【平成29年度】都立入試解答速報【2017】

本日は平成29年度(2017年度)の都立入試の日です。

解答速報がでました!

 

解答速報を掲載いたしますので、ご確認ください。

 

以下が教科別の解答となります。

Twitterでお友達にも教えてあげてください!

 

【平成29年度共通問題解答】

国語

英語

数学

理科

社会

5教科

 

都立自校作成の解答も速報が出ました!

【平成29年度都立自校作成問題解答】

・日比谷 国語 数学 英語

・戸山 国語 数学 英語

・青山 国語 数学 英語

・西  国語 数学 英語

・八王子東 国語 数学 英語

・立川 国語 数学 英語

・国立 国語 数学 英語

・新宿 国語 数学 英語

・墨田川 国語 数学 英語

・国分寺 国語 数学 英語

・白鷗、両国、武蔵、大泉、富士 国語 数学 英語

・国際 英語

 

以下は平成28年度都立入試(2016年)の教科ごとの解答となります。

【平成28年度共通問題解答】

国語

数学

英語

理科

社会

5教科

【平成28年度自校作成問題解答】

・日比谷 国語 数学 英語

・戸山 国語 数学 英語

・青山 国語 数学 英語

・西 国語 数学 英語

・八王子東 国語 数学 英語

・立川 国語 数学 英語

・国立 国語 数学 英語

・新宿 国語 数学 英語

・墨田川 国語 数学 英語

・国分寺 国語 数学 英語

・白鴎、両国、武蔵、大泉、富士 国語 数学 英語

・国際 英語

大学受験は夏休みの過ごし方で決まる!勉強スケジュールの立て方を紹介。

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夏休みは受験の天王山!

と呼ばれるほど、大学受験においては重要な期間となる。というのも、現役生の場合は学校の授業がストップしている絶好の機会で学校の授業も受ける必要が無いからだ。

つまり1日中勉強ができる期間である。

しかし、多くの受験生に言えることだが、夏休み前は、「よしこの夏でメキメキ偏差値を上げるぞ!!!」と意気込んで勉強してみても、いざ40日間経ってみた時に、「あれっ、私ってどれくらい学力伸びてるのかな・・・」「闇雲に勉強はしたけど成果出ているのかな・・・」

と不安になる。

それは、夏休み前に勉強スケジュールをしっかり立てていなから、自分の成果が目に見えないのだ。

今回は夏休みの過ごし方と勉強スケジュールの立て方についてご紹介する。

 

大学受験の夏休みの過ごし方

まず、大前提だが「とにかく長時間勉強する」ということだ。

短い時間で効率よく・・・なんてのは頭の回転の速い天才の勉強方法、あるいは毎日毎日コツコツ勉強してきて勉強のやり方をばっちり掴んだ人の勉強方法だ。

難関大学に合格している生徒はほぼ例外なく、たくさん勉強している。

勉強時間を増やして量をこなしていくことによって、質も向上してくるし、忍耐力もつく。そして学力が上がるのだ。
・起きている時間はすべて勉強する。
・勉強の妨げになる物はすべて封印する。
・無駄な時間は過ごさない。

といった気概が欲しいところだ。

 

夏休みのスケジュールの立て方

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今日が、夏休みの初日だとしたら、今日1日をスケジュール決めに充てても構わないくらいスケジュールを立てることは重要だ。

予め40日間分のスケジュールを立ててしまおう。夏休みのスケジュールの立て方のポイントをまとめておく。

 

①時間ではなく内容で予定を決める

まずは、現在自分が使用している問題集をすべて机の上に出そう。

そして1冊ずつ、「1日にやる量」を決めて欲しい。例えば以下のような内容だ。
英単語ターゲット30個
英熟語ターゲット20個
基礎英文解釈の技術100 3つ
ネクステ 4P
日本史一問一答4P
日本史史料問題2P
現代文キーワード2個
古文単語10個
システム現代文 1題

といった形だ。決して闇雲に勉強してはいけない。1日に進めていく勉強を抜き出してそれ通りにやっていくだけでも勉強は驚くほど捗るし、成果が出る。

 

②まずは1日やってみる

予備校や塾に通っている人も多いだろう。

すると予備校や塾の授業が夏休みにもあるだろうし、1週間の中で宿題に時間がかかってしまう日やなかなか課題の勉強時間が取れない日も出てくる。

だから「1日にやる量」をまずは1日かけてやってみよう。

もし、全然消化できない場合は1つずつの量を減らしてほしい。例えば、英単語ターゲットを1日30個ずつやって、こなせない場合は1日20個に減らす。

少しずつでも完璧にこなせる量でやっていった方がいいからだ。

 

だから、まずは1日やってみてスケジュールを変更すればいい。

スケジュールを立ててみたはいいけども、うまくいかなった・・・ということはよくなる。それでゼロになってしまうくらいなら、量を減らしてリスケした方がいい。

③復習日を作る

スケジュールには復習日を設けて欲しい。

例えば、5日経ったら1日は復習日、だったり日曜日は復習日。といった具合だ。

例:
7/20~24 通常通り
7/25 復習日
7/26~30 通常通り
7/31 復習日

この復習日は前の5日間に学習した内容の総復習に充てる。この日は1日かけて今まで学習した内容を復習していくのだ。

というのも、毎日毎日自分で課題をこなしていっても、どうしても忘れていってしまう。

どんどん忘れてしまうのに新しい内容を覚えていっても、意味がないのだ。それは砂漠に水をまいているようなものだから、だったら1日復習日を決めてその日にすべての見直しや覚えなおしをするべきなのだ。

 

④最初にゴールを設定する

「1日にこなす量」と「復習日」の設定が終わると自然と、「夏休みが終わった段階で、どれくらい進むか?」が決まる。

例えば、英単語を1日30個ずつ覚えたとしたら、40日間で900個は覚えられる計算だ。

意味がおわかりになるだろうか?予定を立てずに、闇雲に勉強をすると自分がどれほど学力がついているのかわからないが、予めスケジュールを立てておくと40日後に自分はどれだけ学力がつくかがわかる。

これは英単語のたった1つの例に過ぎないがすべての教科、すべての単元を同様に予定を立てれば、ものすごい明確にならないだろうか?

 

⑤絶対にやりきる

「1日にこなす量」と「復習日」が決まり、「40日間でどれだけ学力がつくか?」が夏休みの初日(or2日目)にわかった。

これで、もう腹は決まっただろう。

1度自分のスケジュールを決めたら、強い意志を持って何がなんでもやり切る強い気持ちが必要だ。

ちょっと休憩したくなることもあるだろうし、「明日、復習日だし明日やろうかな・・・」と後回しにしたくなる時もあるだろう。

しかし、何度も言うが夏休みは受験の天王山!

自分を律して課題をこなしていこう。

 

 

夏休みを最高に過ごすために意識したいこと

よくよく考えて想像してみると、なんら難しいことはない。

スポーツの強豪校でも、毎日の練習で必ず「練習メニュー」が存在する。間違っても、「今日は適当にノックやってみてから、素振りでもしようか。」

なんてことはない。甲子園に出場するようなチームは、「練習メニュー」をびっちり組んで課題を見つけ、修正していく。

 

勉強もまったく一緒だ。

勉強の場合は、すべて自分で考えて行動しなければならないし、誰も管理してくれる人がいないのが難しいところだ。

全部、自分の裁量で決まるので自由度が高い故に難しい。

しかし、君はこの記事を読んで知恵を得たわけなので、ぜひ参考にしてこの夏を乗り切ってほしい。

 

まとめ

大学受験における夏休みの過ごし方についてご紹介した。

40日間という期間を戦略も持って迎えるのと、何も考えずに40日間過ごすのでは大きな違いだ。

是非、この記事を読んだ後にじっくり時間を取って勉強メニューを作成してほしい。

コメント欄にて相談に乗るので、活用してくれ。

社会人の勉強は何をしたらいいのか?答えはお金と保険のこと。

私が恩師に言われた感慨深い言葉がある。

「みんな大学生になると勉強を辞めて遊び始める。社会人になると勉強を辞めて仕事ばかりする。だから、学び続ければ一人勝ちできるわけや」

というものだった。

恩師は会社を経営しながら、資産運用をしていて悠々自適な生活を今でも送っている。

社会人が何を勉強したら良いのか?という質問に対して、迷わず「お金」と断言する人だ。

 

社会人に必要なお金の勉強

恩師に話を伺うと、お金で勉強しておいた方がいいことは2つだと言う。

1、保険
2、株

ということだった。

もちろん他にもたくさん、勉強した方がいいお金のことはあるが、何もしないよりは最低限この2つだけは詳しくなっておけというものだった。

上記2つは、

サラリーマンとして会社に勤めていて、奥さんと子供がいるごく一般的な家庭

が勉強すべき内容である。

勉強する対象者は夫か妻だ。

 

株の勉強

まず、サラリーマンが株式取引をやるべき理由はたくさんある。

①許された副収入

サラリーマンは副業が禁止されている場合が多い。

会社の就業規則で副業禁止となっている場合は、バレた時に懲戒解雇は避けられない。そして高確率でサラリーマンの副業はバレるのだ。

その理由は、副収入が年間20万円以上ある場合は自分で「確定申告」をしなければならず、収入が増えると「住民税」が増えるのだ。

そして、会社には税務署より1人1人の住民税の徴収が届くので・・・かならずバレるということだ。

だから、収入を増やしたい!と思った時に何の問題も無く取り組めるのが株式取引なのだ。

株式取引の利益は証券会社が20%を「源泉徴収」として自動的に納税してくれる。確定申告の義務はない。

 

②社会情勢や経済・政治に強くなる

出世するサラリーマンは知識が多く聡明だ。

同僚や上司・部下に「馬鹿」だと烙印されると、出世の可能性が一気に下がるからだ。どんな場でも一目置かれる存在でないといけない。

株式取引を始めると、政治経済が非常に強くなる。

例えば、最近であれば日銀が追加緩和をするかどうか、為替介入が可能なのか?というテーマがあるし、英国のEU離脱や、オーストラリアの利下げ、アメリカの利上げ、原油価格の下落一服などがある。

これら経済の事象がどのように、世界の政治や経済に影響を与えているか?

を嫌でも知るようになるのだ。

 

③株主優待も期待できる

長期トレードをする人は、「株主優待」というメリットもある。

例えば私ははある長野県のロボット会社の株を40万円ほど保有しているが、毎年りんご1箱が自宅に届く。仮に、株を50万円ほどで決済できれば、10万円の差益+毎年のりんご代儲けたことになる。

某有名テレビ番組で株主優待で生活している人がいるので、イメージがしやすいかもしれない。

お金を稼ぎながら、おまけまで貰えるというものだ。

 

株とは関係が無いが、「ふるさと納税」がある。

税金が安くなって、さらにおまけまで貰える素敵な仕組みなのに、ほとんどの人は「めんどくさい」「よくわからない」という理由でやらない。

勉強さえすれば、儲かるという最たる例だ。

 

 

これらが株式投資をすることで得られるメリットだ。

株に関しては本屋さんで、いくつか本を買って買うよりも「無料メール講座」があるので、そちらを利用したほうがいい。

本屋さんの書籍は当たり障りの無いことしか記載できないので、参考にはなるが勝てるようになるのは難しい。

インターネットで実際に大活躍しているサイトのものが良いだろう。

※こちらの株の学校は「TSUTAYA」とも提携してDVDを販売している。

 

保険の勉強

日本人の70%が保険に入っている。

日本は保険大国だが、保険に関してはしっかりと知識を持っていないと営業マンに騙される場合が多い。

 

まず、そもそも保険の営業マンは「自分の成績」や「自分の利益」のために保険を勧めてくる。

だから本当に良い保険の設計をしてくれる営業マンというのは数少ないのだ。

しかも、保険は法や時代によって商品がコロコロ変わる。

例えば、私の母親が自信満々に10年も払い済んでいた保険は、彼女が75歳を越えるとほぼ無価値になってしまうようなものだった。その時になって、自分の知識の無さを後悔したそうだ。

 

①大事な家族にお金を遺す

奥さんや子供がいる場合は、安心を買うためにも「生命保険」に入っておくべきだろう。

普段の生活に余裕がない場合は、1,000円~3,000円の「掛け捨て」で良い。自分がもし不慮の事故で亡くなった時に、年齢にもよるが1,000万円~2,000万江円のお金を家族に遺すことができる。

毎月、一定の額を貯蓄する余裕があるのであれば、1~3万円を「貯蓄」で貯めておく。

子供が大学に入る頃を目標に組めば、大学入学前に解約することもできる。

その場合は15年~20年くらいのスパンで組まないと解約返戻金が割りに合わない場合もあるので注意が必要だ。

 

子供が産まれた時に、仮に毎月1万円でも積み立ての生命保険を組んでおけば、

大学入学時には200万円を超える。大学1~2年生分の学費にはなるので、貯金が苦手な人はお金をブロックする意味でも良いだろう。

仮に途中で自分が亡くなってしまった場合でも、将来の大学入学費に充てられる。

 

②運用もできる

最近はやっているのが、「変額生命保険」だ。

実に多数な種類の保険があるので、いろんな資料を取り寄せて参照してほしい。
変額生命保険とは保険料の一部が、運用に充てられる保険のことだ。

もちろんマイナスになってしまう可能性もあるが、運用パフォーマンスが良ければプラスにもなる。実際に払ったお金の10倍以上のお金になった人もいる。

自分が亡くなってしまった場合は、もちろん家族に保険金も支給される。

老後の楽しみにしておくのも1つの手だ。

 

 

今後の日本の流れ

現在、日本には約1,200万人の個人投資家がいると言われている。

実に国民の10人に1人の割合だ。老人や子供を抜かせば、かなりの数字だということがわかる。

アメリカでは4人に1人だ。

 

今後この流れは加速すると言われていて、数年後には2,000万人を超えるとも言われている。

というのも、将来に対する不安が深刻になっているからだ。

日本はもちろん少子高齢化社会なので、年金は確実に受給額が減る。老後に必要なお金を国に頼るだけでは足らず、自分自身で老後の資金を蓄えておかなければならない。

そのためには、自分自身を教育して資産を運用しなければいけないわけだ。

 

まとめ

妻と子供のいるサラリーマンであれば、

最低でも株と保険のことについて勉強をしよう。

 

英語の勉強方法まとめ【大学受験完全版】

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今回は大学受験の英語勉強方法をまとめておく。

気合と根性!で、どうにかなればいいのだが、いくら時間をかけても英語が上達しない生徒もいれば、短期間で効率よく英語を習得する生徒もいる。

私の長年の経験から英語の勉強方法をすべてまとめてみた。

是非、参考にしてほしい。少々長くなるので、分割して読んで欲しい。あるいはブックマークに入れておいて、何度も読み直してくれ。

 

英語の勉強方法まとめ

【前提】

まずは、大学受験の英語学習における公式を覚えよう。

単語力×熟語力×文法力×構文力×精読量×多読量×リスニング=英語力

これは私が思う英語力の公式である。

左から順に学習を進めていくと勉強効率が良い。

 

逆を言ってしまうと、左の方が弱い状態で右にばかり手を広げてしまうと学習効率が一気に低下して、時間ばかりかかるが成果が出ない状態になる。

例えば、「単語力×熟語力×文法力」が弱い状態なのに、『自分は長文が読めないから、予備校で長文の授業を取ろう!』というようなことだ。多くの受験生がこのような状態に陥ってしまっている。

 

何度も言うが、左から順に勉強を進めていくのが学習効率が高いのだ。

 

【実践】

①単語力×熟語力

英単語と熟語の勉強方法は、「カード形式」のものを使う。というのが1つの方法だ。

「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット1000」を完璧にできれば、MARCHや関関同立レベルの基礎単語は完璧にできるだろう。

勉強方法の手順は以下の通りだ。

1、50枚ほど無作為に取る

まずは50枚ほどリングに通して、その日1日はその50語だけを覚えるようにしよう。

最低でも1日4~5回はやる。

1日1回やったくらいじゃ覚えられるものではない。

2、翌日にテストして追加する

昨日やった50枚を、「覚えているもの」と「覚えていないもの」に分ける。

カード形式の最大の利点はここだ。

自分の覚えていない単語だけを振り分けていくことができるのが、勉強効率を高める最大の方法である。
新たに覚える50枚に「覚えていないもの」を追加する。

つまり、翌日は「新しい50枚」+「昨日の覚えきれていないもの」になる。

3、繰り返す

上記の内容をただ繰り返せばいい。

前日に使用したものはテストをしてみて、「覚えているもの」と「覚えていないもの」にひたすら割り振っていく。

「覚えていないもの」はリングに追加していって、接触回数を増やすようにする。

 

4、6日くらい経ったら「覚えているもの」をやり直してみる。

5日ほど経ったら、「覚えているもの」として割り振ったものもテストをしてみる。

すると忘れてしまっているものがたくさん出てくるので、さらに割り振っていく。「覚えていないもの」を抜き出したら、それをひたすら覚える。

なぜ6日なのか?と言うと、1週間に1日くらいは新たに進めるのをストップして復習に専念したほうがいいからだ。

 

5、「覚えていないもの」がなくなるまで繰り返す

文字に起こすとわかりづらいかもしれないが、実際にやってみると2~3日もすれば要領が掴めるし、自分で工夫が生まれてくると思う。

紙ベースの英単語帳は順番で覚えてしまうということや、復習に時間がかかってしまうというデメリットがある。

しかし、紙ベースであれば、割り振り作業は数秒でできるので、

「覚えていないもの」だけ抜き出す→それだけ覚える

ということができる。

 

 

②文法力

次に英文法だ。

英単語と熟語をしっかりと暗記した状態で英文法に進むと、驚くくらい英文法の理解が進む。国語でも、語彙力が物凄いある人が国文法を学ぶと理解が早いように、英語でも語彙力があれば、英文法の理解が早くなる。

これにはちゃんとした理由がある。

脳は「わからない!」と思った瞬間に、理解する動作が鈍くなる。

だから、知らない英単語や熟語が出てきた時に、知らぬ知らぬ間に脳が拒絶してしまっているのだ。

 

前置きが長くなってしまったが、英文法の勉強方法に進もう。

 

1、Forest等の文法書をじっくり読む

まずは、「理解」しなければならない。英文法に関しては、結局のところ理解しなければならない。

1回で理解しようと思ってはダメだ。これくらいのレベルの英文法を1発ですべて理解できる人はハッキリ言って天才だと思う。私は現役で早稲田大学に進学しているが、高校3年生の時に、10回20回と繰り返すことで英文法はマスターした。

だから、何十回も読む前提でいよう。できないと辛くなるからだ。

 

読む作業には、かなりの時間がかかってしまう。

1日にそんなに進まなくていいから、1つの単元の半分くらい読めばいい。

暗記することも忘れないでほしい。比較の単元を読めば、「no more than 」「not more than 」「no less than」「not less than」などの、どうしても暗記しなければならない内容も出てくる。

そこは愚直に暗記していくしかない。

 

2、文法問題を解く

 

文法書を読んだら、問題を解く。

一般的な文法書は「文型」「時制」など24~25単元に分かれている。1日1単元ずつこなしていけば、1ヵ月ですべて終わるような計算だ。

「文型」のForestを読み終えたら、「文型」の問題を解くといった流れだ。

 

問題を解く時は絶対に書き込まないでやること。なぜなら、何度も何度も解くからだ。

間違えた問題にはチェックをしておいて、前日に学習した内容、前々日に学習した内容をどんどん復習していこう。

 

※理解力がなく全然解けない場合

そうは言っても理解力が乏しく、全然問題が解けない人もいるだろう。

その場合は、赤ペンですべて答えを書いてしまって赤シートで隠しながら覚える要領に勉強方法を切り替えてほしい。

実は私は受験生の時、このタイプだった。

理解 → 暗記
暗記 → 理解

では、後者の勉強方法が性分に合っており、すべてパターンや形で覚えてしまってから、徐々に理解していくタイプだった。

もし、どうしてもForestを何回読んでも理解できず問題を解いてみても解けない場合は、赤ペンで答えをすべて書いてしまって赤シートで隠しながら覚えよう。40~50回繰り返すうちに徐々に理解していくはずだ。

※学校や自分である程度文法をやっている場合

学校などでそこそこ英文法を一通りやっている場合は、いきなり「問題」から解いて良い。

Forestの解いてトレーニングを解いてみる → 答え合わせをする → わからないところ・間違えたところだけ文法書を読む

つまり逆から進めていくような流れだ。

 

 

3、出題形式の文法問題も解く

文法の基礎を終えたら、出題形式の文法問題にも取り組んで欲しい。「Forest解いてトレーニング」などはまさに文法の基礎の基礎だ。

出題形式になっていたり、バラバラになっているものを解いて初めて入試で点数が取れる。

オススメは「ネクステ」か「英頻」だ。

「ネクステ」の場合・・・文法の単元ごとにまとまっている。
「英頻」の場合・・・文法の単元ごとにまとまっていない。バラバラ。

 

ネクステの場合は、出題形式別になっているが、時制だったら時制、比較だったら比較、とまとまって掲載されている。他にもイディオムや語彙、発音も掲載されている。

英頻の場合は文法の単元ごとにまとまっていない。

レベル的には、

ネクステ<英頻

というイメージだ。Forestの解いてトレーニングを相当こなしてから、上記2冊に入れば比較的短期間で終わらせられる内容だ。逆に言うと、文法の基礎ができていないのにネクステや英頻に手をつけると物凄い時間がかかる。

現役の高校生で学校でネクステなどのテストがあり、苦戦している生徒はハッキリ言って基礎文法が身についていないからだ。

私も経験している。

 

 

私個人的には、ここまでの英語学習ができていないのであれば次に進んでは駄目だと考えている。

自分の英語の知識がまっさらになって、0から英語を勉強するとしたら、私は徹底的に英単語・英熟語・英文法を学習する。最初の2~3ヶ月くらいはこの勉強しかしないだろう。

 

3、構文力

次に構文力の勉強方法だ。今までの勉強がほぼ完璧にできていれば、この構文力の単元をこなせば一気に英語力がつく。

私も教え子に、基礎文法と叩き込んだ上で例文を422題暗記させたら、おどろくほど英語力がついた。今までの点と点の知識に線でつながったイメージだ。

構文にはこちらの問題集を使う。

こちらの問題集は「長文」の勉強にもつながるし、「英作文」の勉強にもつながる。自分の受ける大学の出題傾向に応じて、どこまでやるかを決めて欲しい。

1、英語 → 日本語に訳す
2、日本語 → 英語に英作する

シンプルに言うと、この2つだ。

300しかないので、1日10題ずつでもやれば、1ヵ月で終わる。文法力がある状態であれば1日10題ずつはなんら難しくないだろう。

受ける大学に英作文がある場合は、日本語→英語のステップも必ずやってほしい。英作文が無い場合も英語の力をつけたいなら、やっておいて損はない。

 

 

付属のリスニングCDは後で活用する。

 

 

4、精読量

次に精読力の勉強方法は。精読とはその名の通り、1文1文丁寧に訳すことを言う。

1つ前の英語構文300題では構文力をつけながら、精読の練習をしていたようなものだ。精読力をつけるためには、自力で訳す!しか方法はない。

訳を眺めて照らし合わせて英語が訳せるほど甘くはない。

地道に英文を日本語にすることをしてほしい。だった僕らは日本人だから。大学受験のために勉強をしているから。

 

精読力にはこの1冊だ。

基礎英文解釈の技術100は「英文の読み方」を学ぶすばらしい教材だ。使い方は以下の通り。

1、見開きの左上の「例文」を読んで頭の中で訳してみる。
2、解説をじっくり読む。
3、右下の「演習」を自分で訳す。
4、別冊の解説をじっくり読む。

 

これを100題繰り返せばいいだけだ。

「どうしてこの訳になるのかわからない!」「文構造が理解できない!」という場合は、学校の先生や塾の先生に質問しよう。

難関大学を目指している生徒は、「英文解釈の技術」に取り組んでもいいだろう。

「英文解釈の技術」のレベルは早慶や難関国立大学の前期試験レベルの文章だ。かなり骨の折れる文章ばかりなので、時間がある場合は取り組もう。

こちらのリスニングCDも後で活用する。

 

5、多読量

こちらに関しては、勉強方法はもう言わずもがなかもしれない。

とにかくたくさん英文を読んで解くだけだ。数をこなせばこなすほど慣れてくるし、読むスピードも速くなってくる。

多くの受験生が今まですべてのステップをすっとばして、この多読を学校や予備校でやっているから恐ろしいことなのだ。あまりにも勉強効率が悪すぎる。今までのステップを完璧にした状態で多読に進めば、おもしろいほど英語の勉強が捗るのに。

 

使う教材はなんでもいい。

自分の実力に合ったものを選んでくれ。


 

しっかりとここまでのステップにたどり着いた人なら、もうあとは解いて解いて説いて解きまくればいい。

だから問題集も英文が載っているだけではなく、問題も載っているものを選んでほしい。5~10題しか掲載されていないのに、1,500円くらいするのは残念だが・・・5~6冊は取り組みたいところだ。

 

付属のCDもすべて取っておいてくれ。

 

 

6、リスニング

センター試験ではリスニングがあるが、多くの受験にとっては一般入試ではリスニングがない。

英文科を受験する人は長ったらしいリスニングの試験があるが・・・一般入試でリスニング無い人でもこのステップは必ずやってほしい。なぜなら・・・

読むスピードが圧倒的に速くなるからだ!
そして、左から右に流れるように英語が読めるようになるからだ!!
大学入試の英語は限られた時間内で長文を読まなければならない。いつも時間無いに終わらない人にとっては朗報だろう。

 

リスニングの勉強方法は以下の通りだ。

ここで、「英語構文基本300選」「基礎英文解釈の技術」「ハイパートレーニング」などの付属CDが鬼のように効果を発揮する。
1、スクリプトを見ながらリスニングを聞く
2、スクリプトを見ずにリスニングを聞く
3、繰り返し

 

以上だ。これほど簡単にリスニング力がついて英語を読むのが速くなる方法はないだろう。

ポイントは、「過去に読んだことのある文章」をリスニングするというところだ。

まったく読んだことのない文章をリスニングするのは大変だが、読んだことのある文章だったら頭に焼きつきやすい。

 

まずは文章を見ながら(目で追いながら)リスニングを聞く。この目で追う動作が長文読解を速くする。

次に文章を見ずにリスニングだけをする。すると、ビックリするくらい内容が頭に入ってくるし、細かい英単語の発音や意味なども定着する。

「基本構文300選」「基礎英文解釈の技術100」「ハイパートレーニング」

と精読から多読に進んでいったわけだ。実は文章も徐々に長くなっていっているので、順を追って取り組んでくれれば、リスニングの勉強も捗るのだ。

 

英文科を受験する生徒は、長めの文章のリスニングを何題もこなせば力がつく。

初めて聞くリスニングでリスニング力をつけていくなんてナンセンスだ。何度も読んだことのある文章をリスニングすることによって、リスニング力がつくのだ。

 

 

まとめ

 

これが大学受験の英語勉強方法完全版だ。

戦略なしに大学受験の英語を勉強している学生が非常に多くて私は非常に残念がっている。しかもアドバイスを与えてもなかなか自分のスタイルを変えようとしない。

 

真に成功する人物は、成功事例を完璧にモデリングできる人だ。

君はこの勉強方法を愚直にこなしてくれると信じている。

林先生が驚く初耳学で明かした5歳までに学力の基礎が出来上がる件。

たまたまテレビをザッピングしていたところ、今でしょ!の林先生が子育てに関して重要なヒントを語っていた。

これから子育てをするお母さん方にとってとても参考になる内容ばかりだったので紹介したいと思う。

 

5歳までに学力の基礎が出来上がる

林先生が番組内にで発言していたのは、

子供の脳は4~5歳時に驚くほど速いスピードで成長する。
この時期に基礎を作ってあげるとその後の勉強が非常にラクになる。

というものだった。

 

この時期に基礎を作るために重要な内容が以下の通りだ。

 

①発語

とにかく、おしゃべりをさせること。

母親がせわしいタイプだと子供の話を遮ったり、「〇〇なんでしょ?」とまとめてしまうので注意が必要だ。根気よく聞いてあげることを意識したい。

 

②自分の頭で考える

考える力を養うこと

考える力を養うのは簡単ではないが、「考えることを放棄してしまうモノ」を取り除いてあげるのも重要かもしれない。

テレビやスマホなどのデバイスは受動を意識して作られているので、考える力を低下させてしまう。あるいは、「どうしてだと思う?」などのように、子供に質問を投げかける習慣を作るのも重要かもしれない。

 

③パズルなどでたくさん遊ぶ

思考力を養うゲームをたくさんやらせる

私も経験があるが、子供のゲームに付き合ってあげるのは非常に根気のいるだ。いかんせん、時間がかかるし、それだけの時間を割いてあげるのは簡単なことではない。

家事で忙しいお母さんには大変だと思うが、1日30分でも『思考力を養う遊び』を子育てに組み込んであげると良いだろう。

④読み書き

4~5歳で読み書きを教える

ヨコミネ式をご存じのことから、おわかりになると思うが4~5歳の子供で読み書きは全然できる。

最近では小学校1年生の段階で、あいうえおや自分の名前を書けない子がほとんだ。親が子供に教えないので、小学校に入って初めて読み書きをする子がいる。

しかし、4~5歳の段階で読み書きを教えるのとその後がラクだと言うのだ。

実は私は長年の教育業界の経験で、これには大いに賛成できる。小学校1年生の段階で、他の子供達よりも読み書きができる子供はその後も成績がかなり良い。ここでいう読み書きとは、小学校1~3年生レベルの内容だ。

先取りにはなるが、4~5歳の段階で徹底してやってあげるのだ。

ヨコミネ式の読み書きはコチラ

7:00から

 

⑤自然に触れさせる

自然に触れる機会を設ける。

これは、「花まる学習会」が重要視している考えだ。

自然体験をすると、子供は自分で創意工夫を持ってさまざまな遊びをし始める。また神経系の発達にも自然遊びは重要であろう。

 

 

まとめ

これら上記の内容は、実は何度も言われていることではある。

良いとされる子育ての基本中の基本であるかもしれない。結局のところ、親がどれだけ情熱と時間を割いて子育てに取り入れるかどうかなのかもしれない。

正解が無いものだけでに、継続していくうちに「これでいいのか・・・」と心配になってしまうかもしれないが愚直に続けていくことが重要なのかもしれない。

早稲田の「高校生特別聴講制度」で高校生は単位が取れる!

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早稲田大学がなにやらおもしろい取組をしている。

「高校生特別聴講制度」というもので、高校2~3年生で校長の推薦を得たものを対象に早稲田大学の授業が受けられる!というものだ。

しかもそこで取得した単位は早稲田大学に入学後、正式な単位として認定されるのだとか。

 

大学進学を考えている高校生にとっては、実際に大学の授業を集中的に受けられる良い機会なので、今後こういった制度が浸透していくかもしれない。今回はこの「高校生特別聴講制度」について見ていこう。

 

早稲田の高校生特別聴講制度とは?

まず、高校生が大学の授業を受けられるって高校の授業はどうなんの?というのが、私の率直な感想だったのだが、もちろん配慮があるみたいだ。

夏季集中科目、春季集中科目、土曜日授業、平日5時限以降

といった形になっており、高校生でも授業が受けられるようになっている。

通常の大学生と同じように授業を受けられることをウリにしていため、土曜日授業や平日5時限以降の授業を選択する場合は、半期だったり1年間受講するそうだ。

1年間というのはなかなか、長い期間だが・・・一般の高校生だけでなく早稲田大学の付属高校も対象になっているので、なるほどそういった事か!という感もある。

〇募集人数

100名。ただし、1科目あたり若干名になっており、大学生が受講している授業に何名か高校生が混じるようなイメージらしい。

〇聴講科目

1科目のみ。全37講座から選択・出願

〇料金

1単位につき文系は8,000円。理系は10,000円。

これは通常の大学の授業で考えると非常に安い金額だろう。

〇優遇

取得した単位は早稲田大学進学後に正式な単位として認められる。

仮に別の大学に進学したとしても、その大学が入学前単位認定を定めていれば、認定が可能。

 

募集要項の用紙などは、以下のリンクよりダウンロードできる。

早稲田大学エデュケーションセンター

 

 

早稲田の付属生も対象とのことで、外部の一般高校生の生徒がどれだけ受講しているのかは謎だが・・・こういった制度は高校生の知的好奇心や大学進学へのイメージを膨らませるので非常に良いだろう。

埼玉県大宮の鉄道博物館で子供と社会科見学を!

子供に学習体験を積ませるのは非常に重要なことだ。

今回は大人も楽しめて、子供の知的好奇心をくすぐる施設「鉄道博物館」についてご紹介したい。

このブログは「勉強サークル」だ。鉄道博物館がどのように勉強に役立つかについても併せて読んで欲しい。

大宮の鉄道博物館

住所:〒330-0862埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
最寄駅:ニューシャトル「鉄道博物館駅」
営業時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日、年末年始
入館料金:大人1,000円、小中高生、500円、幼児200円
(前売り券での割引アリ

私自身も何度か訪れているので、いくつか写真も載せておく。

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鉄道博物館が学習体験に優れている理由

個人的には鉄道博物館に連れていくのは、①小さな子供の時、②小学校高学年くらいになり文字や歴史がある程度理解できるようになってからの2回連れていくのが良いと考えている。

①歴史の学習になる

鉄道博物館では、日本での鉄道の歴史が年代順に説明されている。

2階には、物凄い距離で明治以降の日本の歴史も交えて鉄道の歴史を紹介しているのだ。

学校の教科書で習った内容に違った形式で触れることができるのは良い経験だ。歴史は興味を持たせることが非常に重要な教科であるから、こういった機会を活用したいものだ。

何度も言うが、本当によく歴史を紹介している。

大人がじっくり読んでいくだけでもかなりの量の知識を得られるだろう。

 

②体験学習ができる

各解のラーニングゾーンでは、実際に物を使って体験ができる。

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例えば、カーブをうまく曲がるためには?などといったような、物を転がして実際に体験できたり、同じ重さのものを動かすにはどれが1番軽く動かせるか?

などの体験学習ができる。

学習というのは、座って知識だけを得る座学よりも「実際に体験して感じる経験」が重要だ。

ラーニングゾーンは小学校高学年には少し難しい内容もあるので、興味を示すものだけやらせると良いだろう。

 

③かっこいい!

私は良い年のおじさんだが、鉄道博物館ではワクワクして興奮してしまった。

男の子は鉄道にかっこよさを感じるのはおわかりになるだろう。大人が子供と一緒に楽しめて学習できる場所はなかなかないので、是非オススメしたい。

ゆとり世代はいつから?と学習塾。個別指導塾との関連性。

文部科学大臣が改めて「脱ゆとり」を発表した。

日本の教育の歴史では詰め込み教育による落ちこぼれを作ってしまったとのことで、海外に習って「ゆとり教育」を実施したわけだが、今後は詰め込み教育と揶揄されぬようにアクティブラーニングを全面導入するようだ。

こうなると、いわゆる「ゆとり世代」と言われる人たちが今後も卑下の対象として見られてしまうのではないかと危惧する声もあり、今回は改めてゆとり世代について見ていきたい。

参考:「脱ゆとり宣言に、ゆとり世代が怒りの声」

 

結局、ゆとり世代はいつからいつまでなのか?

 

ゆとり世代の範囲や定義には諸説ある。

1980年代から学習指導要綱の改定が目指され、実際に施行されたのは小中学校で2002年から、高校で2003年からということになる。

日本の教育システムは中央集権ではなく、地方分権になっているとい特徴から統一までに時間がかかる傾向になる。改善案が出されてから実際に施行されるまでに20年ほどのスパンがかかってしまうのだ。

 

このことから、「ゆとり教育」を受けている世代は、

1987年4月2日生~2004年3月生

を指す場合が多い。実際に1987年4月2日以前に生まれた子供と比べて学校で学習する内容が大幅に削減されているのだ。

 

ゆとり世代の学習時間

ゆとり教育が実施されることが検討された時代は、「落ちこぼれ」が多い時期だった。

中学・高校では学校の規則を守らない生徒、いわゆるヤンキーやスケバンと言われる生徒達が多く教育システムを問題視する声が相次いだ。

そこで、1987年生まれから適用される「ゆとり教育」では大幅に授業時間が削減され、総合的学習が導入された。

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参照:文部科学省

小学校では、総合学習+生活の時間が大幅に増え、中学校では総合学習と選択授業が大幅に増えた。

土曜日が完全休日になり授業日数は減り、総合学習の時間が増えたため必然的に教科学習の時間が減ったのだ。

中学校に関して言えば、昭和37年と比較すると5教科で合計815時間も減っているのだ。

 

 

学習塾との関連性

このゆとり教育がすべての要因ではないが、学習塾の変遷から面白いことがわかる。

まずはこちらのグラフを見て欲しい。

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参考:NikkeiBP

1990年代までは、塾・予備校業界では「集団授業」つまり一斉授業が主流であった。

塾や予備校の授業は先生1人に対して、生徒が10名以上おり同時に指導するものであったのだ。しかも一般的なチェーンの学習塾では「学校の授業に対して予習」として授業を行う形式がほとんどだった。つまり、学校の授業を先取りして「競争に勝つ」というものだったのだ。

それが1990年代のバブル崩壊以降から徐々に変化を遂げ、2000年代からは「個別指導塾」が興隆する。

 

個別指導塾を選択するケースは圧倒的に「学校の授業についていけないから」という理由だ。

授業のフォローや補習を目的として、1人1人の生徒のニーズに合わせての指導を行う。今までのマス授業から個別授業のニーズが高まっていったのだ。

グラフを見ておわかりのように、ゆとり教育の導入以降爆発的に個別指導塾が学習塾市場のパイを食っているのだ。

 

まるでゆとり教育に合わせるかのように個別指導塾が増えている。

 

個別指導塾が増えた理由

私は長年、教育業界に身を置いているがこの大きな大きな流れを自分なりに考えてみたいと思う。

これは間違いなくゆとり教育が生み出した流れだと感じている。

 
①学校の強制力が減ったこと

まず、第一に公立の学校の強制力が減った。

私の時代では、内申点が相対評価だったこともあり「ライバルに差をつける」という点から宿題や学校の予習をよくやったものだ。それが当たり前のようだった。

例えば、英語の授業では、「ノートに英文を書き写す」「英単語の意味調べをする」「日本語訳をしてくる」というのは毎回の授業では当たり前であった。

それが今では大きな宿題と言えば、定期テスト前にワークを提出するくらいだ。

 

子供達にリサーチをしても、そこまで宿題を課されるケースが極端に減っているのだ。

というのも学校の先生の権力が以前よりないため、宿題をやってこなくても大丈夫な環境や風土ができあがってしまっている。

「言い過ぎなのでは?」と思われるかもしれないが、30年前の授業風景と、現代の授業風景を無作為に選んで比較でもできれば違いは瞭然だろう。

 

 

②純粋に学力が低下している

ゆとり教育の実施で純粋に学力は低下している。

強制力がないため、学校以外の教育機関でも子供達は「目標達成能力」が著しく低下しているように思える。

「来週までに〇〇をしなさい」

といった類の課題をこなせない子が増えているのだ。

これは、若手社員のゆとり批判を見れば一目瞭然だろう。当たり前のことが当たり前にできないということなのだ。

1980年代、1990年代は良い意味でも悪い意味でも親が熱心だった。

子供を競争のレールに乗せて中学受験、高校受験でもしのぎを削っていた。が、バブル崩壊後の経済停滞からそういった意識も減ってきた。幼少から教育を受けさせる機会が純粋に減ってきているのだ。

 

 

 

これらが、ゆとり教育にともなって個別指導塾業界が盛り上がってきている関連性だと考えている。

もちろんゆとり世代がすべて悪いというわけではないのでご留意いただきたい。こと勉強に言えば、私は良くない施策だと考えているが芸術やスポーツでは世界に飛び立ち活躍している人がたくさんいるからだ。

物事には光と闇の部分が必ずあるのだ。

万人が満足するシステムなんか存在するわけないのだ。最大公約数的にシステムを検討しなければならない。

 

 

まとめ

ゆとり教育は間違いなく学力低下を招いた。

また社会の大きな流れで公教育の強制力が徐々に衰退してしまった。相まって学習塾業界に新たな個別指導塾という選択肢を増やしたのであろう。

 

 

 

 

アクティブラーニングの全面導入でも活躍できる子育て教育とは?

2020年に学習指導要綱が改訂となる。

生徒が能動的に授業に参加するアクティブラーニングの全面導入が決定されている。今回はアクティブラーニングでもバリバリ成功できる!わが子の育て方について紹介したいと思う。

関連記事:アクティブラーニングとは何か?

アクティブラーニングへの対策

ざっとの復習だが、アクティブラーニングとはグループワーク、発表、ディベート、ディスカッションなどを通して生徒が能動的に授業に参加することだ。

授業の内容の具体例は記事の冒頭のリンクを参照してほしい。

 

アクティブラーニングで求められる能力は以下のような能力だ。

1、調べる能力

アクティブラーニングでは、グループ発表やディスカッションなど能動的に参加しなければならない授業が多くなる。

教えてもらうのではなく自分で検索して調べる力が必要になるのだ。

現在の中高生もアクティブラーニング型の授業では、インターネットを使って調べる行為をするだろう。今後はこの動きが加速していくので、子供の調べる能力を養う必要があるだろう。

 

検索能力を高めるには、紙ベースの検索からスタートして、インターネットにつなげていくと良いだろう。

子供が疑問に思ったことは、なんでも教えてあげるのではなく図書館などに行って子供が自発的に調べる癖をつけさせてあげると良い。

もちろん低学年では自分で本を探し出すのは難しいと思うから、まずは親が本を手に取ってあげて成長するにつれて自分で本を見つけられるようにすると良い。

百科事典や辞書をリビングに置いておいて、子供が疑問に思ったことはすべて調べさせるのも良いだろう。

高学年になったらインターネットでの検索も覚えさせる。

デスクトップ型の大きな画面のパソコンや家族共有のタブレットをリビングに置いておく。親の目の無いところでパソコンを使うのは心配だろうから、みんなでパソコンを使う習慣を作るのも手だ。

小学校高学年くらいになれば、学校でも結構難しい課題が出されるのでインターネットでの検索は必須になるだろう。

なんでもかんでも調べる癖をつけさせるのが重要になる。

 

2、まとめる能力

アクティブラーニングでは、調べてものを発表しなければならない。あるいは自分の知識を自由に引き出すような能力が求められる。

そこで、調べてものをしっかりとまとめる能力も重要なのだ。

 

まとめる能力は親のちょっとしたアドバイスや工夫で身に付けることができる。

 

①線を引かせる

調べて内容で重要な部分に関しては線を引かせたり、印をつけるようにアドバイスをしよう。

膨大な調べた資料の中から、重要な部分をピックアップする能力がつく。おもしろいもので自発的に線を引き始める子もいれば、言われないとわからない子もいる。子供の様子を見ながらアドバイスするかどうか判断しよう。あまり干渉するのも良くないので、見極めが肝心だ。

②ノートにまとめさせる

借りてきた本や参考文献は線を引くことができないので、ノートに書き写させてまとめさせる。

「重要だと思ったとこはノートに書いておけば?」

くらにアドバイスで十分だ。これを繰り返していくうちにまとめる能力がつく。

③印刷させる

インターネットを使って調べて内容はすぐに印刷できるようにしてあげよう。

大量に印刷した内容を読んで、線を引いてまとめて・・・を繰り返していくうちにどんどん賢い子になるだろう。

3、自分の考えを持つ能力

小学生や中学生に「どう思う?」と質問をたずねると、「うーん」「別に」「わからない」と自分の考えを持てない子供が非常に多い。

感想を書きなさい。タイプの宿題が非常に苦手で読書感想文なども書きだせないタイプだ。

こういった子達は答えが決まっている問題以外は非常に苦手で失敗を恐れてしまうタイプに多い。

 

そうならないためにも、自分の考えを持つ能力をつけさせることが重要だ。

一般的におしゃべりな子ほど自分の考えを持ちやすく、内向的でおとなしい子ほど持てないケースが多い。

常に親が、「どう思う?」「なんでそう思ったの?」「おもしろい発想だね」と子供に意見を言わせる機会を設けてあげると良い。

親がせかせかして怒りっぽく子供の話を遮ると、子供は考えることを放棄する。

 

4、自分の考えを述べる能力

上に関連する能力だが、自分の考えを述べる能力も磨かなければならない。

考えは発する中でまとめられていき、言葉にすることによって整理されていく。自分の意見はあっても、それが述べられなければ意味がない。

 

特に、人前になると自分の考えを述べることができなくなる子供いる。

内弁慶で親の前ではペラペラ話をするが、他人の大人の前だとだんまりをきめてしまう。

そういった子供にならないようにするには、様々なアクティビティに参加させて色んな人と接する機会を設けるのも良いだろう。核家族化が進んだせいと、一人遊びが充実した世の中のせいで、子供は周りの人と関わる機会が減っている。

親以外の人の前で話す機会をたくさん与えておけば、緊張せずに人前で自分の考えを述べられるようになる可能性が高い。

 

5、自分の考えを書く能力

自分の考えていることを文字に起こすには訓練が必要だ。

大人でも、文字で相手に何かを伝えるよりも言葉で何かを伝えるの方が楽で、メールするのは億劫だから電話しよう!となることから理解できるだろう。

そして文字にすると相手に伝わる文章を作るのは非常に難しい。

私自身は小中学生の作文を添削する機会がよくあるが、

話し言葉のままだったり
自分にかわからない(相手に伝わらない)
読みづらい

文章が非常に多い。読み手を意識した文章が書けない子が多いのである。

 

自分の考えを書く能力の訓練は、とにかく自由に書かせること&添削で伸びる。

自宅で親がやってあげるのも良いが、プロにお願いして「ことばの教室」などに通わせるのも1つの方法かもしれない。
6、話を聞く能力

人の話を聞く能力も重要になる。

アクティブラーニングではディスカッションや発表などの場が多く設けられるので、周りの友達の話も真剣に聞かなければならない。

人の話を聞く能力というのは、落ち着いて座っていられるか、集中力があるか、相手を思いやり気持ちがあるかなどの力だ。

特に集中力が重要になるだろう。

集中力を高める方法はコチラの記事を参考にしてほしい。

→ 子供の集中力を高める5つの方法

 

7、国語力全般

最後の締めは「国語力全般」としておく。

といのも、アクティブラーニングで最も求められるのは国語力だからだ。

社会でも理科でも、「なぜそうなるのか?」を考えて、まとめて、発表したり、文字で表現したりしなければならない。今まで以上に国語力が問われるといっても過言ではないだろう。

 

だから、読書をたくさんさせたり、語彙力を増強させることが重要なのだ。

残念だが、ただ子育てをしているだけでは高いレベルの国語力は身に付きづらい。東大ママの佐藤氏も子供に絵本1000冊を読み聞かせさせてくらいだ。

親が意識で図書館に連れていったり、本を読ませたりして国語力をつけさせなければならない。

 

 

まとめ

アクティブラーニングに必要な能力と能力の付け方を紹介した。

小さい子供お持ちの保護者様は、子供が将来どんな教育を受けるのか?活躍するためにはどんな準備が必要なのかを理解して本記事を参考にしてほしい。

 

 

文部科学省が導入するアクティブラーニングとは何か?考えうるデメリットとは。

東京オリンピックが開催される2020年に学習指導要綱が改訂される。

文部科学省は「ゆとり教育」との決別を明言しており、ゆとり教育が緩み教育というふうに間違って解釈されたと明言した。

文部科学省は「ゆとり教育」と決別するからといって、以前の「詰め込み教育」に戻るわけではなく、子供の理解の質を高める目的でアクティブラーニングの導入を急いでいる。

またもや、アクティブラーニングという聞きなれない言葉が出てきた!と考える人は多いだろう。今回は、このアクティブラーニングとは何なのかについて解説したい。

 

アクティブラーニングとは?

アクティブラーニングとは・・・

生徒に議論や意見交換、発表などを行わせて能動的に授業に参加し、物事を多角的に考えることだ。

 

つまり、先生が教壇に立って一方的に物事を教えるのではなく子供が「参加型」で学んでいく授業のことをアクティブラーニングと言う。

具体的には、

ディスカッション
ディベート
フィールドワーク
実習
プロジェクト学習

などが挙げられる。

例えば、中学校2年生の歴史の授業にて、「明治維新」を学習するとしよう。

従来の授業では、明治維新が起きた経緯、明治維新の登場人物、明治維新の内容、などなどを先生が教壇に立って黒板を使いながら子供達に説明した。

アクティブラーニングでは、

『なぜ明治維新が起きたのか?』
『明治維新で日本人はどう変わったのか?』

などのトピックを5~6人のグループで調べあげ、発表する。そしてその発表を基に、各グループでディベートを行うといったようなものだ。

 

もちろん従来の授業でも、グループワークなどのアクティブラーニングは導入されていたが、今後はこのアクティブラーニングをもと増やしていこう!というのが文部科学省の狙いだ。

そして、教員にもアクティブラーニングの方法などをレクチャーしなければならないため、しっかりとした行動指針が必要になってくる。それが指導要綱なのだ。

 

 

アクティブラーニングのデメリット

著者の私は、小・中・高・大と日本の教育を受け、現在10年以上教育業界に身を置いている。

大学時代、1年間だが交換留学を通してアメリカの教育も受けた。日本では教育学を専攻しアメリカではpedagogy(教育学)の授業も多く学習した。

そんな私が、現在の日本の教育制度にアクティブラーニングを導入する際のデメリットについて考えてみたいと思う。

 

先に述べておくが、アクティブラーニングに関して反対ではない。

起こり得るデメリットについて述べさせていただく。

 

1、授業の進捗が大幅に遅れる

アクティブラーニングは知識の深化には非常に役立つ。

自分で調べて、自分でまとめて発表したり意見を交換するからだ。だから、単なる知識ではなくより深い知識、そして知識を活用する!という目的には非常に即しているのだ。

しかし、一方で時間がかかり過ぎてしまうというデメリットもある。

例えば、座学で教師が一方的に教える授業であれば1ヵ月で明治時代の授業を行うことは可能だ。一方、アクティブラーニングを導入しての授業だとしたら、1ヵ月でせいぜい明治維新についてしか学べないだろう。他にも自由民権運動、議会、戦争と学ぶことはオンパレードだ。

現在の中学校では、一般的に中学2年生の1年間をかけて日本の歴史をすべて学ぶ。

もし本当にアクティブラーニングを全面的に導入するのであれば、学習する内容を大幅に減らす必要があるのではないだろうか。

現在、文部科学省は、「学習する内容を削減することなく、アクティブラーニングを全面的に導入する」としているので、正直かなり心配である。

 

ちなみにだが、アメリカの大学でアクティブラーニングが大いに機能している理由は、

信じられないほどの予習課題が出されるからだ。次の授業までに関連図書を2冊読んでこい、100ページ読んでこいなんていうのはザラだった。

一方、中学・高校で学習する内容は日本に比べてはるかに少ない印象がある。

 

 

2、受験との歪み

同時に大学受験を中心に受験改革が行われている。高校受験に関しても知識一辺倒ではなく、記述させる問題も増えてきた。

しかし、アクティブラーニングの全面的導入よりも受験改革の方が圧倒的に時間がかかってしまう。これは制度的な問題だからだ。

指導内容と試験であれば、先に指導内容を改革して、それから試験を改革せざるを得ない。先に試験を全面的に改革することは公教育であれば無理だからだ。

 

すると、時期によっては、アクティブラーニングの授業内容が多く導入されているのに、受験は旧態依然のままになってしまう「歪み」が生まれる。

特に日本は塾・予備校産業が活発で都心部では中学3年生の7割が何かしらの学習サービスを利用している。

受験体制がそう簡単に劇的に変化するとは思えないのだ。もしかしら、私立中学・高校に進学する生徒がより大学受験にて有利になるような形が進んでいくかもしれない。

 

 

3、落ちこぼれ層の更なる落ちこぼれ

アクティブラーニングは欧米を中心に導入され、現在日本は遅れて全面的導入を検討している。

私が欧米の教育学で学習した内容だが、アクティブラーニングは落ちこぼれ層のさらなる落ちこぼれを招いてしまうというデータもあった。

というのも、先生が教壇に立って一方的に指導する学習では、ある意味「自分の不出来さがバレずに済む」というメリットがあったのだ。

子供自身が発表する機会が少ない授業形式では、個々人の能力が見えづらい。一方、アクティブラーニングでは、ディベートや発表、グループ学習を行うため、能力の高低が周りに見やすくなってしまうのだ。

実際に、アメリカではアクティブラーニングで力を発揮できない生徒は、いじめやからかいの対象となってしまう。アメリカの映画を見ればよくおわかりになるだろう。

欧米では、日本に比べてLDや自閉症などの生徒達への理解や「受け皿」の準備が整っている。

親もLDや自閉症などの状態に気づいているケースも多く、学校の教師も親に報告をする習慣がついている。そして、LDや自閉症などの場合は特別な環境で授業を受けるようになっているのだ。

一方日本では学習障害(=LD)や自閉症の理解が遅れている。親自体が子供のLDや自閉症に気付いていない場合も多く、普通学級にも、LDや自閉症、発達障害の生徒は何名もおり、普通に授業を受けている。

彼らはアクティブラーニングでは活躍できない場合が多い。

 

するとより一層、勉強ができなくなってしまうというケースもありうるだろう。

 

 

 

上記が私が考える日本にアクティブラーニングを全面導入した場合の考え得るデメリットだ。

何度も言うがアクティブラーニングに反対なわけではない。考え得るデメリットを予め想定しておき、対処が必要だと言いたいのだ。

特に親の場合は、わが子の教育に関することだから自分の子供が活躍できるような手筈を整えてあげるべきだろう。

 

 

 

アクティブラーニング導入の目的

なぜ、今までの授業システムでは駄目なのか?アクティブラーニングを全面導入する目的とは何なのか?

について考えてみよう。

 

抽象的ではなく、間違いなく日本はグローバル化の波に飲まれる。

今の子供が大人になる頃には多くの日本人がアジアを中心として世界中で仕事しているし、多くの外国人が日本で仕事をする。

そこで求められるのは、「ただ知識を詰め込んで覚える」という教育システムから、「知識を活用して問題を解決していく」といった姿勢なのだ。

今はとても抽象的に聞こえるかもしれないが、10年後、20年後この意味が明確になっていくだろう。

 

みんなが同じ仕事をして、みんなが言われたことをやっていればお給料がもらえる時代は残念ながら終わりを迎えつつあるのだ。

アクティブラーニングは「思考力・判断力・表現力」を育成することを目的にしている。「主体性・協働性・多様性」の育成も目的としている。

例えば、小さい頃からグループワークをたくさんこなしていき、協働性を磨くということだ。これがグローバルに活躍する人材の育成に繋がっているわけである。

 

まとめ

お上がアクティブラーニングを全面的に導入すると決めた。

今後、わが子がどんな教育を受けるのかを理解して対策する必要があるだろう。

次回はアクティブラーニングの導入で活躍できる子供を育てる方法でも書こうかと思う。楽しみにしていてくれ。