 長文

といった問題構成になっている。

 

もし君が国公立大学を受験するのではあれば、中央大学の問題はセンター試験と国公立2次試験を合わせてような問題ということがわかるだろう。

私立1本だとしても、和訳や英作文がある大学の受験はそんなに多くない。ので対策が必要だろう。

文法問題はとにかく落としてはいけないことがわかるので、文法中心に勉強が進むだろう。

次に明治大学の文学部の問題構成を見てみよう。

大問1  語句挿入  記述3問
大問2  語形変化  記述7問
大問3  長文     語彙問題6問 内容一致
大問4  長文     語彙問題5問 内容一致
大問5  語彙問題  

 

もし君が明治大学の文学部を受験するのであれば、なんといっても「語彙力」が命題になる。ネクステや英頻に語彙や語形変化がまとまっているので、この単元はマストになるだろうし、普段の勉強でも意識して語彙を増やさなければならない。

一方、文法チックな問題は出題されない。まずは語彙力強化が求められるわけだ。

 

 

同じ文学部でも、これだけ傾向が違えば

勉強の優先順位
勉強の配分
勉強の計画・ペース

が変わってくるだろう。

 

もし中央の文学部が第一志望なのであれば、中央の文学部に近しい問題傾向の大学・学部を選んで受験をするべきだし、

明治大学の文学部が第一志望なのであれば、明治大学の文学部の問題に近しい問題傾向の大学・学部を受験すればいいのだ。

 

大学受験をするときに、問題傾向まで意識して受験大学を選択できている学生は少ない。

合格確率を上げる方法でもあるので、是非参考にしてくれ。

 

 

 

まとめ

 

東進の過去問には解説がない。

しかし、問題傾向を捉えるものとしては非常に優れているので、是非活用してほしい。

 

このブログでは、

東進に過去問が掲載されている大学・学部の問題に関してのみ質問を受け付ける。

 

以下のように記載して頂ければコメントを返すので、是非活用してくれ。

 

あなたの学年:
希望の大学・学部:

例:
高3
明治大学政治経済学部

 

このように記載して頂ければ、英語に関してはその学部の問題傾向と対策を返信する。コメント欄に書いてくれ。

【日本史B】現役で早稲田に合格した勉強法と勉強時間

waseda

以前は、私が現役で早稲田大学に合格した勉強方法の英語編を紹介した。

通っていた塾が英語に力を入れていたというか、英語の授業ラインアップが充実していたため、否応でも英語を勉強しなければならなかったが・・・同様にスタート時は日本史もボロボロだった。

しかし、日本史Bに関しては自分なりの勉強方法をいち早く見つけ劇的に偏差値アップを果たすことができた。今回はその日本史Bの勉強方法について紹介したい。

 

早稲田の日本史レベルを合格できた勉強方法

 

まず、高校3年生の6月時の学力を紹介したい。

日本史に関しては英語よりもヒドかった。高校受験の時に歴史に関してはほぼ勉強することはなく、高校に入っても1年生の時に日本史A,2年生の時に世界史Bの授業カリキュラムだった。

2年生時は1年間世界史Bを授業で学習していたいので(授業を取っていただけだが・・・)高校3年生の6月時点での日本史はゼロだった。

特に平安、鎌倉、室町などは興味が持てず、源頼朝も読めない始末であった。

 

そんな私が、どのようにして早稲田の日本史Bレベルで合格点を取り、MARCHレベルはほぼ満点まで学力をつけたのかを紹介したい。

 

現役で早稲田に合格した勉強方法英語編はこちら。

→ 現役で早稲田に合格した勉強方法【英語編】

 

1、まずはなんと言っても一問一答!

まずはなんと行っても一問一答だ。

通っていた塾の先生にも言われたが、「まずは流れなんか無視して点でも良いから日本史の用語を全部覚えろ!」と言われた。自分で言うのもなんだが、こと勉強に関しては素直に結果を出している人の意見を取り入れることができたので愚直に用語をすべて覚えた。

私が実際に使っていたのは、以下の用語問題集だ。

今、思うがハッキリ言ってレベルが高い。

反省点としては愚直過ぎて、最初から最後まで一字一句覚えてしまった。そのため6月からスタートし、江戸時代の終わりまで進むのに丸2ヵ月、つまり7月の終わりまでかかってしまった。

本来であれば、高校3年生の夏休みの段階で明治時代にまで進んでいないのは致命的であろう。

今学習するのであれば、赤字だけでもとりあえず一周終わらせていただろう。

私は、日本史一問一答を暗記する時に、自分の中で「三種の神器」と呼んでいたものがある。それは・・・

 

①教科書
②用語集
③資料集

 

この3つを常に参照しながら、勉強をしていた、特に用語集に関しては使わなかった時は無いほど、必ず横に広げて読みながら日本史一問一答を覚えていた。

用語集とはコレのことだ。


日本史に各用語が辞書のように、歴史順に掲載されている。

歴史順になっているので、一問一答で鎌倉時代を暗記している時は、用語集は鎌倉時代を開きながら覚えていた。

早稲田を目指すのであれば、最終的に用語集はすべて暗記するつもりで勉強しろ!と言われていたので、一問一答を覚えながらも用語集の用語はじっくり読んだ。

結果として一問一答の進捗は遅くなってしまったが、用語集を6月から入試まで読み続けていたことは非常にメリットがあった。

 

教科書と資料集に関しては、覚えづらい用語や、良く流れがわからない点(政党の流れ・天皇の交代など)をじっくり読むようにした。

人に説明できるアウトプットレベルまではいかなかったが、「理解する」程度に読むようにしていた。

一問一答に関しては1日合計3~4時間は時間を費やしていたと思う。

 

○もう一度受験するなら

私が、今の時代でもう一度受験するなら一問一答は「一問一答日本史Bターゲット4000」を間違いなく使う。

レベルが3段階で分かれているので、通史を3周できる点と、通史がどんどん細かくなっていくのは非常にメリットがあるだろう。

私の場合は、縄文時代から順々に細かい用語までコツコツ覚えてしまったので、入試が近くなって近現代史が非常に弱かった。9月~10月の段階でやっと近現代史が終わったレベルだったので、もっと工夫するべきだったと思う。

2、一問一答を終えたら問題演習

 

一問一答をすべて暗記するのは苦労する。

1周くらいじゃ完璧にするのは不可能なので、20周・30周と何度も何度も繰り返す必要がある。それだけやっても実際の入試では、半分も取れないので愕然とするだろう。

用語を覚えた後は、実践的な問題形式で「問題に慣れる」必要がある。

 

私の場合は、一問一答がすべて終わり、「ほぼ完璧!」と言える状態までに、6月~10月の5か月間を要した。

かなり遅いのだが、実践的な問題を解き始めたのは、10月の末からだった。

 

使用したのは以下の山川の問題集だ。

 

ここで、一気に力がついた。

 

ハッキリ言って、初見では半分も解けなかったがわからない問題にだけ、チェックをつけておいて何度も何度も解き直した。

すると大学受験レベルの問題で

覚えた用語がどのように出題されるか?
どこが覚え足りていないのか?
もっと覚えなければいけないことは何か?

を把握することができた。あとは覚えるだけ。

できない問題を何周も何周もして上記の問題集は何を聞かれても解けるレベルにまでした。この期間は実質2か月間くらい。

 

ここで、問題が生じる。

 

問題を解いていく上で、「史料問題」が出題されるということに気付いてしまったのだ。そして史料問題の対策をしていなかったので、別途史料問題にも手を伸ばす必要があった。

センター試験まで残り2ヵ月程度。しかし、やるしかない!ということで、史料問題を1冊購入した。

史料に関しては、ほぼ覚えていなかったので、先に解答を写してしまった。

「5周くらいすればなんとかなるだろう」

という気持ちで、1月末までに5周する目標で予定を立てた。

 

実際にはセンター試験くらいまでに、日本史史料問題集は4~5周ができて、問題の史料を見れば、どの時代の何について話しているのか?がわかるようになった。

 

○もう一度受験するなら

 

もう一度受験をするなら、日本史史料問題一問一答を使うだろう。

本当に今の受験生は羨ましい!!私が現役生の時に、日本史史料問題一問一答が出回っていれば、間違いなく夏休みに最低3周はしただろう。

やる時期としては、通常の一問一答を2~3周してある程度覚えたら、これに手をつける。

大幅に勉強の時間を短縮できるであろう。

 

 

3、過去問

私が過去問を解き始めたのは、センター試験前後と非常に遅い。

そもそも覚えるべき項目を覚えきれていなかったので、赤本に手を出せなかったのだ。

 

RPGでもレベルをMAXにまで上げてから、ボスに挑むような性格だったのでまずは基礎事項を完璧にしたかった。

しかし、赤本を解いてみてビックリする点があった。

 

上記の1、一問一答 2、問題形式 を終えてから、赤本を解き始めたところ、日東駒専~MARCHレベルはすべて合格レベルに達していた。

嫌味に聞こえてしまうかもしれないが、日東駒専レベルは簡単過ぎたのですぐにMARCHレベルに移行した。

 

赤本を解く時のポイントとしては、

わからない用語や年代があったら、ノートにまとめておく

 

ということをしていた。

これは英単語や英熟語でも同じことをしていたので、日本史にも適用した。

 

例えば、秩父事件にて困民党の総理を務めていたのは誰かわからないと解けない問題があったとしよう。

解答は「田代栄助」なわけだが、私はこれがわからなかった。10年以上経っても鮮明に「田代栄助を知らなかった」という事実を覚えているのは、

 

ノートに、

秩父事件にて、困民党の総裁だったのは?   → 田代栄助
第一次世界大戦の時の総理大臣は?       → 大隈重信
日英同盟は何年?                  →  1902年

といった具合で、赤本で解けなかった問題をノートに一問一答形式でまとめていたからだ。2月はこのノートばかり覚えなおしていた。

「この部分」さえわかれば解けた!という「この部分」を一問一答の解答になるようにノートに作っていった。

 

 

さすがに、早稲田や慶應の問題では、あまりにも奇抜な問題が多すぎたのですべてはノートにまとめなかった。

赤本の解説を読んで、覚えた方が良さそうだな~と自分で判断するものだけをノートに書いて覚えていった。実際、用語集で引いてみると重要性がわかるのだ。そして用語集に載っていない用語も早慶では出題される。

 

日本史は、30分くらいで1年分の問題が解けてしまうので、1日2~3年分くらいはこなしていった。

 

 

日本史Bの勉強時間

 

私の勉強方法はあまり参考にならないかもしれないが、国語はほぼ勉強しなかった。

勉強しなかった!というより、英語と日本史でいっぱいいっぱいで国語にまで手を回せなかったのだ。

 

6月~11月までは、

平日      3~4時間
土日・祝日   5~6時間
は日本史の勉強に費やしていた。逆を言ってしまうと、上記くらいの時間を割かなければ、日本史Bの勉強は完璧にできないのだ。

私自身は一問一答を覚えるのに非常に苦労した。6~10月まではほぼ一問一答しか勉強していなかったので、かなりの時間を割いたことになるだろう。

 

先日したが、教科書・用語集・資料集をしっかりと参照しながら一問一答を覚えていたので、10月末から問題を解く時にペースがかなり上がったのだと思う。

 

まとめ

 

上記が私が早稲田大学に現役で合格した日本史Bの勉強方法だ。

特別な勉強方法では決してない。いくら難関大学と言えど、問題集に書いてあることを完璧に覚えれば、合格点は取れるのだ。

 

まずは、徹底的に時間と労力をかけて日本史一問一答を覚えるべきだ。

思うに多くの受験生がこの点が徹底できないから、思うように偏差値が上がらないのだと思っている。

 

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大学受験の夏休みは受験の天王山!勉強時間を増やそう!

summer

夏休みは受験の天王山。周りのライバルは一体どれだけ勉強しているのだろう。と不安になりながら、遊びたい欲と戦わなければならない。

大前提として、現役で難関大学に合格する学生は、ほぼ例外なく長時間勉強している。

しかし、勉強時間を増やそう!と思っても、長い1日を無駄に過ごしてしまう学生も少なくなりだろう。今回は、「長い勉強時間」を達成するための秘訣と方法をお話ししたい。

 

夏休みの大学受験勉強について

まず夏休みが受験の天王山と言われる所以というか、夏休みの重要性について考えたい。

この点を理解すれば、夏休みを無駄にできないことがわかるだろう。

 

・学校の授業がない
・予備校や塾では重要な授業ばかり
・模試の範囲が広がる、受験生が増える

 

学校の授業がない

現役生にとっては、学校の授業がまとまって無い期間は受験前を除いて、夏休みだけであろう。

学校がある時間は、午前9時~午後3時程度までは時間がブロックされてしまうので、帰宅後、「自分の勉強」ができるのは、多くとの6~8時間であろう。

一方、夏休みであれば、その倍以上の時間を「自分の勉強」に充てることができる。

 

聞いているだけで、すべてを理解し、すべて覚えられる生徒であれば話は別だが、大学受験においては「自分で勉強する」時間を設けることは非常に重要だ。だから、その時間が確保できる夏休みは貴重である。

 

予備校や塾では重要な授業ばかり

予備校や塾にとっては夏休みは、「書き入れ時」だ。

学生がまとまって、集まる夏休みは予備校や塾も力を入れて授業を行う。特に予備校は夏期講習で多くの学生を集客できるため、授業のラインナップを増やす。

新しく入ってくる生徒用の「基礎講座」や浪人生用の「実践講座」の数を増やすため、学生にとっては自分のレベルに合った授業を選んで受講することができるだろう。

基礎を徹底的に固めるのも良いし、実践的な問題を解くことができる。
そういった重要な授業がまとまって受講できるのも夏休みだけだ。

 

 

模試の範囲が広がる、受験者が増える

 

8月になると模試の範囲が一気に広がる。

5~6月の模試では、特に理科・社会の模試の範囲は狭いのだが、8月には範囲が一気に広がり、受験者数が増えるのだ。

だから現役生では高校1~2年生の時の模試の結果は良かったのに8月模試で落ちてしまう生徒もいる。

 

今まで部活動や学校行事で模試を受けられなかった層も受けてくるのだ。

 

受験者数が増えるということは、正確な実力が見えてくるので、ここで良い結果を出しておくと精神衛生上良い。

 

 

なぜ、夏休みはダラダラしてしまうのか?

答えは簡単だ。

綿密で明確なスケジュールが無いからだ

 

夏休みはめちゃくちゃ勉強しよう!

なんて思っても、ついつい休憩時間に友人とおしゃべりをしてしまったり、息抜きのつもりで携帯をイジっていたら気づいたら1時間、食後に勉強をするつもりでも、テレビ番組を見てしまったり・・・

なんてことは良くある。非常によくあるのだ。

結局1日を振り返ってみた時に、正味で考えるとあまり勉強していなかった。

「明日は頑張ろう…」

しかし、次の日も同じことの繰り返し。夏休みが終わった段階で、自分がどれだけ成長したかもわからないということになってしまうのだ。

それもこれも

綿密で明確なスケジュールが無いからなのだ。

 

人間は弱い生き物であるから、自分で自分を律することができないのだ。

 

1日かけて夏休みの予定を立てよう

なぜ、せっかくの夏休みをダラダラしてしまうのか?の理由はわかった。

では、どうしたら解決するのか?と言えば、夏休みの初日に徹底的に細かい予定を立てればいいのだ。

 

スポーツでも強豪校は、綿密に計算された練習メニューを淡々とこなしていく。

勉強では、管理してくれる人はいないので自分で自分のメニューを作り、自分で淡々とこなしていかなければならないのだ。

 

夏休みの初日1日を丸々予定作りに費やしても構わない。

それくらい時間をかけても残りの39日の勉強効率が上がれば、まったく問題無いのだ。

 

では具体的な、予定の立て方についてお話する。

 

・勉強内容で予定を立てる
・こなせるかこなせないかギリギリのラインで予定を立てる
・時間が余ったら、復習を予定に追加する
・手帳やメモ張に書き込む
・フレキシブルに修正する
・予定を守ることにこだわる

 

勉強内容で予定を立てる

決して勉強時間で予定を立ててはいけない。英語1時間、数学2時間…といった時間での予定ではなく、

英単語ターゲット 30個ずつ
英熟語ターゲット 20個ずつ
ネクステージ 見開き2ページ

といったように、「勉強内容」で予定を立ててくれ。

 

こなせるかこなせないかギリギリの予定を立てる
結局、毎日勉強の効率をよくしていかなければならない。

しかし、効率をよくしていこう!キャパを増やしていこう!と思ったら、まずは多少の無理をしなければならない。限界を常に超えていくことによって効率は上がっていくのだ。

だから、多少無理と思える予定を立てて、なんとかこなしていくのだ。

 

時間が余ったら、復習内容を予定に増やす
勉強の効率がよくなってきたら、時間が余るかもしれない。その場合は、復習内容を増やしていってくれ。

もともとギリギリのラインで予定を立てているので、新しい内容を増やしてはいけない。周りの友人が良い参考書を薦めてきたら、ついつい買ってみたくなるかもしれない。

しかし、新しいことに手を広げずに、「現在取り組んでいる内容」を完璧にしていく作業の方が重要なのだ。

手帳やメモ張に書き込む
予め手帳やメモ張に学習する内容を書いてもかまわないし、ノルマが終わったら書き込んでいくのも良いだろう。

必ず書き込むことが重要だ。

書き込むことによって、自分が学習した内容の軌跡を一目で見ることができるし、「ノルマをこなす」プレッシャーが生まれてくる。

 

フレキシブルに修正する

完璧主義的な人に多いが、一旦予定が狂ってしまうとすべてが狂ってしまう人がいる。

そして途中でぐじゃぐじゃになっていき、結局どうでもよくなってしまう。

予定が狂ってしまう時は、予備校や塾の授業で予想外の宿題や課題が出たり、体調を崩す時だ。

 

そんな時でも、予定を臨機応変に変更する。というマインドを持っていれば修正が利く。

10日が経った段階で、残り30日の予定が少し変更してしまうとしてもすべてが無駄になってしまうよりははるかに良いだろう。

 

 

予定を守ることにこだわる
とにかく自分が立てた予定にこだわって毎日コツコツと勉強してほしい。

先述したが、人間は弱い。自分で自分を律することができない。だからスケジュールを立てて、自分を律する仕組みを作らなければならない。

その作った仕組みを稼働させて、毎日長時間勉強できるように着実にこなしていくのだ。

 

 

まとめ

夏休みは受験の天王山。

人間は弱いから、夏休みに長時間勉強しようと思ってもなかなかうまくいかない。

予定という仕組みを作って、自分を律していってほしい。

大学受験での英単語の覚え方はスパイラル式暗記法。

spiral

大学受験レベルの英単語の数は非常に多い。

基礎から収録されている英単語帳には『データベース4500』などがあり、少しレベルが高いものだと、『ターゲット1900』がある。さらにその上の『速読英単語上級編』でも900個程度。鉄緑会の『鉄壁』に関しては、660ページもある。

受験の1月、2月の段階でそれらすべての英単語を使えるレベルで覚えておく必要があるので、仕組みは非常に重要だ。

今回の記事では、『スパイラル式暗記法』を提唱する。

 

 

スパイラル式暗記法の概要

今から、私が提唱する『スパイラル式暗記法』を説明する。是非とも今日から英単語の暗記に取り入れてくれ。

全然難しくないのですぐに取り入れることができるだろう。

ここで1日30個ずつ覚えるという前提でお話しする。『スパイラル式暗記法』にはいくつかの守るべきルールがあるので、必ず守ってくれ。

 

■ルール1:前日、前々日・・・と増えていく。


1日目  1~30

2日目  31~60+1~30
3日目  61~90+31~60+1~30
4日目  91~120+61~90+31~60+1~30
5日目  121~150+91~120+61~90+31~60+1~30
6日目  151~180+121~150+91~120+61~90+31~60
7日目  181~210+151~180+121~150+91~120+61~90

 

非常にシンプルな方法なので、理解しやすいと思う。簡単に言えば、「前日の覚えた英単語も合わせて覚える」。たったのそれだけだ。それを5日間繰り返すだけ。

そして6日目になったら、1日目に覚えた1~30は消える。

つまり、日を追うごとに覚える単語は増えていくのだが、6日目以降から古いものから順に消えてスライド式になっていく。

■ルール2: 1日に最低4~5回は単語を覚える

『スパイラル式暗記法』では1日の中でもスパイラルを起こす。朝覚えた英単語なんて夕方には綺麗さっぱり忘れるものだから、忘れる前にやる。



夕方

寝る前

こういった具合で、1日4~5回は時間帯を分けて英単語の暗記を行う。昼に5回やればいいという話ではない。等間隔になるように4~5回覚えるのだ。

ここで気を付けて欲しいのは、「決められた分量のみを行う」ということだ。

例えば、ルール1の3日目であれば、合計1~90の英単語を覚えているだろう。その日は、それだけしかやってはいけない。夕方の段階で、1~90が完璧!と思ったとしても、夜と寝る前に1~90をしっかりと覚える。

覚えるというよりは、チェックするというイメージだろうが、接触回数を増やすことが重要なのだ。

 

 

■ルール3:追っかけを作る

ここはかなりのポイントだ。

例えば、英単語ターゲット1900を暗記しているとしよう。1日30個ずつ覚えていけば、20日後には600まで進む。

しかし、6日目以降は1~30に触れずに14日間も経ってしまうので、これは非常に危険なのだ。だから、ある程度進んだら「追っかけ」と呼ばれるスケジュールを作っていく。

 

以下のような例だ。

 

20日目  571~600+541~570+511~540+481~510+451~480    +1~50
21日目  601~630+571~600+541~570+511~540+481~510    +51~100
21日目  631~660+601~630+571~600+541~570+511~540    +101~150

 

こういった形だ。

赤字の部分が追っかけと呼ばれるもので、15日~20日程度経ったら、追っかけのスケジュールを入れていく。

そして「追っかけ」に関しては1日50個ずつ、60個ずつ、100個ずつと普段進めていく単語数よりも多いので、いつか追いつく。だから「追っかけ」という名前なのだ。
上記の例だと、38日目には50個ずつ「追っかけ」を作っていけば追いつく。
追っかけ自体もスパイラルさせていくのもありだろう。1~50+51~100といった形だ。

 

通常30個ずつ進める英単語で、5日間のスパイラルを起こしていく。復習の50個も2日など小さなスパイラルを起こしていくのだ。

そして、無事に「追っかけ」が追い付いたら、さらに最初に戻って100個ずつなど追っかけていく。

「追っかけ」をしてみて、あまりにも忘れてしまっている単語が多い場合は、スパンを短くしていったほうがいいだろう。(10日経ったら追っかけるなど)

 

これが「スパイラル暗記法」だ。

 

 

大学受験の英単語は覚え方が大事

 

冒頭でも紹介したが、「いかに忘れないようにするか?」が重要だ。

だから1つの単語に対して20~30回の接触回数を設ける。

単語数が3000~5000もあるので、すべてを暗記するには仕組みを作らなければならない。

この点を考えることができなければ、浪人して長い勉強時間を設けたとしても、まるでイタチごっこ、ハムスターが同じ場所で走り続けるのと変わらないことになってしまうのだ。

 

1日30個ずつ覚えて、1900まで行った時に、1~1800くらいまではすべて忘れている。
また1からやり直し。2周目も復習をしていないから、どんどん忘れていく・・・・こういった状態だ。

 

 

これから英単語を暗記する君は大丈夫。

「スパイラル暗記法」をマスターしてくれ。

 

まとめ

 

覚えても覚えても忘れていく・・・

そんな恐怖を解決するのが「スパイラル暗記法」だ。

君は覚えた単語をずっと覚えていられる。是非、採用してくれ。

現役で早稲田に合格した方法と勉強時間【英語完全版】

waseda

現役で早稲田・慶應いわゆる早慶に合格するのは簡単ではない。

現在は現役と浪人の合格者比率は、現役6~7:浪人3~4くらいであるが、一昔前は5:5に近かった。入学者の最初の話題と言えば、周りの友人が現役か浪人かを確かめることからだったくらいだ。

今回は、私が8か月の勉強期間で現役に早稲田大学教育学部に合格した方法を紹介したいと思う。すべては、計画とノウハウだ。腹に落とし込んで自身の勉強に活かして欲しい。

 

現役で早稲田に合格した方法

まず、高校3年生の6月時点での学力を紹介したい。

高校3年生の6月の模試では、英語の偏差値は約40程度、SVOCの文型もわからない状態からのスタートだった。通い始めた塾では、長文読解の授業を受講していたが、「There is 構文」もわからず、完全にお客さん状態だった。

それでも勉強方法と根性によっては現役で早稲田に合格できる。君にも頑張って欲しい。

1、単語・熟語編

通っている塾では、英単語ターゲット1900と英熟語ターゲット1000を薦められた。

何をしていいかわからなかったので、塾の先生の言うことを愚直に信じて勉強を始めたが、ターゲットは少しレベルが高すぎたかもしれない。ターゲットレベル以下の基礎単語もわからなかったので・・・本来であれば、少し簡単な単語帳から着手するべきであったが、私のすべてをそのまま紹介したい。

 

○英単語ターゲット1900

6月から1日50個ずつ暗記した。難単語に関しては覚えづらかったので1日30個ずつ。7月末に1周が終わったので、約2ヵ月かけてこなしたことになる。

覚え方は、まずは書かずにとにかく隠して暗記した。何周もするうちに書いて覚えるようにもした。3周目が終わったあたりから、成句や派生語も暗記し、結局、入試ギリギリまで毎日かかさずに復習をした。

ターゲット1900の例文はすべて訳せるようにした。

 

○英熟語ターゲット1000

英熟語ターゲットは1日30個ずつ暗記した。約1ヵ月で1周が終わった。

夏休みに何周も何周もしたが、英熟語に関しては英語→日本語しかしなかった。書けるようにする訓練はしていない。ターゲット1000の例文はすべて訳せるようにした。

 

○速読英単語上級編

夏休み前に、「ターゲット1900で早稲田に受かりますか?」と塾の先生に聞いてみたところ、「ターゲットだけじゃ無理だよ」と言われたので、

速読英単語の上級編も夏休みから暗記した。約900掲載されているので、1日30個ずつ覚えて1ヵ月で一通り終わった。文章に関しては夏休みに到底読めるレベルではなかったので、いったん飛ばして単語だけ覚えた。


○問題集・過去問の暗記ノート

上記の単語帳とは別に『暗記ノート』を1冊作っていた。

学校の授業や塾の授業、問題集、過去問(1月から)で出てきた知らない単語や熟語はすべて1冊のノートにまとめて、毎日1回は暗記をするようにした。

7月や8月は知らない単語のオンパレードだったので、1日に30~40個くらい単語をノートに書き込まなければならなかったが・・・常にノートを広げてすぐに書き込めるように習慣化した。
結局、『暗記ノート』は1冊丸々書き込んだので、3000~4000語くらいはなっていた。(細かくビッチリ書いたので)

この仕組みを取り入れることによって最終的にはMARCHレベルの文章であれば、ほぼわからない単語は無くなっていたし、最終的には知らない単語も推測できるようになっていた。

2、文法編

文法はかなり手こずった。

通っていた塾が、地元のレベルの高い人たちが集まっていたので、周りは基礎文法がほぼ完璧だったからだ。

塾では、「英頻」が配られていた。

 

○英語頻出問題総演習

英頻は「ネクステージ」より少しレベルの高い問題集で、並び替え・会話表現・選択・正誤などなど実践的な問題形式が収録されている。

実践的な問題を解くだけの力が無かったので、塾の先生に相談したところ、「お前はもっと基礎からやったほうがいい」と言われ、基礎からやることにした。

 

○Forest&Forest解いてトレーニング


文法書の『Forest』は穴が空くほど読んだ。問題集は問題をすべて覚えてしまうほど、何周も何周も解いた。

Forestに関しては、「今日は不定詞!」と決めて読む日もあれば、学校の授業で不定詞が出てきたら、不定詞の単元を読んだし、塾の長文で不定詞が出てきたら、不定詞を読んだ。

とにかく、何度も何度も読んだ。まるで熱心な教徒のように、寝る前も枕元において、2~3ページを読んでから寝ることにしていた。

 

仮定法や分詞構文の単元に関しては、最低でも100回くらいは読み直したと思う。

長文に出てきて、意味がわからなかったら必ず読むようにしていたからだ。

 

 

○ロイヤル英文法&問題集

 

ロイヤル英文法の文法書に関しては、長文読解でどうしてもわからない時に参照するようにしていた。

ロイヤル英文法はForestよりも細かく載っているので、Forestをほぼ覚えてから読んでみると新たな発見があり勉強になった。

 

ロイヤル英文法問題集はそんなに難易度は高くない。

こちらは最初にすべて解答を写してしまい、赤シートで隠しながら何度も解いた。

問題を解くのが苦手だったので、基本的には最初にすべて解答を写し覚える方式で文法問題は勉強していた。なにより解くのに時間がかかるので・・・写してしまう方が効率が良く思えたのだ。

 

○英文法標準問題

実はこの問題集は、Forestも全然仕上がっていない時に、間違えて買ってしまったのだ。

標準という言葉に騙されたが実際のところ全然「標準」ではない。難関大学を目指す人にとって標準と入れるだろうか。

時期的には11月の1か月間で仕上げた。発音などは飛ばして、必要な部分だけをやるようにした。

 

○英頻

上記の、『Forest』と『ロイヤル英文法』をこなしてからは英頻が驚くほど理解できた。

通っていた塾で英頻が毎週見開き2ページずつ小テストがあったので、その進捗には合わせて暗記していた。

塾では夏休みが終わる段階で、英頻が半分くらいまでいっていたが、9月の頭から一気にスピードをあげて1ヵ月間でほぼ終わらせた。特に後半は会話表現や語形変化等の英単語が多かったので文法の知識がいらなかったからだ。

 

英頻は結局、入試ギリギリまで使用した。

やはり時間が経つと忘れてしまうので、忘れないように何度も何度も復習した。おそらく6月から勉強を始めて使わなかった日は1日もないと思う。

 

 

私は英文科を志望しており、長文が出題される大学が多かった。そのため、文法問題!をバリバリ解く頻度はそんなに多くなかった。

英頻を何度もやる程度で、どちらかと言うと長文読解のために文法を勉強していた位置づけだ。

 

 

3、長文読解編

私が通っていた塾は長文読解に力を入れている塾だった。

月曜日と木曜日に45分ずつ長文読解の授業があり、毎回ノートにすべて訳してくる授業だった。

しかし、先にも述べたが、私は『there is 構文』すらわからなかったので、実際は10月くらいまで授業には全然ついていけていなかった。

 

そこで、自分でどうにしかしなければならない!と思い、問題集を購入し、勉強した。

 

○基礎英文解釈の技術100

2008年に新装改訂して、さらに使いやすくなったが、1994年からのロングセラーだ。

Forestを一通りこなした後に、『基礎英文解釈の技術100』を1題ずつじっくり読んでいったら、物凄く長文が読めるようになった。

大体1日3題ずつ読んでいって、1ヵ月ちょっとで1周が終わった。期間としては、7月半ばから夏休みが終わるまでだ。

夏休み期間中は塾の宿題も出ていたので、少しサボってしまう日もあった。

 

9~11月までは、塾の長文のみやっていた。

塾や予備校で長文読解の授業を取っている人は、基本的に塾や予備校の授業に専念する方がいいだろう。こだわろうと思えば、長文読解の授業はとことんこだわって予習復習ができるわけだから。

 

12月からは、レベル別の問題集を使用していた。残念だが、10数年以上前なので私が使用していた長文の問題集は絶版になっているようだ。

もし今の受験生がレベル別の問題集を使用するなら東進の問題集がオススメだろう。

 

○英語長文レベル別問題集

本屋さんで少し立ち読みをさせてもらって、自分のレベルに合う長文を12月中に30題くらいはこなしたいところだ。

私の場合は、合計36題解いた。

12月にもなると、長文読解力がかなりついていたので、読むのを速くする練習のような位置づけだ。また36題も解くとかなりの数の英単語が入る。だからこそノートにまとめていくのは大事な作業だ。

 

○過去問

年明けから、とにかくたくさんの過去問を解いた。

母親にはかなりお小遣いをもらって、赤本を購入させてもらったが、1日2年分くらいは解いていた。

実際の入試は午前中なので、午前中に3教科1年分。夕方から3教科1年分くらいのペースで解きまくっていたので、1冊の赤本は1~2日で終わってしまう。

それでも自分で購入して解くことに意味がある。

何度も何度も復習ができるし、書き込むことができるからだ。2月の入試までに、15学部くらいの過去問は解いたので、相当数の長文を解いた。

 

ハッキリ言って長文は慣れる。

慣れるまでに基礎をしっかりと身に付ける前提があるが、単語・熟語・構文・文法・読解法を学んで上で数をこなしていけば、この時期に爆発的に英語力がアップするし、長文を読むスピードが速くなる。

 

これが、実際に私がゼロの状態から早稲田大学に現役で合格したまでの勉強量だ。

こなした問題集としては多くもなく少なくもないといったところだろうか。しかし、1冊に対して30周~50周と徹底してこなし何度も何度も取り組んだ。1冊を完璧にする意識は物凄く高かったと思う。

そして使いこなした問題集は入試まで「忘れないようにする」復習もした。

 

 

早稲田に現役で合格する英語の勉強時間

私の場合の受験はあまり参考にならないかもしれないが・・・、国語を捨てて日本史と英語の勉強だけをしていた。

国語を捨てたというよりは、日本史と英語で手がいっぱいで国語までできなかった。そして国語の勉強をどうして良いかわからなかった。という点がある。(塾も国語が無かった)

 

だから英語に関しては、相当な勉強時間を割いた。
6月~8月 : 1日6~7時間
9~12月: 1日5時間
程度は、上記に説明した英語の勉強に時間を割いていた。

実際のところ英単語ターゲット1900と英熟語ターゲット1000で1日2時間程度は時間がかってしまっていたので、単語・文法・長文の順で最初の頃は勉強の比率が高かった。

9月以降からは、長文・単語・文法の順で勉強の比率が高くなっていった。

9月以降に関しては、英単語や英熟語はターゲットを使って「忘れないようにする」作業だったので、1日10分を2~3セットくらいだったろうか。

 

これでも、私立の中高一貫生にように、コツコツと英語を勉強してきた人に比べると勉強時間は少ないと思う。

いかに効率よく勉強していくが?が自分の中でもテーマになっていた。

 

 

 

まとめ

 

実際に私が高校3年生から現役で早稲田大学に合格した英語の勉強について述べてみた。

勉強は孤独だ。成果や進捗は誰のものもわからず、自分のみが自分の勉強について理解できる。

実際に受かった人間がどれくらい勉強したのか?を指針にしてみてほしい。