勉強コラム

早稲田の「高校生特別聴講制度」で高校生は単位が取れる!

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早稲田大学がなにやらおもしろい取組をしている。

「高校生特別聴講制度」というもので、高校2~3年生で校長の推薦を得たものを対象に早稲田大学の授業が受けられる!というものだ。

しかもそこで取得した単位は早稲田大学に入学後、正式な単位として認定されるのだとか。

 

大学進学を考えている高校生にとっては、実際に大学の授業を集中的に受けられる良い機会なので、今後こういった制度が浸透していくかもしれない。今回はこの「高校生特別聴講制度」について見ていこう。

 

早稲田の高校生特別聴講制度とは?

まず、高校生が大学の授業を受けられるって高校の授業はどうなんの?というのが、私の率直な感想だったのだが、もちろん配慮があるみたいだ。

夏季集中科目、春季集中科目、土曜日授業、平日5時限以降

といった形になっており、高校生でも授業が受けられるようになっている。

通常の大学生と同じように授業を受けられることをウリにしていため、土曜日授業や平日5時限以降の授業を選択する場合は、半期だったり1年間受講するそうだ。

1年間というのはなかなか、長い期間だが・・・一般の高校生だけでなく早稲田大学の付属高校も対象になっているので、なるほどそういった事か!という感もある。

〇募集人数

100名。ただし、1科目あたり若干名になっており、大学生が受講している授業に何名か高校生が混じるようなイメージらしい。

〇聴講科目

1科目のみ。全37講座から選択・出願

〇料金

1単位につき文系は8,000円。理系は10,000円。

これは通常の大学の授業で考えると非常に安い金額だろう。

〇優遇

取得した単位は早稲田大学進学後に正式な単位として認められる。

仮に別の大学に進学したとしても、その大学が入学前単位認定を定めていれば、認定が可能。

 

募集要項の用紙などは、以下のリンクよりダウンロードできる。

早稲田大学エデュケーションセンター

 

 

早稲田の付属生も対象とのことで、外部の一般高校生の生徒がどれだけ受講しているのかは謎だが・・・こういった制度は高校生の知的好奇心や大学進学へのイメージを膨らませるので非常に良いだろう。

埼玉県大宮の鉄道博物館で子供と社会科見学を!

子供に学習体験を積ませるのは非常に重要なことだ。

今回は大人も楽しめて、子供の知的好奇心をくすぐる施設「鉄道博物館」についてご紹介したい。

このブログは「勉強サークル」だ。鉄道博物館がどのように勉強に役立つかについても併せて読んで欲しい。

大宮の鉄道博物館

住所:〒330-0862埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
最寄駅:ニューシャトル「鉄道博物館駅」
営業時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日、年末年始
入館料金:大人1,000円、小中高生、500円、幼児200円
(前売り券での割引アリ

私自身も何度か訪れているので、いくつか写真も載せておく。

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鉄道博物館が学習体験に優れている理由

個人的には鉄道博物館に連れていくのは、①小さな子供の時、②小学校高学年くらいになり文字や歴史がある程度理解できるようになってからの2回連れていくのが良いと考えている。

①歴史の学習になる

鉄道博物館では、日本での鉄道の歴史が年代順に説明されている。

2階には、物凄い距離で明治以降の日本の歴史も交えて鉄道の歴史を紹介しているのだ。

学校の教科書で習った内容に違った形式で触れることができるのは良い経験だ。歴史は興味を持たせることが非常に重要な教科であるから、こういった機会を活用したいものだ。

何度も言うが、本当によく歴史を紹介している。

大人がじっくり読んでいくだけでもかなりの量の知識を得られるだろう。

 

②体験学習ができる

各解のラーニングゾーンでは、実際に物を使って体験ができる。

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例えば、カーブをうまく曲がるためには?などといったような、物を転がして実際に体験できたり、同じ重さのものを動かすにはどれが1番軽く動かせるか?

などの体験学習ができる。

学習というのは、座って知識だけを得る座学よりも「実際に体験して感じる経験」が重要だ。

ラーニングゾーンは小学校高学年には少し難しい内容もあるので、興味を示すものだけやらせると良いだろう。

 

③かっこいい!

私は良い年のおじさんだが、鉄道博物館ではワクワクして興奮してしまった。

男の子は鉄道にかっこよさを感じるのはおわかりになるだろう。大人が子供と一緒に楽しめて学習できる場所はなかなかないので、是非オススメしたい。

ゆとり世代はいつから?と学習塾。個別指導塾との関連性。

文部科学大臣が改めて「脱ゆとり」を発表した。

日本の教育の歴史では詰め込み教育による落ちこぼれを作ってしまったとのことで、海外に習って「ゆとり教育」を実施したわけだが、今後は詰め込み教育と揶揄されぬようにアクティブラーニングを全面導入するようだ。

こうなると、いわゆる「ゆとり世代」と言われる人たちが今後も卑下の対象として見られてしまうのではないかと危惧する声もあり、今回は改めてゆとり世代について見ていきたい。

参考:「脱ゆとり宣言に、ゆとり世代が怒りの声」

 

結局、ゆとり世代はいつからいつまでなのか?

 

ゆとり世代の範囲や定義には諸説ある。

1980年代から学習指導要綱の改定が目指され、実際に施行されたのは小中学校で2002年から、高校で2003年からということになる。

日本の教育システムは中央集権ではなく、地方分権になっているとい特徴から統一までに時間がかかる傾向になる。改善案が出されてから実際に施行されるまでに20年ほどのスパンがかかってしまうのだ。

 

このことから、「ゆとり教育」を受けている世代は、

1987年4月2日生~2004年3月生

を指す場合が多い。実際に1987年4月2日以前に生まれた子供と比べて学校で学習する内容が大幅に削減されているのだ。

 

ゆとり世代の学習時間

ゆとり教育が実施されることが検討された時代は、「落ちこぼれ」が多い時期だった。

中学・高校では学校の規則を守らない生徒、いわゆるヤンキーやスケバンと言われる生徒達が多く教育システムを問題視する声が相次いだ。

そこで、1987年生まれから適用される「ゆとり教育」では大幅に授業時間が削減され、総合的学習が導入された。

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参照:文部科学省

小学校では、総合学習+生活の時間が大幅に増え、中学校では総合学習と選択授業が大幅に増えた。

土曜日が完全休日になり授業日数は減り、総合学習の時間が増えたため必然的に教科学習の時間が減ったのだ。

中学校に関して言えば、昭和37年と比較すると5教科で合計815時間も減っているのだ。

 

 

学習塾との関連性

このゆとり教育がすべての要因ではないが、学習塾の変遷から面白いことがわかる。

まずはこちらのグラフを見て欲しい。

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参考:NikkeiBP

1990年代までは、塾・予備校業界では「集団授業」つまり一斉授業が主流であった。

塾や予備校の授業は先生1人に対して、生徒が10名以上おり同時に指導するものであったのだ。しかも一般的なチェーンの学習塾では「学校の授業に対して予習」として授業を行う形式がほとんどだった。つまり、学校の授業を先取りして「競争に勝つ」というものだったのだ。

それが1990年代のバブル崩壊以降から徐々に変化を遂げ、2000年代からは「個別指導塾」が興隆する。

 

個別指導塾を選択するケースは圧倒的に「学校の授業についていけないから」という理由だ。

授業のフォローや補習を目的として、1人1人の生徒のニーズに合わせての指導を行う。今までのマス授業から個別授業のニーズが高まっていったのだ。

グラフを見ておわかりのように、ゆとり教育の導入以降爆発的に個別指導塾が学習塾市場のパイを食っているのだ。

 

まるでゆとり教育に合わせるかのように個別指導塾が増えている。

 

個別指導塾が増えた理由

私は長年、教育業界に身を置いているがこの大きな大きな流れを自分なりに考えてみたいと思う。

これは間違いなくゆとり教育が生み出した流れだと感じている。

 
①学校の強制力が減ったこと

まず、第一に公立の学校の強制力が減った。

私の時代では、内申点が相対評価だったこともあり「ライバルに差をつける」という点から宿題や学校の予習をよくやったものだ。それが当たり前のようだった。

例えば、英語の授業では、「ノートに英文を書き写す」「英単語の意味調べをする」「日本語訳をしてくる」というのは毎回の授業では当たり前であった。

それが今では大きな宿題と言えば、定期テスト前にワークを提出するくらいだ。

 

子供達にリサーチをしても、そこまで宿題を課されるケースが極端に減っているのだ。

というのも学校の先生の権力が以前よりないため、宿題をやってこなくても大丈夫な環境や風土ができあがってしまっている。

「言い過ぎなのでは?」と思われるかもしれないが、30年前の授業風景と、現代の授業風景を無作為に選んで比較でもできれば違いは瞭然だろう。

 

 

②純粋に学力が低下している

ゆとり教育の実施で純粋に学力は低下している。

強制力がないため、学校以外の教育機関でも子供達は「目標達成能力」が著しく低下しているように思える。

「来週までに〇〇をしなさい」

といった類の課題をこなせない子が増えているのだ。

これは、若手社員のゆとり批判を見れば一目瞭然だろう。当たり前のことが当たり前にできないということなのだ。

1980年代、1990年代は良い意味でも悪い意味でも親が熱心だった。

子供を競争のレールに乗せて中学受験、高校受験でもしのぎを削っていた。が、バブル崩壊後の経済停滞からそういった意識も減ってきた。幼少から教育を受けさせる機会が純粋に減ってきているのだ。

 

 

 

これらが、ゆとり教育にともなって個別指導塾業界が盛り上がってきている関連性だと考えている。

もちろんゆとり世代がすべて悪いというわけではないのでご留意いただきたい。こと勉強に言えば、私は良くない施策だと考えているが芸術やスポーツでは世界に飛び立ち活躍している人がたくさんいるからだ。

物事には光と闇の部分が必ずあるのだ。

万人が満足するシステムなんか存在するわけないのだ。最大公約数的にシステムを検討しなければならない。

 

 

まとめ

ゆとり教育は間違いなく学力低下を招いた。

また社会の大きな流れで公教育の強制力が徐々に衰退してしまった。相まって学習塾業界に新たな個別指導塾という選択肢を増やしたのであろう。

 

 

 

 

アクティブラーニングの全面導入でも活躍できる子育て教育とは?

2020年に学習指導要綱が改訂となる。

生徒が能動的に授業に参加するアクティブラーニングの全面導入が決定されている。今回はアクティブラーニングでもバリバリ成功できる!わが子の育て方について紹介したいと思う。

関連記事:アクティブラーニングとは何か?

アクティブラーニングへの対策

ざっとの復習だが、アクティブラーニングとはグループワーク、発表、ディベート、ディスカッションなどを通して生徒が能動的に授業に参加することだ。

授業の内容の具体例は記事の冒頭のリンクを参照してほしい。

 

アクティブラーニングで求められる能力は以下のような能力だ。

1、調べる能力

アクティブラーニングでは、グループ発表やディスカッションなど能動的に参加しなければならない授業が多くなる。

教えてもらうのではなく自分で検索して調べる力が必要になるのだ。

現在の中高生もアクティブラーニング型の授業では、インターネットを使って調べる行為をするだろう。今後はこの動きが加速していくので、子供の調べる能力を養う必要があるだろう。

 

検索能力を高めるには、紙ベースの検索からスタートして、インターネットにつなげていくと良いだろう。

子供が疑問に思ったことは、なんでも教えてあげるのではなく図書館などに行って子供が自発的に調べる癖をつけさせてあげると良い。

もちろん低学年では自分で本を探し出すのは難しいと思うから、まずは親が本を手に取ってあげて成長するにつれて自分で本を見つけられるようにすると良い。

百科事典や辞書をリビングに置いておいて、子供が疑問に思ったことはすべて調べさせるのも良いだろう。

高学年になったらインターネットでの検索も覚えさせる。

デスクトップ型の大きな画面のパソコンや家族共有のタブレットをリビングに置いておく。親の目の無いところでパソコンを使うのは心配だろうから、みんなでパソコンを使う習慣を作るのも手だ。

小学校高学年くらいになれば、学校でも結構難しい課題が出されるのでインターネットでの検索は必須になるだろう。

なんでもかんでも調べる癖をつけさせるのが重要になる。

 

2、まとめる能力

アクティブラーニングでは、調べてものを発表しなければならない。あるいは自分の知識を自由に引き出すような能力が求められる。

そこで、調べてものをしっかりとまとめる能力も重要なのだ。

 

まとめる能力は親のちょっとしたアドバイスや工夫で身に付けることができる。

 

①線を引かせる

調べて内容で重要な部分に関しては線を引かせたり、印をつけるようにアドバイスをしよう。

膨大な調べた資料の中から、重要な部分をピックアップする能力がつく。おもしろいもので自発的に線を引き始める子もいれば、言われないとわからない子もいる。子供の様子を見ながらアドバイスするかどうか判断しよう。あまり干渉するのも良くないので、見極めが肝心だ。

②ノートにまとめさせる

借りてきた本や参考文献は線を引くことができないので、ノートに書き写させてまとめさせる。

「重要だと思ったとこはノートに書いておけば?」

くらにアドバイスで十分だ。これを繰り返していくうちにまとめる能力がつく。

③印刷させる

インターネットを使って調べて内容はすぐに印刷できるようにしてあげよう。

大量に印刷した内容を読んで、線を引いてまとめて・・・を繰り返していくうちにどんどん賢い子になるだろう。

3、自分の考えを持つ能力

小学生や中学生に「どう思う?」と質問をたずねると、「うーん」「別に」「わからない」と自分の考えを持てない子供が非常に多い。

感想を書きなさい。タイプの宿題が非常に苦手で読書感想文なども書きだせないタイプだ。

こういった子達は答えが決まっている問題以外は非常に苦手で失敗を恐れてしまうタイプに多い。

 

そうならないためにも、自分の考えを持つ能力をつけさせることが重要だ。

一般的におしゃべりな子ほど自分の考えを持ちやすく、内向的でおとなしい子ほど持てないケースが多い。

常に親が、「どう思う?」「なんでそう思ったの?」「おもしろい発想だね」と子供に意見を言わせる機会を設けてあげると良い。

親がせかせかして怒りっぽく子供の話を遮ると、子供は考えることを放棄する。

 

4、自分の考えを述べる能力

上に関連する能力だが、自分の考えを述べる能力も磨かなければならない。

考えは発する中でまとめられていき、言葉にすることによって整理されていく。自分の意見はあっても、それが述べられなければ意味がない。

 

特に、人前になると自分の考えを述べることができなくなる子供いる。

内弁慶で親の前ではペラペラ話をするが、他人の大人の前だとだんまりをきめてしまう。

そういった子供にならないようにするには、様々なアクティビティに参加させて色んな人と接する機会を設けるのも良いだろう。核家族化が進んだせいと、一人遊びが充実した世の中のせいで、子供は周りの人と関わる機会が減っている。

親以外の人の前で話す機会をたくさん与えておけば、緊張せずに人前で自分の考えを述べられるようになる可能性が高い。

 

5、自分の考えを書く能力

自分の考えていることを文字に起こすには訓練が必要だ。

大人でも、文字で相手に何かを伝えるよりも言葉で何かを伝えるの方が楽で、メールするのは億劫だから電話しよう!となることから理解できるだろう。

そして文字にすると相手に伝わる文章を作るのは非常に難しい。

私自身は小中学生の作文を添削する機会がよくあるが、

話し言葉のままだったり
自分にかわからない(相手に伝わらない)
読みづらい

文章が非常に多い。読み手を意識した文章が書けない子が多いのである。

 

自分の考えを書く能力の訓練は、とにかく自由に書かせること&添削で伸びる。

自宅で親がやってあげるのも良いが、プロにお願いして「ことばの教室」などに通わせるのも1つの方法かもしれない。
6、話を聞く能力

人の話を聞く能力も重要になる。

アクティブラーニングではディスカッションや発表などの場が多く設けられるので、周りの友達の話も真剣に聞かなければならない。

人の話を聞く能力というのは、落ち着いて座っていられるか、集中力があるか、相手を思いやり気持ちがあるかなどの力だ。

特に集中力が重要になるだろう。

集中力を高める方法はコチラの記事を参考にしてほしい。

→ 子供の集中力を高める5つの方法

 

7、国語力全般

最後の締めは「国語力全般」としておく。

といのも、アクティブラーニングで最も求められるのは国語力だからだ。

社会でも理科でも、「なぜそうなるのか?」を考えて、まとめて、発表したり、文字で表現したりしなければならない。今まで以上に国語力が問われるといっても過言ではないだろう。

 

だから、読書をたくさんさせたり、語彙力を増強させることが重要なのだ。

残念だが、ただ子育てをしているだけでは高いレベルの国語力は身に付きづらい。東大ママの佐藤氏も子供に絵本1000冊を読み聞かせさせてくらいだ。

親が意識で図書館に連れていったり、本を読ませたりして国語力をつけさせなければならない。

 

 

まとめ

アクティブラーニングに必要な能力と能力の付け方を紹介した。

小さい子供お持ちの保護者様は、子供が将来どんな教育を受けるのか?活躍するためにはどんな準備が必要なのかを理解して本記事を参考にしてほしい。

 

 

文部科学省が導入するアクティブラーニングとは何か?考えうるデメリットとは。

東京オリンピックが開催される2020年に学習指導要綱が改訂される。

文部科学省は「ゆとり教育」との決別を明言しており、ゆとり教育が緩み教育というふうに間違って解釈されたと明言した。

文部科学省は「ゆとり教育」と決別するからといって、以前の「詰め込み教育」に戻るわけではなく、子供の理解の質を高める目的でアクティブラーニングの導入を急いでいる。

またもや、アクティブラーニングという聞きなれない言葉が出てきた!と考える人は多いだろう。今回は、このアクティブラーニングとは何なのかについて解説したい。

 

アクティブラーニングとは?

アクティブラーニングとは・・・

生徒に議論や意見交換、発表などを行わせて能動的に授業に参加し、物事を多角的に考えることだ。

 

つまり、先生が教壇に立って一方的に物事を教えるのではなく子供が「参加型」で学んでいく授業のことをアクティブラーニングと言う。

具体的には、

ディスカッション
ディベート
フィールドワーク
実習
プロジェクト学習

などが挙げられる。

例えば、中学校2年生の歴史の授業にて、「明治維新」を学習するとしよう。

従来の授業では、明治維新が起きた経緯、明治維新の登場人物、明治維新の内容、などなどを先生が教壇に立って黒板を使いながら子供達に説明した。

アクティブラーニングでは、

『なぜ明治維新が起きたのか?』
『明治維新で日本人はどう変わったのか?』

などのトピックを5~6人のグループで調べあげ、発表する。そしてその発表を基に、各グループでディベートを行うといったようなものだ。

 

もちろん従来の授業でも、グループワークなどのアクティブラーニングは導入されていたが、今後はこのアクティブラーニングをもと増やしていこう!というのが文部科学省の狙いだ。

そして、教員にもアクティブラーニングの方法などをレクチャーしなければならないため、しっかりとした行動指針が必要になってくる。それが指導要綱なのだ。

 

 

アクティブラーニングのデメリット

著者の私は、小・中・高・大と日本の教育を受け、現在10年以上教育業界に身を置いている。

大学時代、1年間だが交換留学を通してアメリカの教育も受けた。日本では教育学を専攻しアメリカではpedagogy(教育学)の授業も多く学習した。

そんな私が、現在の日本の教育制度にアクティブラーニングを導入する際のデメリットについて考えてみたいと思う。

 

先に述べておくが、アクティブラーニングに関して反対ではない。

起こり得るデメリットについて述べさせていただく。

 

1、授業の進捗が大幅に遅れる

アクティブラーニングは知識の深化には非常に役立つ。

自分で調べて、自分でまとめて発表したり意見を交換するからだ。だから、単なる知識ではなくより深い知識、そして知識を活用する!という目的には非常に即しているのだ。

しかし、一方で時間がかかり過ぎてしまうというデメリットもある。

例えば、座学で教師が一方的に教える授業であれば1ヵ月で明治時代の授業を行うことは可能だ。一方、アクティブラーニングを導入しての授業だとしたら、1ヵ月でせいぜい明治維新についてしか学べないだろう。他にも自由民権運動、議会、戦争と学ぶことはオンパレードだ。

現在の中学校では、一般的に中学2年生の1年間をかけて日本の歴史をすべて学ぶ。

もし本当にアクティブラーニングを全面的に導入するのであれば、学習する内容を大幅に減らす必要があるのではないだろうか。

現在、文部科学省は、「学習する内容を削減することなく、アクティブラーニングを全面的に導入する」としているので、正直かなり心配である。

 

ちなみにだが、アメリカの大学でアクティブラーニングが大いに機能している理由は、

信じられないほどの予習課題が出されるからだ。次の授業までに関連図書を2冊読んでこい、100ページ読んでこいなんていうのはザラだった。

一方、中学・高校で学習する内容は日本に比べてはるかに少ない印象がある。

 

 

2、受験との歪み

同時に大学受験を中心に受験改革が行われている。高校受験に関しても知識一辺倒ではなく、記述させる問題も増えてきた。

しかし、アクティブラーニングの全面的導入よりも受験改革の方が圧倒的に時間がかかってしまう。これは制度的な問題だからだ。

指導内容と試験であれば、先に指導内容を改革して、それから試験を改革せざるを得ない。先に試験を全面的に改革することは公教育であれば無理だからだ。

 

すると、時期によっては、アクティブラーニングの授業内容が多く導入されているのに、受験は旧態依然のままになってしまう「歪み」が生まれる。

特に日本は塾・予備校産業が活発で都心部では中学3年生の7割が何かしらの学習サービスを利用している。

受験体制がそう簡単に劇的に変化するとは思えないのだ。もしかしら、私立中学・高校に進学する生徒がより大学受験にて有利になるような形が進んでいくかもしれない。

 

 

3、落ちこぼれ層の更なる落ちこぼれ

アクティブラーニングは欧米を中心に導入され、現在日本は遅れて全面的導入を検討している。

私が欧米の教育学で学習した内容だが、アクティブラーニングは落ちこぼれ層のさらなる落ちこぼれを招いてしまうというデータもあった。

というのも、先生が教壇に立って一方的に指導する学習では、ある意味「自分の不出来さがバレずに済む」というメリットがあったのだ。

子供自身が発表する機会が少ない授業形式では、個々人の能力が見えづらい。一方、アクティブラーニングでは、ディベートや発表、グループ学習を行うため、能力の高低が周りに見やすくなってしまうのだ。

実際に、アメリカではアクティブラーニングで力を発揮できない生徒は、いじめやからかいの対象となってしまう。アメリカの映画を見ればよくおわかりになるだろう。

欧米では、日本に比べてLDや自閉症などの生徒達への理解や「受け皿」の準備が整っている。

親もLDや自閉症などの状態に気づいているケースも多く、学校の教師も親に報告をする習慣がついている。そして、LDや自閉症などの場合は特別な環境で授業を受けるようになっているのだ。

一方日本では学習障害(=LD)や自閉症の理解が遅れている。親自体が子供のLDや自閉症に気付いていない場合も多く、普通学級にも、LDや自閉症、発達障害の生徒は何名もおり、普通に授業を受けている。

彼らはアクティブラーニングでは活躍できない場合が多い。

 

するとより一層、勉強ができなくなってしまうというケースもありうるだろう。

 

 

 

上記が私が考える日本にアクティブラーニングを全面導入した場合の考え得るデメリットだ。

何度も言うがアクティブラーニングに反対なわけではない。考え得るデメリットを予め想定しておき、対処が必要だと言いたいのだ。

特に親の場合は、わが子の教育に関することだから自分の子供が活躍できるような手筈を整えてあげるべきだろう。

 

 

 

アクティブラーニング導入の目的

なぜ、今までの授業システムでは駄目なのか?アクティブラーニングを全面導入する目的とは何なのか?

について考えてみよう。

 

抽象的ではなく、間違いなく日本はグローバル化の波に飲まれる。

今の子供が大人になる頃には多くの日本人がアジアを中心として世界中で仕事しているし、多くの外国人が日本で仕事をする。

そこで求められるのは、「ただ知識を詰め込んで覚える」という教育システムから、「知識を活用して問題を解決していく」といった姿勢なのだ。

今はとても抽象的に聞こえるかもしれないが、10年後、20年後この意味が明確になっていくだろう。

 

みんなが同じ仕事をして、みんなが言われたことをやっていればお給料がもらえる時代は残念ながら終わりを迎えつつあるのだ。

アクティブラーニングは「思考力・判断力・表現力」を育成することを目的にしている。「主体性・協働性・多様性」の育成も目的としている。

例えば、小さい頃からグループワークをたくさんこなしていき、協働性を磨くということだ。これがグローバルに活躍する人材の育成に繋がっているわけである。

 

まとめ

お上がアクティブラーニングを全面的に導入すると決めた。

今後、わが子がどんな教育を受けるのかを理解して対策する必要があるだろう。

次回はアクティブラーニングの導入で活躍できる子供を育てる方法でも書こうかと思う。楽しみにしていてくれ。

個人塾経営者必見!学習塾の数は増加しているが個人塾の経営者は減少傾向。

総務省が5年に1度発表している「経済センサス基礎調査」から個人塾の経営者が減少の一途をたどっていることがわかった。

一方で学習塾の数自体は増えている。

今回はこれから学習塾を起業しようと考えている人や、個人塾で経営を頑張っている方に見て頂きたい。

 

個人塾は減少傾向

総務省のデータによると、私たちが塾と呼んでいる事業者数は以下の通りだ。

個人塾の事業者数、29,959
法人塾の事業者数、6,200

合計、36,159 (2014年)
次に2009年のデータも見てみよう。

個人塾の事業者数、30,341
法人塾の事業者数、5,085

合計35,426 (2009年)

 

つまり、5年間で個人塾の事業者は389人が廃業したということだ。個人で学習塾を営んでいるので、389人とした。

一方で法人の事業者数は1,115も増えている。

個人であれ、法人であれ複数教室運営している塾があるので教室数で考えてみよう。(2009年→2014年)

教室数では個人塾は919教室が減少した。

一方で法人の教室数は4,220教室が増えた。

参考:経済センサス基礎調査

学習塾自体の数はこの5年間で増えているのに、個人の塾経営者の数は減少しているわけだ。

個人塾の事業所数が減っているということはそのまま廃業の数を表す。

 

なぜ、個人塾は減少しているのか?

学習塾の数は増えているのに個人塾の数が減少していることについて理由を考えてみたい。

 

①フランチャイズの興隆

ここ数年で個人塾がフランチャイズに加入する現象が増えている。

子供の数が多かった時代で、まだ大手の学習塾が展開していなかった時代は個人塾は全盛だった。集客活動をしなくてもお客さんが口コミでやってきた。

しかし、時代は変化し特に集客面にて苦戦を強いられる個人塾が多くなったのだ。そこで、大手の看板を背負い始める個人塾が増えたのだ。個人商店がセブンイレブンのフランチャイズに加入するような流れだ。

集客面、運営面、コンプラ面にて大手の力を借りる個人塾が増えている。

②大手の台頭

学習塾業界はバブル期以降に大きく変化してきた。

1980年代に大手の学習塾が資本力を使って次々と教室を展開していった。1990年代に入ると多様なニーズに合わせるように個別指導塾が増えてきた。2000年代になると映像授業や自立型の学習塾も展開している。

この競争に敗れつつある個人塾が増えている。

 

③年齢的な問題で廃業

それでも地域に根差して多くの生徒を集めている個人塾もある。

しかし、個人塾は先にも述べたように子供が多い時代に開業した人が多い。個人塾では、「地域に根差して30年」「開業20年」を謳っている学習塾も多いが、年齢的な問題でたたんでしまう人が2000年以降に増えているそうだ。

 

④時代の変化に対応できない

これはもちろん学習塾業界だけに言えることではないが、時代の変化に対応できない人が学習塾業界には多い。

というのも学習塾の運営者はビジネス色というよりも教職(=聖職)という意識で取り組んでいる人が多いからだ。

30年前であれば、近所の評判で生徒が集まった。20年前であれば、名簿に電話をして集客できた。しかし、現代ではホームページ、チラシ、SNS等々さまざまな媒体にてお客様は購買をしている。

その変化に対応できずに廃業に追い込まれてしまう個人塾経営者はたくさんいるのだ。

 

まとめ

学習塾の数は増えている。

しかし、個人塾は廃業に追い込まれている人たちが多いのだ。このことから何が考えられるか、是非さまざま立場から意見を聞かせて頂きたい。

学校の先生に勉強方法のアドバイスを求めないほうが良い理由。

今回は学校の先生を敵に回してしまうかもしれないような記事だ。

もちろんすべての先生・生徒に当てはまる内容ではないので、あしからず。

最近、私立文系大学の教科勉強方法についてアドバイスを求められるケースが多く、風見鶏状態になっている生徒が多いので警鐘を鳴らす意味で記事を書いている。

 

勉強方法に困った場合は参考にしてほしい。

 

学校の先生は教科のプロだ。

風見鶏になっている生徒とは何かを理解してもらいたい。

例えば、大学受験で日本史の勉強をしている場合・・・あまりにも覚えなければならない事項が多すぎて、参考書・問題集も多すぎて勉強途中で不安になる。

「このまま勉強を進めていて・・・果たして良いのだろうか?」

と。そして学校の先生や予備校の先生にアドバイスを求めるのだ。

するとこんな答えが返ってくる。
・「一問一答なんて使ってもダメだよ。まずは教科書を読んで流れを覚えなきゃ。」
・「教科書ばかり読んでもダメ。まずは一問一答で用語を覚えなきゃ。」
・「実況中継がわかりやすいからいいよ。」
・「詳細日本史ノートに用語を記入していきながら、暗記をしなさい」
・「問題集を1冊購入して、解きながら調べて覚えなさい。」

・・・etc

 

そう。アドバイスを求める先生によって返ってくる言葉が全然違うのだ。

そして、そのたびに今まで2~3ヶ月積み上げてきた勉強をすべて投げ捨てて、新しい問題集に手を出すのだ。

決まって生徒達は私にこう言う。

学校の先生がコレやれって言ってたので。

 

そして、風が吹けば顔の向きを変えてしまう風見鶏のように、意見に左右されてしまうのだ。

 

 

よく考えてみて欲しい。

まず、アドバイスを求める人を間違えているかもしれない。

例えば、学校の日本史の先生であれば、

大学受験の時から日本史が得意で、日本史が好きで、大学受験でもしかしたら国公立の論述対策を勉強していて、大学でも歴史を専攻していて、日本史に先生になった

のかもしれない。

 

つまり今、日本史が苦手で困っていて日本史の勉強を模索しているあなたとはまったく状況が違うのだ。

 

総じて、日本史が大好きな日本史の先生や「ストーリー」を重視するため、教科書や実況中継などの勉強方法に傾倒しやすい。

日本史っておもしろいし、みんなにも知って欲しい!からなのだ。

 

しかし、我ら大学受験の日本史組は違う。合格さえすればいい。

ここでズレが生じるのだ。

上記は日本史の例をあげたが、これは他の教科にも同じことが言えるだろう。

私は大学にて英語を専攻した、バリバリの英語好きタイプだが自分の経験でお話をするととにかく長文をやりまくった。文法なんてあとからついてくるノリで長文をやりまくったのだ。コレが全体の受験生に当てはまるだろうか?英語が嫌いな人にとっては地獄であろう。

そりゃ長文は重要だ。

ただ苦手な人にとっては徹底的に文法を学習させて、単語を覚えさせるのが良い。

問題も形式別問題演習でパターンで覚えさせるしかない。英語が苦手なんだから、理解は二の次で暗記とパターン認識なのだ。

 

まとめよう。

先生は教科のプロゆえに勉強方法のアドバイスを求めても当てにならないケースが多い。

このことを理解しなければいけない。

 

 

アドバイスを求める方法

 

受験に合格したかったら、以下のように勉強方法のアドバイスを求めると良いだろう。

 

1、実際に合格した人にだけアドバイスを求める
2、4~5人にアドバイスを求める
3、どの参考書・教科書を使っていたか?どういったペースでやっていたか?を詳細に聞く
4、実際に試してみる
5、一度決めた勉強方法は絶対に変えない

 

といった具合だ。

重要なのは「実際に大学に合格した人にアドバイスを求める」ということだ。風見鶏になってしまう受験生の悪いところだが、周りの友人の意見に左右されてしまう。

しかし、残念ながら周りの友人はほとんど落ちると思ってくれ。第一志望に合格できる人数の方が少ないわけだから。

そして、実際にやってみることが重要だ。ノウハウだけ聞いて満足してはいけない。一問一答なり教科書なり、実況中継なり用語集なり、自分で勉強してみてしっくり来るものを選べばいい。

そしてそれが、自分に合った勉強方法なわけだから絶対に変えないこと。

 

 

まとめ

学校の先生はその教科が好きだ。得意だ。

だから苦手な君がアドバイスを求めても意味がない場合もある。

実際に合格した人の勉強方法を試してみて、しっくり来るものを選ぼう。

 

スタディサプリが全国の高校に導入されている?その理由とは

study-supply

教育に変革の流れが来ているのかもしれない。

当サイトでも何度かご紹介したことがある『スタディサプリ』だが、それを用いて授業をしたり、学びを深めている高校が出てきているらしい。

一昔前だったらネットを使っての教育といったらごく限られたものに過ぎなかった・・・ましてや高校の授業でそういったものを用いての授業はあまりなかったのではないだろうか。

今回はスタディサプリを高校で導入している理由についてまとめてみようと思う。

 

スタディサプリとは何か?

スタディサプリを知らない方もいらっしゃると思うので、

まず簡単にどんなものなのかご紹介しよう。

スタディサプリとは、リクルートが運営するオンライン学習サービスのことである。

スタディサプリ

小学校や中学校の講座はもちろんのこと、

高校や大学受験、社会人向けの講座まで幅広く対応している。

一番の特徴は月額金額が980円という安さだ。

例えば、対象講座のすべての授業を視聴できるので、

学校の予習や復習、わからない単元をつぶす事が出来る。

もちろん金額的にも破格なので、映像授業だけの学習塾は

かなり恐ろしい存在であるだろうと思う。

スタディサプリについては以下の記事により詳しくまとめてあるので、

気になったら参考にしてほしい。

 

【参考記事:スタディサプリに改名!勉強サプリ・受験サプリが統合に。

【参考記事:中学生には勉強サプリが良いかもしれない!使ってみた感想。

 

高校がスタディサプリを導入する3つの理由

それでは早速本題に入っていこう。

トップ進学校、中堅私立・公立校、地方の高校・・・最近ではスタディサプリをカリキュラムに

採り入れている学校が増えてきているらしい。

今回はNewsPicksの『約700校が導入。高校がスタディサプリを使う理由』を参考にし、

どうしてスタディサプリを高校が導入しているのか、その理由をまとめていきたいと思う。

 

理由①:自ら学びを進めるツールとして活用するため

トップレベルの高校など様々な高校がスタディサプリを導入している

理由の一つがこれだ。

学校の予習や復習はもちろんのこと、自分でどんどん勉強を進めたい生徒にとって、

・いつでも見たい授業を視聴できる

・わからない単元をつぶせる

・受験に必要だが、学校で学習しない教科の勉強もできる

とメリットだらけである。

中堅高校ももちろんそうだが、トップ校になればなるほど普段の勉強についていくのも

大変である。1つわからいところがあれば、それだけで普段の勉強がきつくなってしまう。

その大変さをカバーできるのであれば、これほど心強いものはない。

 

 

学校側としても生徒が進んで勉強してくれれば、

成績アップにつながり、ひいては進路実績にも反映されていくので

かなり利点はあるだろう。

また月額が980円なので、学校としても費用的にかなり導入しやすいだろう。

 

理由②:塾の代わりとして活用するため

東京などの都市圏では考えられないことだが、

地方に行けば塾の無い地域などざらにある。

そのような地域の高校生は1時間かけて予備校に通ったりすることも普通だ。

(私の高知出身の知人は、塾に通うために毎日1時間半かけて通っていたそうだ・・・)

そういった状況を改善するために、高校でスタディサプリを導入している高校もあるようだ。

生徒の通塾労力も減るし、小学校~高校レベルまで様々な内容の学習ができるため、

幅広い学力層の生徒への対応が出来るからだ。

オンライン学習サービスが塾代わりになってしまうのだから、

今は本当に便利な世の中である。

 

理由③:資格試験や公務員試験などの対策をするため

普通の学校の勉強だけでなく、スタディサプリには英検対策の講座や

小論文対策講座、そしてなんと公務員の試験対策講座もあるから驚きだ。

高校によっては大学進学だけでなく、高校卒業後就職するといった生徒もいる。

各種の試験に対応できる高校であれば別だが、公務員試験や英検など、

すべての高校が対応できるわけでは決してないだろう。

生徒は公務員を目指しているのだが授業で対策ができない・・・・・

推薦のための小論文の授業が展開できない・・・

そんな高校側としたらまさにスタディサプリはうってつけである。

実際に導入して、一定の成果をあげている高校もあるようだ。

 

補足理由:情報や連絡の共有・学習の効率化のため

これは主たる導入の理由ではないのだが、

スタディサプリを導入した高校では、

・家庭と学校間の連絡のコスト軽減

・課題提出の手間の軽減

・板書の効率化による学習の効率アップ

・印刷物や配布物の負担減

が副次的に発生したところもあるようだ。

今後はどんどんネットを活用した教育が増えてくるだろから、

このような理由で導入する学校も増えてくるかもしれない。

 

 

まとめ

①自分で学習するツールとして

②塾の代わりのツールとして

③小論文や英検、公務員対策のツールとして

 

以上の理由で全国の高校がスタディサプリを導入しているようだ。

今後認知度が上がっていけば、さらに高校がカリキュラムに取り入れていくかもしれない。

高校に入れられないとしても、手軽に学べてしかも費用も安いので、

スタディサプリは個人の利用もどんどん増えていくだろう。

無料のお試し期間もあるようなので、興味がある場合は試しに

やってみるのもいいだろう。

 

 

スタディサプリはコチラ


スタディサプリに改名!勉強サプリ・受験サプリが統合に。

スタディサプリ

当ブログでもオススメしているe-ラーニングコンテンツ、「受験サプリ」と「勉強サプリ」。

これらが改名し、「勉強サプリ」としてリニューアルした。実は今回のリニューアルにあたって、「英単語サプリ」「英語サプリ」なるサービスをリクルートが提供していたことを恥ずかしながら今回存じ上げた。

この記事では、旧受験サプリ・勉強サプリをオススメする理由について紹介したい。

 

スタディサプリに改名!

リクルートマーケティングパートナーズは2016年2月25日、「スタディサプリ」への改名を発表。

以下のようなサービスに変更になった。価格をまとめておこう。

小学講座・中学講座→月額980円
高校講座・大学受験講座→月額980円
ENGLISH →月額980円(月に2回までなら無料)
英単語→0円

となっている。今まで、それぞれの「サプリ」だったが、これからは一括して「スタディサプリ」となったわけだ。

著者の私も「勉強サプリ」時代からお世話になっているが、正直これだけのコンテンツを月額1,000円以下で提供しているなんて、教育関係者にとっては戦々恐々の内容だろう。

参考記事:
中学生には受験サプリが良いかもしれない!使ってみた感想

スタディサプリをオススメする理由

私もお世話になっているスタディサプリ。

実際のところ、私の子はテスト前にしか使用していない節があるが、それでもわからない時にすぐに参照できるコンテンツがあるのは素晴らしいところだろう。

 

オススメの理由1:安い

とにかく安い。通信添削でも月に6,000円~15,000円かかる。

それが月に1,,000円以下なのだから安すぎるだろう。

 

オススメの理由2:映像だから

文字情報よりも音や視覚情報の方が頭に入るタイプの人がいる。

あるいは、音や資格情報によって文字情報の理解を強化にできるタイプもいる。

定期テスト前などに教科書や問題集とにらめっこするよりは、スタディサプリで視聴した方が早いし理解も深くなる。

オススメの理由3:子供はスマホに慣れているから

私みたいな世代ではスマホで動画を視聴するのは、目や肩が疲れてしまうが・・・今の子ども世代は平気で数時間もスマホをイジっている。

だから、スマホでステディサプリの動画コンテンツを視聴するのは抵抗がないのだ。

 

上記が私がスタディサプリをオススメする理由だ。

我が家でも定期テスト前には大活躍しているので、このままお世話になろうと思う。

スタディサプリはコチラ。

社会での暗記のコツを伝授!日本史の勉強方法はコレだ!

社会


日本史の勉強方法は確立できているだろうか?

大学受験の日本史ではあまりにも多くの用語を暗記しなければならないし、時代の流れやどの時代に何が起きたか、すべてを暗記していかなければならない。

暗記するだけでも大変なのに、問題は「入試当日までにすべてを覚えている状態」にもっていかなければならないことだ。つまり、「忘れないようにする」ことも重要である。

仕事の機会がって、高校3年生の日本史学習の様子を伺ってみたが、なかなか効率が悪い勉強をしていた。

今回は暗記のコツや勉強方法についてお伝えしたい。

日本史に特化しているが、社会全般に言えることを伝授する。

 

社会の暗記のコツは理解と反復

まず、暗記には、「理解」が必要だ。

理解が暗記を助け、暗記が理解を助ける。両輪で勉強を進めていくことによって、社会の暗記はより強固なものになっていく。

 

受験生の様子を見ていると、暗記ばかりに偏っていたり、理解ばかりに偏っているケースがある。

例えば、日本史の一問一答集ばかりを学習しているだけなので、問題形式になると理解していないから解けない。

教科書ばかり読んでいるので、重要な用語を覚えきれていない。そういったケースが受験生にはつきまとっているのだ。

だからこそ、「理解」と「暗記」を自分の中で、しっかりと分けて自分が勉強に対してどちらにウェイトを置いてしまっているのか、

そのウェイトは合っているのかを見極めた方がいい。

 

日本史の勉強方法

日本史の勉強をする時は以下の方法を参考にしてほしい。

前提:

何より日本史1問1答がベースとなる。この日本史一問一答集を完璧に覚えることが自分にとっての1つのゴールと考えていい。

そもそも社会は用語が覚えられていないとお話にならないので、そのために、「理解」する作業を入れるという考え方だ。

 

■日本史一問一答

■一緒に使用するもの

1、日本史の教科書
2、用語集
3、資料集

この3つを三種の神器と呼ぶことにしよう。何度も伝えて恐縮だが、日本史の一問一答ターゲット4000を完璧に暗記するために、これ三種の神器を使うという認識でいてくれ。

 

勉強方法は以下の通りだ。

1、一問一答をペースを決めて暗記する

2、覚えづらい単元は教科書を読む

3、覚えづらい単元は用語集を引く

4、常に資料集は広げておく

この流れだ。順を追って解説しよう。

○教科書と用語集の位置付け

教科書と用語集は理解を助けるものなので、覚えづらい単元が出てきたら、教科書を読むということだ。

例えば、応仁の乱を1つ取ってみても、誰と誰の闘いなのか、なぜおきたのか?などは一問一答を暗記しているだけだと、かなり薄い状態になってしまう。

かろうじて暗記できたとしても、忘れてしまうのが早ければ意味がない。そこで、教科書をじっくり読んで、

「なぜ応仁の乱が起きたのか?」「どういった内容なのか?」

を理解していくのだ。すると暗記が助けられる。 「盟神探湯」などのただ暗記すれば良いものは教科書など読んでいる必要はない。ガリガリ暗記してくれればいいだけの話だ。

 

用語集を勘違いしている人もいるので、お伝えしておくが用語集とは「辞書」だ。

用語を引くための、辞書だとして使ってくれ。英語の勉強でもわからない単語が出てきたら、辞書を引くだろう。日本史もわからない用語が出てきたら辞書を引く。そういった感覚でいればいいのだ。

 

 

○資料集の位置付け

学校の授業で日本史を受講している生徒は、必ずカラーの資料集が配られているはずだ。

資料集は、ビジュアルで理解ができるので、必ず広げながら勉強することをオススメする。

系統図や首相の一覧なども顔や写真が入るので、文字情報だけよりも記憶を強固なものにしやすい。

とくに明治時代以降は写真等も豊富なので、しっかりと目に焼き付けながら暗記をしていくことによって、知識の定着が図れるであろう。

 

反復が大事

さて、上記では、日本史の勉強方法についてお伝えした。

まとめると、一問一答を基本として、教科書・用語集・資料集を使って理解を深めながら暗記をしていく、ということだ。

 

しかし、そうは言っても時間が経てば忘れてしまうし、一度理解した内容でも「あれ?なんだっけ?」というのはつきものだ。

だからこそ反復すること重要なのだが、大事な教訓をお伝えしたいと思う。

 

『忘れる前に繰り返しするのがもっとも時間がかからない』

 

ということだ。多くの受験生は、忘れてから復習をし始める。

すると、せっかく覚えるのに時間をかけたのがすべて無駄になってしまう、また同じくらいの時間がかかってしまうのだ。

例えば4ページを覚えるのに1時間かかったとしよう。綺麗さっぱり忘れてから、もう一度勉強するともう1時間かかる。

さらにまた忘れてから復習するともう1時間だ。

しかし、1時間かけて覚えた内容を忘れないうちに、10分復習&10分復習&10分復習としていけば、トータルでかかる時間は遥かに少なく記憶の定着も良いのだ。

だから、口を酸っぱくして言うが反復が大事なのだ。

 

 

まとめ

今回は社会の暗記のコツについてお話した。

暗記を助けるためには、「理解」が必要となるため、その理解を手助けする勉強方法についてお話した。

これは社会の他の教科でも同じことが言えるので参考にしてみて欲しい。